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ライジングゼファー福岡が11連勝でクラブタイにリーチ 浜口炎監督「逆転できる力がついてきた」 西地区独走も【Bリーグ2部】
2024.11.30 21:03(Updated:2024.12.01 00:19)
◆りそなBリーグ2部(B2)福岡94―80青森(30日、照葉積水ハウスアリーナ)
ライジングゼファー福岡が青森とのホーム2連戦で連勝し、10月27日の奈良戦から続く連勝を11に伸ばした。
29日の試合で77―56と快勝した福岡は、この日第1クオーターに4点のビハインドを負う苦しい展開。それでも第2クオーターに福岡大大濠高出身のPG中田嵩基が2本の3点シュートを成功させるなど、チームとしてもこのクオーターだけで32点挙げて一気に逆転した。中村がチームトップの18得点をマークし、11連勝中では10度目となる2桁得点。それでも中村は「相手がギャンブル気味にボールを取りにくるときに受け身な姿勢になってしまうことが多く、2日間とも第1クオーターは追いかける展開になってしまった。もっと貪欲にエナジー(エネルギー)を出してプレーをすればもっとチームが成熟していく」と気を引き締めた。
浜口炎監督は「最近の試合では苦しい展開から逆転できる力がついてきた。何よりも選手層が厚くなったことが大きな要因だと思っている」とチームの成長を実感する。特に中田を「限られた出場時間の中で3点シュートを2本決めるなど、ゲームチェンジャーとして試合の流れを変えてくれた。非常に素晴らしいパフォーマンスだった」と絶賛した。
クラブの連勝記録は2017~18年シーズンの12。福岡は12月7、8日にアウェーで行われる東地区5位の山形戦で連勝すれば記録を塗りかえる。西地区でここ5試合勝ち越しているのは福岡と鹿児島(3勝2敗)だけ。福岡がこのまま連勝を伸ばせば、一気に独走態勢を築く可能性もありそうだ。