福徳町
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福徳町 | |
---|---|
北緯35度12分48.56秒 東経136度54分14.04秒 / 北緯35.2134889度 東経136.9039000度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 愛知県 |
市町村 | 名古屋市 |
区 | 北区 |
町名制定 | 1937年(昭和12年)3月1日 |
人口 (2019年(平成31年)1月1日現在)[WEB 1] | |
• 合計 | 2,289人 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
462-0052[WEB 2] |
市外局番 | 052 (名古屋MA)[WEB 3] |
ナンバープレート | 名古屋 |
福徳町(ふくとくちょう)は、愛知県名古屋市北区の地名。現行行政地名は福徳町1丁目から福徳町7丁目と11の字。住居表示未実施[WEB 4]。
地理
[編集]名古屋市北区の西端に位置する。
字一覧
[編集]福徳町には1丁目から7丁目以外に以下の字が設定されており、広瀬島と戸太夫割以外の字は西春日井郡福徳村当時[1]から増減はない。太字は現行字[WEB 5]。
- 色田(いろてん)
- 八反田(はったんた)
- 寄町(よせまち)
- 長直(おさなおし)
- 広瀬嶋(ひろせしま)
- 現在広瀬島と称す。
- 苗代田(なえしろた)
- 水落(みすおち)
- 溝向(みぞむかい)
- 戸太夫(とだゆう)
- 現在戸太夫割と称す。
- 孫六(まごろく)
- 七合(ひちごう)
歴史
[編集]町名の由来
[編集]『尾張国地名考』によると、鎌倉時代に長母寺の僧侶が仏教語より名付けたという[2]。
沿革
[編集]- 南北朝時代から室町時代 - 尾張国春日部郡安食荘の福徳名(みょう)として所在した記録が残る[2]。
- 江戸時代 - 尾張国春日井郡の福徳村として所在。尾張藩領、大代官所支配[2]。
- 1880年(明治13年) - 春日井郡分割に伴い、西春日井郡福徳村となる[2]。
- 1889年(明治22年)10月1日 - 合併に伴い、川中村大字福徳となる[2]。
- 1933年(昭和8年)4月1日 - 合併に伴い、萩野村大字福徳となる[2]。
- 1937年(昭和12年)3月1日 - 合併に伴い、名古屋市西区福徳町となる[2][3]。
- 1944年(昭和19年)2月1日 - 北区成立に伴い、名古屋市北区福徳町となる[4]。
- 1948年(昭和23年)2月 - 愛知県立愛知工業高等学校新校舎が完成し、御器所から移転を果たす[WEB 6]。
- 1962年(昭和37年)11月10日 - 中切町との境界変更[4]。
- 1971年(昭和46年) - 名古屋市営福徳荘が設置される[WEB 7]。
- 1974年(昭和49年) - 名古屋市立光城小学校分校(現名古屋市立川中小学校)が設置される[WEB 8]。
世帯数と人口
[編集]2019年(平成31年)1月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[WEB 1]。
町丁 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
福徳町 | 1,158世帯 | 2,289人 |
人口の変遷
[編集]国勢調査による人口の推移
1995年(平成7年) | 3,553人 | [WEB 9] | |
2000年(平成12年) | 3,063人 | [WEB 10] | |
2005年(平成17年) | 2,824人 | [WEB 11] | |
2010年(平成22年) | 2,495人 | [WEB 12] | |
2015年(平成27年) | 2,363人 | [WEB 13] |
学区
[編集]市立小・中学校に通う場合、学校等は以下の通りとなる[WEB 14]。また、公立高等学校に通う場合の学区は以下の通りとなる[WEB 15]。
番・番地等 | 小学校 | 中学校 | 高等学校 |
---|---|---|---|
全域 | 名古屋市立川中小学校 | 名古屋市立志賀中学校 | 尾張学区 |
施設
[編集]- 愛知県立城北つばさ高等学校
- 名古屋市立川中小学校
- 庄内川ゴルフ倶楽部
- 国土交通省庄内川河川事務所
- 名古屋市上下水道局福徳ポンプ所
- 名古屋市消防局消防装備管理センター
- 名古屋市営福徳荘
- 聖徳寺
- 秋葉神社
- 天理教天治分教会
- 福徳待機宿舎
- 福徳郵政宿舎
- 天理教藤宮分教会
- 名北警察犬・愛犬訓練所
- 末日聖徒イエス・キリスト教会中部施設管理事務所
- 八龍社
- 3丁目8番地に鎮座[5]。高龗神を祭神とする[5]。創建未詳[5]。1632年(寛永9年)社殿再建の棟札が残る[5]。1799年(寛政11年)修復、明治10年11月14日据置公許、明治18年村社指定[5]。例祭日は10月13日[5]。
交通
[編集]道路
[編集]- 愛知県道202号守山西線 - 矢田川の堤防道路として町内を横断する。
ギャラリー
[編集]-
八龍社
-
聖徳寺
-
末日聖徒イエス・キリスト教会中部施設管理事務所
-
福徳待機宿舎(閉鎖)
-
愛知県立愛知工業高等学校正門
-
旧矢田川堤防上に建つ民家
-
名古屋市消防局消防装備管理センター
その他
[編集]日本郵便
[編集]脚注
[編集]WEB
[編集]- ^ a b “町・丁目(大字)別、年齢(10歳階級)別公簿人口(全市・区別)”. 名古屋市 (2019年1月23日). 2019年1月23日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2019年1月6日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年1月6日閲覧。
- ^ “北区の町名一覧”. 名古屋市 (2015年10月21日). 2019年1月12日閲覧。
- ^ “名古屋市道路認定図”. 2013年9月9日閲覧。
- ^ “沿革 本校の歩み”. 愛知県立愛知工業高等学校. 2017年9月11日閲覧。
- ^ 名古屋市住宅都市局 住宅部 住宅管理課 管理係 (2015年4月1日). “市営住宅一覧(北区・西区・中村区)”. 名古屋市役所. 2017年9月11日閲覧。
- ^ “沿革概要”. 名古屋市立川中小学校. 2017年8月4日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2014年3月28日). “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2019年4月27日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2014年5月30日). “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2019年4月27日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2014年6月27日). “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2019年4月27日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2012年1月20日). “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2019年4月27日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2017年1月27日). “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2019年4月27日閲覧。
- ^ “市立小・中学校の通学区域一覧”. 名古屋市 (2018年11月10日). 2019年1月14日閲覧。
- ^ “平成29年度以降の愛知県公立高等学校(全日制課程)入学者選抜における通学区域並びに群及びグループ分け案について”. 愛知県教育委員会 (2015年2月16日). 2019年1月14日閲覧。
- ^ 郵便番号簿 平成29年度版 - 日本郵便. 2019年01月06日閲覧 (PDF)
書籍
[編集]- ^ 北区制50周年記念事業実行委員会 1994, p. 552.
- ^ a b c d e f g 「角川日本地名大辞典」編纂委員会編 1989, p. 1164.
- ^ a b c 名古屋市北区役所市民室 1979, p. 65.
- ^ a b 「角川日本地名大辞典」編纂委員会編 1989, p. 1165.
- ^ a b c d e f 愛知県神社庁 1992, p. 5.
参考文献
[編集]- 名古屋市北区役所市民室『北区 私たちのまち』名古屋市北区役所、1979年3月。
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年。ISBN 4-04-001230-5。
- 愛知県神社庁『愛知県神社名鑑』愛知県神社庁、1992年8月。
- 北区制50周年記念事業実行委員会 編『北区誌』1994年。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- ウィキメディア・コモンズには、福徳町に関するカテゴリがあります。
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