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五番街のマリーへ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「五番街のマリーへ」
ペドロ&カプリシャスシングル
初出アルバム『華麗なるニューポップスの世界』
B面 教会へ行く
リリース
ジャンル J-POP
レーベル 芸音レコード(配給:アトランティック / ワーナー・パイオニア
作詞・作曲
チャート最高順位
  • 週間18位(オリコン
  • 1974年度年間68位(オリコン)
ペドロ&カプリシャス シングル 年表
ジョニィへの伝言
(1973年)
五番街のマリーへ
(1973年)
わたしは旅人
(1974年)
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五番街のマリーへ」(ごばんがいのマリーへ)は、1973年昭和48年)10月25日に発売された日本バンドペドロ&カプリシャスの5枚目のシングルである。ペドロ&カプリシャスの代表曲のひとつである。

概要

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  • 作詞は阿久悠、作曲は都倉俊一による。
  • ボーカルは、2代目ボーカルである高橋まり(現:髙橋真梨子)で、後年髙橋自身によってもカヴァーされている。
  • 前作の「ジョニィへの伝言」に続いて大ヒット[1]。「ジョニィへの伝言」同様に50万枚近い大ヒットとなった[2]
  • オリコンチャートでは「ジョニィへの伝言」同様にロングヒットとなり、シングル売上枚数は21.2万枚を記録した。
  • 発売から42年が経過した2015年の「第66回NHK紅白歌合戦」で髙橋のソロとして歌唱された。
  • 作詞、作曲は船上で行われた。1973年夏に現役のクリエイターが講師をする作詞教室、作曲教室が開催されたが、それは船を使って1週間で日本1周する洋上セミナーだった。講師として乗船していた阿久悠と都倉俊一は、せっかくだから乗船中に1曲作ろうということになり、その期間中に作成したものである[3]

収録曲

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  • 全作詞:阿久悠 作曲・編曲:都倉俊一
  1. 五番街のマリーへ
  2. 教会へ行く

収録アルバム

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カヴァーした主な歌手

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  • ちあきなおみ - 1974年アルバム『円舞曲』等に収録
  • アグネス・チァン(蔣麗萍)(「薄情」というタイトルで広東語でカヴァー,1986年アルバム『午夜過後之舞』に収録)
  • キャリー・クォン(鄺美雲)(「其實你愛我嗎」というタイトルで広東語でカヴァー,1993年アルバム『一生只願愛一次』に収録)
  • ロイ・フォン(呂方)(「給情人的搖籃曲」というタイトルで北京語でカヴァー,2001年アルバム『DEAR』に収録)
  • シャーリーシャウ(蕭孋珠)(「春夢」というタイトルで北京語でカヴァー,1976年アルバム『金色的影子』に収録)
  • 林慧萍(「春夢」というタイトルで北京語でカヴァー,1987年アルバム『不要回頭看』に収録)
  • 江蕙(「想起伊」というタイトルで台湾語でカヴァー,2002年アルバム『紅線』に収録)
  • 石原詢子 - アルバム『我がこころの愛唱歌II ~人情と活気に溢れてたあの時代~』、CD-BOX『石原詢子 時代のうた』に収録
  • 岩崎宏美 - アルバム『Dear Friends II』に収録
  • 杉田二郎 - アルバム『歌鬼2〜阿久悠 vs. フォーク〜』に収録
  • SPEED - アルバム『VISION FACTORY COMPILATION 〜阿久悠、作家生活40周年記念〜』に収録
  • 南沙織 - ライヴ盤CYNTHIA IN CONCERT』に収録
  • ピーター - アルバム『GOLDEN☆BEST ピーター(オリジナルを歌う+スタンダードを歌う)』に収録
  • 堀内孝雄 - アルバム『HELLO FORTY』に収録
  • 桑田佳祐 - ライブビデオ『昭和八十三年度!ひとり紅白歌合戦』に収録
  • GTS - GTS feat. Melodie Sexton 『in the groove』に収録 (artimage/avex trax)
  • 田村芽実 - DVD『CLIP&COVERS』に収録

脚注

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  1. ^ 川上貴光『高橋真梨子とびらを開けて』文藝春秋、2000年、60頁。ISBN 4-16-356-050-5
  2. ^ 『高橋真梨子とびらを開けて』61頁。
  3. ^ 五番街のマリーへ〜700人の女性たちと乗り込んだ大型客船の中で生まれた!? 阿久悠の“無国籍ソング” TAP the POP 2023年12月

関連項目

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外部リンク

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