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霞ヶ浦用水

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
霞ヶ浦用水
延長 70[1]km
灌漑面積 19,294[1]ha
取水 霞ヶ浦揚水機場茨城県かすみがうら市牛渡)
合流 新治浄水場
新治幹線
藤沢線
八郷幹線
神郡幹線
真壁幹線
筑波幹線
小貝川分水工
関城幹線
関城浄水場
関本幹線
八千代幹線
結城幹線
茂呂線
名崎幹線
諸川分水工
三和幹線
東山田調整池
流域 茨城県土浦市
古河市(旧三和町
石岡市(旧八郷町
結城市
下妻市
常総市
笠間市(旧岩間町を除く)
取手市
つくば市
守谷市
筑西市
坂東市
かすみがうら市
桜川市
つくばみらい市
結城郡八千代町
猿島郡境町
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霞ヶ浦用水(かすみがうらようすい)は、茨城県霞ヶ浦部から茨城県西地域にかけての一帯に農業用、工業用、上水道用のを供給する用水パイプライン)である。

概要

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茨城県かすみがうら市霞ヶ浦揚水機場から古河市東山田調整池に至る70kmの幹線水路と、幹線水路から分岐して農業用の水を導く支線水路からなる[1]水資源開発公団によって1994年平成6年)に開かれ、現在では独立行政法人水資源機構によって管理されている[1]

全区間がパイプラインとトンネルの複合水路系であり、途中筑波1号・2号トンネルでは筑波山地を縦断している。

流域の自治体

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●印が付いているところが現在,霞ヶ浦用水を使用している市町村[1]

供給市町 旧自治体 水道 工業 農業 農地受益面積(ha)
土浦市 土浦市 108
新治村 570
古河市 三和町 1,371
総和町
石岡市 八郷町 996
結城市 768
下妻市 下妻市 654
千代川村 213
常総市 水海道市 552
石下町 471
笠間市 笠間市 78
友部町 546
取手市
つくば市 3,106
守谷市
筑西市 下館市
関城町 484
明野町 1,358
協和町 837
坂東市 岩井市 1,099
猿島町 1,000
かすみがうら市 霞ヶ浦町
千代田町
桜川市 大和村 689
岩瀬町 1,334
真壁町 1,222
つくばみらい市 谷和原村
結城郡八千代町 1,225
猿島郡境町 613

歴史の年表

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  • 1963年11月:県西用水事業計画構想がたてられ、予備調査に着手。
  • 1981年3月:基幹線の建設に着手。
  • 1985年:筑波1号トンネルが完成[1]
  • 1991年:筑波2号トンネルが完成[1]
  • 1994年6月:霞ヶ浦用水建設事業が完了
  • 2003年10月:水資源開発公団は独立行政法人水資源機構に移行[1]

おもな施設

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つくし湖
筑波トンネル[1]
全長14km 高低差7m 最大通水量18.3m³/s
筑波山地を縦断し土浦市から桜川市を繋いでいる。
南椎尾調整池(つくし湖[1]
有効貯水量522×10³m³
桜川市に位置する。筑波山のふもとに位置し、の穏やかな日は湖面に「逆さ筑波」が映る。の名所としても知られる[2]
小貝川水道橋[1]
延長300m 最大通水量7.8m³/s
東山田調整池(きらめき湖[1]
有効貯水量230×10³m³
古河市に位置し、池の周囲は東山田親水公園として整備されている。

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l 水資源機構パンフレット
  2. ^ 桜川市のさくらめぐり”. 桜川市観光協会 (2016年3月25日). 2016年4月23日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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