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東祖谷山村

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ひがしいややまそん
東祖谷山村
奥祖谷二重かずら橋
東祖谷山村旗
東祖谷山村旗
東祖谷山村章
東祖谷山村章
東祖谷山村旗 東祖谷山村章
廃止日 2006年3月1日
廃止理由 新設合併
三野町池田町山城町井川町
東祖谷山村西祖谷山村三好市
現在の自治体 三好市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 四国地方
都道府県 徳島県
三好郡
市町村コード 36487-8
面積 228.62 km2
総人口 1,930
(2005年10月1日 国勢調査)
隣接自治体 (東部)美馬市
(北部)美馬郡つるぎ町・三好郡三加茂町
(西部)三好郡西祖谷山村
(南部)長岡郡大豊町香美郡物部村那賀郡那賀町
東祖谷山村役場
所在地 778-0295
徳島県三好郡東祖谷山村字京上157番地2
座標 北緯33度52分04秒 東経133度54分16秒 / 北緯33.86783度 東経133.90444度 / 33.86783; 133.90444座標: 北緯33度52分04秒 東経133度54分16秒 / 北緯33.86783度 東経133.90444度 / 33.86783; 133.90444
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東祖谷山村(ひがしいややまそん)は、徳島県北西部にあった2006年3月1日三好郡内の5町村と合併し、三好市となった。

地理

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高知県と接する山間過疎地域で、剣山(つるぎさん)等の西日本や四国を代表する山河が揃い、豊かな自然に恵まれている。冬季には、積雪や路面凍結が見られ、一部の道路が冬季通行止めになる。

隣接していた自治体

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歴史

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沿革

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  • 江戸時代には、地名の後に、地勢と職を表す字を加えて、自治単位の名称としていた。当時は、地名の「祖谷」に、山深い地勢と農民が多いことを理由に「山」を加えて、祖谷山(いややま)と呼ばれていた。
  • 明治時代に入り、「祖谷山」を地名と解釈し、祖谷山村(いややまそん)となった。
  • 1889年(明治22年) - 美馬郡祖谷山村が分離して美馬郡東祖谷山村、美馬郡西祖谷山村が誕生。 
  • 1950年(昭和25年) - 美馬郡の東祖谷山村と西祖谷山村が三好郡に編入。
  • 2006年(平成18年) - 三好郡三野町池田町山城町井川町西祖谷山村と合併(新設合併)して三好市となる。

行政

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  • 村長:長岡博

姉妹都市・提携都市

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人口構成

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高齢化率が高く、将来の大幅人口減が予測されている。根本的な対策が早急に望まれる。

経済

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産業

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建設業就業者の割合が高い。

地域

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教育

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中学校

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小学校

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交通

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鉄道

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村内を鉄道路線は通っていない。最寄り駅は、JR四国土讃線大歩危駅

路線バス

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  • 阿波池田駅 - 東祖谷久保: 四国交通
  • 東祖谷京上郵便局 - 東祖谷石脇:東祖谷山村営バス

道路

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一般国道

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県道

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観光地

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奥祖谷二重かずら橋(男橋)

名所

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社寺・史跡

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催事

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  • 1月
  • 国際雪合戦四国大会(旧称:源平雪合戦) - 昭和新山国際雪合戦(北海道壮瞥町)の四国地区予選。
  • 5月
    • 剣山山開き
  • 8月
    • 奥祖谷夏まつり
  • 9月
    • 落合三所神社の秋祭り
    • 栗枝渡八幡神社の秋祭り
  • 10月
    • 平家落人の道をたどる旅
    • 祖谷平家まつり - 平家の落人伝説を再現した武者行列まつり。

有名人

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東祖谷山村出身有名人

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東祖谷山村関係有名人

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  • 小笠原長清(武将。阿波小笠原氏の初代。一族で吉野川流域各地を支配した)
  • 三好長慶戦国時代武将。室町幕府を支配した。三好氏の起源は小笠原氏とする説が有名だが、史料が乏しく真偽は不明。)
  • 大西元武(武将。山城町から池田町西部にかけての大西郷を拠点に田井荘を支配した。長宗我部氏に阿波国を追われてからは川之江・轟城を再建して居城とした。大西氏の起源は諸説ある)
  • アレックス・カー(アメリカ合衆国出身の東洋文化研究者。著述家。)

その他

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東祖谷山村を舞台にした作品

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小説

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映画

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脚注

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関連項目

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外部リンク

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