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上沢直之、日本ハムではなくソフトバンク加入に「いろんな声が上がるのは分かっていました」日本復帰へ「良い決断だったと思えるよう野球で示していければ」
ソフトバンクに新加入した上沢直之投手(30)が26日、福岡市内のホテルで入団会見を行った。
昨オフにポスティングシステムを利用して米球界に挑戦。レッドソックスでメジャー初昇格したが、2試合の登板にとどまり、3Aウースターをフリーエージェントとなっていた。1年での日本復帰に「一番はいろいろ適応しようとした中で、自分の強みが少し分からなくなってしまった。その状態の中で、もう一回来年挑戦して自分のレベルアップにつながるか考えた時、日本の野球にもう一回挑戦して、自分の再構築、レベルアップが必要だと思った。挑戦する前はまさか1年で戻ると思っていなかったですけど。こういう決断になりました」と語った。
日本復帰に当たっては、日本ハム以外の球団に加入することに対し、さまざまな議論も巻き起こった。上沢は「もちろんそこは自分でも分かっていましたし、その中でもホークスを結局僕が最後決断して選んだ道なので」と強調。「いろんな声が上がるのは分かっていましたけど、この決断がより良い決断だったと思えるように、これからの自分の野球で示して行ければ」と活躍を誓った。
上沢は千葉・専大松戸高から2012年にドラフト6位で日本ハム入りし、21年に自己最多の12勝をマークするなど日本球界で通算70勝を挙げた。
NPBでは通算173試合に登板、70勝62敗、防御率3・19。
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