ポルケッタとはイタリア語で「豚の丸焼き」という意味で、豚丸ごとにハーブやにんにくを詰めて焼く伝統料理だそうです。 肩ロースは豚肉の中でも脂身のバランスが最も良く、味も良いと思うので、肩ロースブロックにハーブとにんにくを刻んで焼いています。 また豚ブロック肉は1%強の塩をすりこんで一晩寝かせると格段に旨みが増します。 脂が多いですが、冷めても美味しくいただけます。 渦巻模様が可愛く、おもてなしにもぴったりです。
2025/01/08
肉を焼く際のポイントを追記しました。
豚肩ロースブロックは真ん中に包丁で切れ目を入れ、約1.5cm程度を残して観音開きにする。 脂身や筋の部分に包丁の先で切れ目を入れ、厚さ1-1.5cm程度の厚さに、平らに形を整える。 塩、こしょうを全体にすりこむ。
にんにく、パセリ、タイムなどお好みのハーブはそれぞれみじん切りにする。 1の肉の片面にハーブを塗り広げ、ハーブを内側にして端から肉を巻いていく。
肉を元の形になるよう丸めたらタコ糸を数か所巻いて形を固定し、ラップで密閉して、冷蔵庫で一晩(6時間以上)置く。
さつまいもはよく洗って皮付きのまま一口大の食べやすい大きさに切り、水(分量外)に20分ほどさらす。 オーブンを160℃に予熱しておく。
3の豚肉の表面をキッチンペーパーで軽く水分を拭き取る。 フライパンにオリーブオイルを熱し、肉の表面全体に焼き色をつける。
耐熱皿に肉を移してさつまいもを横に並べ、フライパンに残った油をさつまいもに回しかける。 160℃に予熱したオーブンで60分焼く。
オーブンから出し、中心まで火が通ったか確認するには、金串を中心に刺し、抜いてみて熱くなっていれば火が通っている。 アルミホイルで包んでしばらく室温に置き、肉汁が落ち着いたら切り分ける。
オーブンの代わりに、ふたのある厚手のフライパンなどでじっくり火を通してもお作りいただけます。 表面を焼く際は、あまりこんがり焼きすぎず、ほどよく焼き色がつく程度に焼き、後は弱火でじっくり火を通すとやわらかく仕上がります。 火の通り具合は工程7のようにして確認できます。 ハーブはタイム、ローズマリー、セージ、フェンネル、イタリアンパセリ、バジルなどが使いやすく、スーパーではサラダ用などで複数の種類が少量ずつパックになったものが置かれていることもあります。
レシピID:473789
更新日:2025/01/08
投稿日:2023/12/19