aikoのブレーキなしのライブエンターテインメントに、ライブハウスを楽しみきるという衝動まで加わると、こんなところまで突っ走っていけてしまうんだと改めて驚いた。
aikoが音楽シーンに登場した同時期に、他にもたくさんの凄い才能の女性シンガーがひしめいて登場して、それぞれいまだに凄いのだが、改めてaikoが作った女性ならではのエネルギーとリーダーシップと繊細な音楽的才能に紐づいた空間掌握力に基づくライブ表現が、その後のアーティストたち(女性も男性も)に与えた影響が突出して大きいというのも感じた。
それをライブハウスで存分に感じられたのも嬉しかったな。
余韻に浸って写真を撮り忘れたので、4月30日にリリースが決定した46枚目のシングル『シネマ/カプセル』のジャケットを載せます。
人生の今の場所に立っているからこそのaikoの歌の切なさと希望が、新曲からも溢れてます。(古河晋)