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ヨンヌ県

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ヨンヌ県
Yonne
Yonne章
ヨンヌ県章
位置
Yonneの位置
概要
県番号 89
地域圏 ブルゴーニュ=フランシュ=コンテ
県庁所在地 オセール
郡庁所在地 アヴァロン
サンス
3
小郡 42
コミューン 454
県議会議長 アンドレ・ヴィリエ
新中道
統計
人口
国内67位
  (2013年)
353,366人
人口密度 48人/km2
面積¹ 7,427 km2
¹ 「French Land Register data」(1平方キロ以上の湖沼、エスチュアリー、氷河などの水面積除く。
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ヨンヌ県 (ヨンヌけん、Yonne) は、フランスブルゴーニュ=フランシュ=コンテ地域圏の県である。名称はセーヌ川の支流ヨンヌ川に由来する。県は都市部から魅力があるとみなされ、転出人口より転入人口が多い。この魅力により、年0.41%の人口増加率を伴うブルゴーニュの最も躍動的な県であることを維持し続けている。

由来

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ヨンヌは前ラテン語でIca-OnaまたはIcaunaと呼ばれていた。ヨンヌ県民をイコーネ(Icaunais)、複数形でイコーネーズ(Icaunaises)というのは古名による。川は大規模な水上貿易の舞台となるだけでなく、突然荒れだすこともあった。

歴史

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1771年当時、現在のヨンヌ県の北西部はフランス王ルイ16世の母方の伯父グザヴィエ・ド・サクスの領地となっていた。フランス革命中の1790年3月4日、県として新設された。かつてのブルゴーニュシャンパーニュ、オルレアネーの一部で構成されており、わずかにニヴェルネーとイル=ド=フランスの一部も含む。

ヨンヌ県の地図。1790年以前の旧州で色分けした図 : シャンパーニュブルゴーニュ、オルレアネー、イル=ド=フランス、ニヴェルネー

地理

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オーブ県コート=ドール県ニエーヴル県ロワレ県セーヌ=エ=マルヌ県と接する。県は自然区分上の地方としてピュイゼ、フォルテルヌも含む。

気候

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大陸性気候の傾向があり、ヨンヌ県の気候は気温のふり幅が大きく、夏は暑く冬は寒い。このため、2003年の熱波の間、オセールは大都市のうち最高気温を記録したコミューンになった(41℃)。県にはいくつかの異なった微気候があり、東西南北および中央部で違いが見られる。多くの場合、オセールを含むオセロワは乾燥していて暖かい。反対に、モルヴァンは降水量が高くなり、夏は冷涼で快適である。冬は頻繁に降雪があり、美しい雪景色をもたらす[1]

人口統計

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人口の増減
1801年 1831年 1841年 1851年 1856年 1861年 1866年
320.596 352.487 362.961 381.133 368.901 370.305 372.589
1872年 1876年 1881年 1886年 1891年 1896年 1901年
363.608 359.070 357.029 355.364 344.688 332.656 321.062
1906年 1911年 1921年 1926年 1931年 1936年 1946年
315.199 303.889 273.118 277.230 275.755 271.685 266.014
1954年 1962年 1968年 1975年 1982年 1990年 1999年
266.410 269.826 283.376 299.851 311.019 323.096 333.221
2006年 2007年
340,091 341,416

参照元: SPLAF[2] et INSEE pour les années 2006[3] et 2007[4]

主なコミューン

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2007年時点で人口2000人以上のコミューンは22で、5000人以上の人口があるのは7であった。全国平均では人口の75%以上が人口2000人ほどの自治体に住んでいるのに対し、ヨンヌ県では県人口の42%が人口2000人以上の自治体で暮らしている。

コミューン 人口
2007

/1999
コミューン 人口
2007

/1999
オセール 37,217[B 1] ==  -1,6 % ブリノン=シュラルマンソン 3,150[B 2] 減少  -2,8 %
サンス 25,843[B 3] 減少  -3,9 % ポン=シュル=ヨンヌ 3,125[B 4] ==  0 %
ジョワニー 10,605[B 5] 増加  5,7 % アポワニー 3,105[B 6] 増加  3,8 %
ミジェンヌ 7,373[B 7] 減少  -9,8 % ヴィルヌーヴ=ラ=ギュイヤール 2,924[B 8] 増加  13,5 %
アヴァロン (ヨンヌ県) 7,366[B 9] 減少  -10,6 % サン=クレマン 2,868[B 10] ==  -0,7 %
ヴィルヌーヴ=シュル=ヨンヌ 5,293[B 11] 減少  -2 % トゥシー 2,671[B 12] 増加  2,7 %
トネール 5,274[B 13] 減少  -11,8 % シュニー 2,572[B 14] ==  1,4 %
サン=フロランタン 4,993[B 15] 減少  -13,1 % シャブリ 2,472[B 16] 減少  -4,8 %
パロン 4,488[B 17] 減少  -7,7 % サン=ジュリアン=デュ=ソー 2,353[B 18] ==  0,2 %
モネトー 3,826[B 19] 減少  -9,4 % シュヴァンヌ 2,153[B 20] 増加  10 %
サン=ジョルジュ=シュル=ボルシュ 3,261[B 21] 増加  3,8 % シャンピニー 2,038[B 22] 増加  7,9 %
Source : Insee[5]

観光

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ヨンヌでは、古代遺跡、歴史的建造物、美術館、有名なワイン(シャブリイランシー)、名物料理が楽しめる。

サンスのサンティテエンヌ大聖堂、サンス美術館(コンクのサント・フォワ修道院に次いで国内第2位の宝物を収蔵)、オセールのサン・ジェルマン修道院、ヴェズレーがある。

脚注

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出典

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  1. ^ Météo 89
  2. ^ Fiche historique du département sur le site du SPLAF. |consulté le= 29 août 2010.
  3. ^ "Recensement de la population au 1er janvier 2006". Insee. 2024年3月6日閲覧
  4. ^ "Évolution et structure de la population du département (de 1968 à 2007)". Insee. 2024年3月6日閲覧
  5. ^ "Résultats du recensement de la population - 2007 - Bases de chiffres clés (évolution et structure de la population)". INSEE. 2012年7月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月6日閲覧
  • 2007年時点にINSEEに掲載されたコミューン人口
  1. ^ "Auxerre". 2024年3月6日閲覧
  2. ^ "Brienon-sur-Armançon". 2024年3月6日閲覧
  3. ^ "Sens". 2024年3月6日閲覧
  4. ^ "Pont-sur-Yonne". 2024年3月6日閲覧
  5. ^ "Joigny". 2024年3月6日閲覧
  6. ^ "Appoigny". 2024年3月6日閲覧
  7. ^ "Migennes". 2024年3月6日閲覧
  8. ^ "Villeneuve-la-Guyard". 2024年3月6日閲覧
  9. ^ "Avallon". 2024年3月6日閲覧
  10. ^ "Saint-Clément". 2024年3月6日閲覧
  11. ^ "Villeneuve-sur-Yonne". 2024年3月6日閲覧
  12. ^ "Toucy". 2024年3月6日閲覧
  13. ^ "Tonnerre". 2024年3月6日閲覧
  14. ^ "Cheny". 2024年3月6日閲覧
  15. ^ "Saint-Florentin". 2024年3月6日閲覧
  16. ^ "Chablis". 2024年3月6日閲覧
  17. ^ "Paron". 2024年3月6日閲覧
  18. ^ "Saint-Julien-du-Sault". 2024年3月6日閲覧
  19. ^ "Monéteau". 2024年3月6日閲覧
  20. ^ "Chevannes". 2024年3月6日閲覧
  21. ^ "Saint-Georges-sur-Baulche". 2024年3月6日閲覧
  22. ^ "Champigny". 2024年3月6日閲覧