フランシス・ティアフォー
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2022年全米オープンでのフランシス・ティアフォー | ||||
基本情報 | ||||
愛称 | ビック・フォー(Big・Foe) | |||
国籍 | アメリカ合衆国 | |||
出身地 | 同・メリーランド州 | |||
生年月日 | 1998年1月20日(26歳) | |||
身長 | 188cm | |||
体重 | 86kg | |||
利き手 | 右 | |||
バックハンド | 両手打ち | |||
ツアー経歴 | ||||
デビュー年 | 2015年 | |||
ツアー通算 | 3勝 | |||
シングルス | 3勝 | |||
ダブルス | 0勝 | |||
生涯獲得賞金 | 13,341,049 アメリカ合衆国ドル | |||
4大大会最高成績・シングルス | ||||
全豪 | ベスト8(2019) | |||
全仏 | 3回戦(2023) | |||
全英 | 4回戦(2022) | |||
全米 | ベスト4(2022・24) | |||
4大大会最高成績・ダブルス | ||||
全豪 | 3回戦(2021) | |||
全仏 | 2回戦(2021・22) | |||
全英 | 1回戦(2017・18) | |||
全米 | 2回戦(2014) | |||
国別対抗戦最高成績 | ||||
デビス杯 | ベスト4(2018) | |||
ホップマン杯 | ラウンドロビン(2019) | |||
キャリア自己最高ランキング | ||||
シングルス | 10位(2023年6月19日) | |||
ダブルス | 160位(2021年11月1日) | |||
2024年12月14日現在 |
フランシス・ティアフォー(Frances Tiafoe, 1998年1月20日 - )は、アメリカ合衆国・メリーランド州ハイアッツビル出身の男子プロテニス選手。ATPツアーでシングルス3勝を挙げている。ATPランキング自己最高位はシングルス10位、ダブルス160位。身長188cm、体重86kg。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。
選手経歴
[編集]ジュニア時代
[編集]両親はシエラレオネ人で、1996年にアメリカ合衆国に移住。父親は建設作業員、母親は夜勤の看護師の元で双子の男の子として生まれた。5歳からトレーニングをして、8歳からはコーチもついて本格的にテニスをする。14歳でジュニア世界ランキングで2位を記録した。オレンジボウル国際テニス選手権を史上最年少の15歳で優勝を果たす。シティ・オープンでツアー初出場となり、1回戦でエフゲニー・ドンスコイに敗れた[1]。翌年にはプロ転向。
2015年 トップ200入り
[編集]年始に800位台で始まった世界ランキングはATPチャレンジャーツアーに出場していくことで5月には300位台までに上昇していた。全仏オープンにワイルドカードでグランドスラム初出場を果たした。1回戦でマルティン・クリザンに敗れた。ウィンストン・セーラム・オープンの1回戦でジェームス・ダックワースを破り、ツアー初勝利を挙げた。全米オープンにもワイルドカードで出場するも、第22シードのビクトル・トロイツキ初戦敗退となったが、大会後にはチャレンジャーレベルで勝ち上がり、準優勝をするなどランキングを上げていき、トップ200入りをする。年間最終ランキングは176位。
2016年 トップ100入り
[編集]カナダのグランビーでのATPチャレンジャーツアー初優勝をはじめとするチャレンジャーレベルでは良い結果を残したが、ツアーレベルではBNPパリバ・オープン1回戦のテイラー・フリッツ戦での1勝のみとなった。全米オープンではジョン・イズナーに初戦敗退するも、10月にはトップ100入りしたを果たした。年間最終ランキングは108位。
2017年 グランドスラム初勝利
[編集]全豪オープンの予選を突破し、本戦1回戦でミハイル・ククシュキンを破り、グランドスラム初勝利。2回戦では第24シードのアレクサンダー・ズベレフに2-6, 3-6, 4-6のストレートで敗れた。
全仏オープンでは1回戦で第28シードのファビオ・フォニーニに4-6, 3-6, 6-3, 6-1, 0-6のフルセットで敗れた。初出場となったウィンブルドン選手権では1回戦でロビン・ハーセに勝利。2回戦では第10シードのアレクサンダー・ズベレフに3-6, 4-6, 3-6のストレートで敗れた。
ウエスタン・アンド・サザン・オープンでは2回戦で当時世界7位のアレクサンダー・ズベレフを4-6, 6-3, 6-4で下し、対トップ10初勝利を挙げた。3回戦ではジョン・イズナーに敗れた。全米オープン1回戦で第3シードのロジャー・フェデラーと対戦し、6-4, 2-6, 1-6, 6-1, 4-6で敗れたものの、フルセットまで縺れ込む激闘を演じた。レーバーカップには世界選抜として初出場。シングルスでマリン・チリッチに敗れた。上海マスターズでは2回戦でサム・クエリーに敗れた。年間最終ランキングは79位。
2018年 ツアー初優勝 トップ50入り
[編集]4月のニューヨーク・オープンで初めてツアー大会でベスト8進出し、デルレイビーチ・オープンではフアン マルティン・デル・ポトロらを破り初の決勝に進出し、ペーター・ゴヨフチクに6-1, 6-4で勝利し、ツアー初優勝を飾った[2]。マイアミ・オープンでは4回戦まで進出した。ミレニアム・エストリル・オープンでは決勝に進出したが、ジョアン・ソウザに敗れた。
ウィンブルドン選手権は1回戦でフェルナンド・ベルダスコ、2回戦でジュリアン・ベネトーを下して、3回戦でカレン・ハチャノフにフルセットの末に敗れた。ナショナル・バンク・オープンでは3回戦でグリゴール・ディミトロフに敗れた。ウエスタン・アンド・サザン・オープンではデニス・シャポバロフに初戦敗退。全米オープンでは1回戦でアドリアン・マナリノを下すも、2回戦でアレックス・デミノーに敗れた。2年連続でレーバーカップに出場して、シングルスでグリゴール・ディミトロフに敗れた。その後は初戦敗退が続き、パリ・マスターズ2回戦でアレクサンダー・ズベレフに敗退した。
ネクストジェネレーション・ATPファイナルに初出場したが、1勝2敗の成績でラウンドロビン敗退に終わった。年間最終ランキングは39位。
2019年 全豪ベスト8 NextGenファイナルズベスト4
[編集]全豪オープン2回戦では第5シードのケビン・アンダーソンを4-6, 6-4, 6-4, 7-5で下して、 4回戦で第20シードのグリゴール・ディミトロフに7-5, 7-6(6), 6-7(1), 7-5で勝利して初のグランドスラムベスト8入り。準々決勝では第2シードのラファエル・ナダルに3-6, 4-6, 2-6のストレートで敗れた。BNPパリバ・オープンでは1回戦でニコラス・ジャリーに初戦敗退。マイアミ・オープンは準々決勝でデニス・シャポバロフに敗れた。
マドリード・オープンでは3回戦でラファエル・ナダルに敗れた。BNLイタリア国際ではジョアン・ソウザに初戦敗退。第32シードとして迎えた全仏オープンではフィリップ・クライノビッチに2-6, 6-4, 3-6, 6-3, 0-6のフルセットの末に初戦敗退。ウィンブルドン選手権では1回戦で第12シードのファビオ・フォニーニに7-5, 4-6, 4-6, 6-3, 4-6のフルセットの末に敗れた。
全米オープンでは2回戦で第6シードのアレクサンダー・ズベレフに3-6, 6-3, 2-6, 6-2, 6-3のフルセットの末に敗れた。上海マスターズでもデニス・シャポバロフに初戦敗退。パリ・マスターズではテイラー・フリッツに初戦敗退。
ネクストジェネレーション・ATPファイナルには2年連続で出場。2勝1敗の成績でベスト4入り。準決勝ではアレックス・デミノーに敗れた。年間最終ランキングは47位。
2020年 グランドスラム4回戦進出
[編集]全豪オープンでは1回戦で第4シードのダニール・メドベージェフに初戦敗退。大会後にトップ50陥落。ウエスタン・アンド・サザン・オープンでは1回戦でアンディ・マリーに敗れたが、全米オープンではグランドスラム4回戦進出。4回戦では第3シードのメドベージェフにストレートで敗れた。全仏オープンでは1回戦でヤン=レナード・ストルフにフルセットの末に初戦敗退。パルマでのATPチャレンジャーツアーでは優勝。年間最終ランキングは59位。
2021年 オリンピック初出場
[編集]全豪オープンでは2回戦で第1シードのノバク・ジョコビッチに敗れた。マイアミ・オープンでは4回戦ではダニール・メドベージェフに敗れた。全仏オープンではスティーブ・ジョンソンに初戦敗退。6月のノッティンガム・チャレンジャーを優勝。ウィンブルドン選手権では1回戦で第3シードのステファノス・チチパスを6-4, 6-4, 6-3のストレートで破る金星を挙げ、2回戦でバセク・ポシュピシルを6-4, 6-4, 6-4のストレートで下すも、3回戦ではカレン・ハチャノフに3-6, 4-6, 4-6のストレートで敗退。
東京2020オリンピックではアメリカ合衆国代表として、初出場するも、2回戦でチチパスに敗退。全米オープンでは3回戦で第5シードのアンドレイ・ルブレフを4-6, 6-3, 7-6(8), 4-6, 6-4のフルセットの熱戦で勝利。2年連続で4回戦進出を果たした。4回戦ではフェリックス・オジェ=アリアシムに6-4, 2-6, 6-7(8), 4-6で敗退。エルステ・バンク・オープンでは予選から勝ち上がり、準決勝でヤニック・シナーを破り、決勝でアレクサンダー・ズベレフに敗れて、準優勝。年間最終ランキングは38位。
2022年 全米ベスト4 トップ20入り
[編集]全豪オープンでは2回戦でテイラー・フリッツに4-6, 3-6, 5-7のストレートで敗退。BNPパリバ・オープンでは3回戦でアンドレイ・ルブレフに3-6, 4-6で敗退。マイアミ・オープンでは4回戦でフランシスコ・セルンドロに7-6(2), 6-7(3), 2-3で敗退。
ミレニアム・エストリル・オープン決勝でセバスティアン・バエスに敗れ、準優勝。マドリード・オープンでは1回戦でクリスチャン・ガリンに1-6, 3-6で敗れた。BNLイタリア国際ではフィリップ・クライノビッチに6-7(7), 6-7(4)で初戦敗退。 全仏オープンでは第24シードとして出場して、初の初戦突破するも、2回戦でダビド・ゴファンに6-3, 6-7(1), 2-6, 4-6で敗れた。
ウィンブルドン選手権では第23シードとして出場して、初の4回戦進出。4回戦ではダビド・ゴファンに6-7(3), 7-5, 7-5, 4-6, 5-7のフルセットの接戦の末に敗れた。
シティ・オープンでは準々決勝でニック・キリオスに7-6(5), 6-7(12), 2-6の熱戦で敗れた。ナショナル・バンク・オープンでは2回戦でフリッツに敗れた。ウエスタン・アンド・サザン・オープンでは1回戦でマッテオ・ベレッティーニに7-6(3), 4-6, 7-6(5)の熱戦で勝利するも、2回戦でセバスチャン・コーダに6-4, 1-6, 4-6で敗れた。
全米オープンでは第22シードで出場。3回戦で第14シードのディエゴ・シュワルツマンに7-6(7), 6-4, 6-4、4回戦では第2シードのラファエル・ナダルを6-4, 4-6, 6-4, 6-3で下す大金星を挙げ、初のベスト8入り。準々決勝では第9シードのアンドレイ・ルブレフに7-6(3), 7-6(0), 6-4のストレートで勝利し、米国勢16年ぶり及び自身初のグランドスラムベスト4入りを決めた。準決勝では第3シードのカルロス・アルカラスに7-6(6), 3-6, 1-6, 7-6(5), 3-6のフルセットの熱戦の末に敗退。
レーバーカップではダブルスでジャック・ソックと組み、今大会を最後に引退を表明したロジャー・フェデラーとラファエル・ナダルとのペアと対決し、4-6, 7-6(2), 11-9の逆転でレジェンドペアを下して、世界選抜の初優勝に貢献。ジャパン・オープンでは決勝でフリッツに6-7(3), 6-7(2)で敗れ、準優勝。パリ・マスターズでは準々決勝でフェリックス・オジェ=アリアシムに敗れた。年間最終ランキングは19位。
2023年 ツアー3勝目 ユナイテッド杯初優勝 トップ10入り
[編集]1月、ユナイテッド・カップではアメリカ合衆国代表として出場し、5戦全勝を挙げ、チームを優勝に導いた。全豪オープンでは第16シードとして出場し、3回戦で第18シードのカレン・ハチャノフに3-6, 4-6, 6-3, 6-7(9)で敗れた。
2月、ダラス・オープンではベスト8進出。準々決勝ではジェフリー・ジョン・ウルフに4-6, 6-3, 6-4で敗れた。
3月、BNPパリバ・オープンでは準々決勝でキャメロン・ノリーを6-4, 6-4のストレートで破り、ATPマスターズ1000初のベスト4進出を果たした。準決勝ではダニール・メドベージェフに5-7, 6-7(4)のストレートで敗れた。マイアミ・オープンでは1回戦で綿貫陽介を6-7(5), 7-6(3), 6-4のフルセットを制す。2回戦ではロレンツォ・ソネゴに3-6, 4-6のストレートで敗れた。
4月、全米男子クレーコート選手権では第1シードとして出場。決勝でトマス・マルティン・エチェベリーを7-6(1), 7-6(6)のストレートで下し、5年2ヶ月ぶりにATPツアー優勝を果たした。ツアー2勝目を挙げた。
5月、マドリード・オープンでは3回戦ではペドロ・カチーンに1-6, 6-7(2)で敗れた。ローマ・マスターズでは3回戦でロレンツォ・ムゼッティに7-5, 4-6, 3-6で敗退。全仏オープンには第12シードとして初の3回戦進出。3回戦では第22シードのアレクサンダー・ズベレフに6-3, 6-7(3), 1-6, 6-7(5)で敗れた。
6月、シュトゥットガルト・オープン決勝でヤン=レナード・ストルフを4-6, 7-6(1), 7-6(8)で破り、芝コート初タイトルかつツアー3勝目を挙げた。大会後には世界ランク10位になり、初のトップ10入り。
7月、ウィンブルドン選手権では第10シードとして出場して、3回戦では第21シードのグリゴール・ディミトロフに2-6, 3-6, 2-6のストレートで敗退。
8月、シティ・オープンでベスト8入り。準々決勝ではダニエル・エバンスに4-6, 5-7のストレートで敗退。ナショナル・バンク・オープンではミロシュ・ラオニッチに7-6(12), 6-7(4), 3-6で初戦敗退。ウエスタン・アンド・サザン・オープンでは2回戦でスタン・ワウリンカに3-6, 4-6のストレートで敗退。
9月、全米オープンでは第10シードとして出場して、2年連続でベスト8入りするも、準々決勝ではベン・シェルトンに2-6, 3-6, 6-7(7), 2-6で敗れた。レーバーカップでは2年連続でチームの優勝に貢献した。
10月、上海マスターズではロレンツォ・ソネゴに6-2, 2-6, 3-6、ジャパン・オープンではアスラン・カラツェフに3-6, 6-7(4)でそれぞれ初戦敗退。エルステ・バンク・オープンではベスト8入りするも、準々決勝でヤニック・シナーに3-6, 4-6のストレートで敗れた。パリ・マスターズではアレクサンダー・ブブリクに3-6, 4-6のストレートで初戦敗退。年間最終ランキングは16位。
2024年 マスターズ準優勝 全米ベスト4 ツアー通算200勝
[編集]1月、香港オープンではベスト8入りするも、準々決勝で商竣程に4-6, 4-6のストレートで敗退。 全豪オープンでは第17シードとして出場し、1回戦ではボルナ・チョリッチを6-3, 7-6(7), 2-6, 6-4で破るも、2回戦でトマーシュ・マハーチに4-6, 4-6, 6-7(5)のストレートで敗れた。
2月、ダラス・オープンでは第1シードとして出場し、ベスト8進出するも、準々決勝でマルコス・ギロンに1-6, 4-6のストレートで敗退。デルレイビーチ・オープンではベスト4進出。準決勝ではトミー・ポールに2-6, 2-6のストレートで敗退。
3月、BNPパリバ・オープンでは3回戦でステファノス・チチパスに3-6, 3-6のストレートで敗退。マイアミ・オープンではクリストファー・オコネルに5-7, 6-7(5)で初戦敗退となった。
4月、全米男子クレーコート選手権では決勝でベン・シェルトンに5-7, 6-4, 3-6で敗れ、準優勝。マドリード・オープンではペドロ・カチーンに6-7(1), 6-3, 4-6で初戦敗退。
5月、ローマ・マスターズではドミニク・コプファーに4-6, 2-6のストレートで初戦敗退。全仏オープンでは2回戦でデニス・シャポバロフに7-6(4), 4-6, 2-6, 4-6で敗れた。
6月、シュトゥットガルト・オープンではベスト8進出。準々決勝ではジャック・ドレイパーに7-5, 4-6, 6-7(1)の逆転で敗れた。クイーンズ・クラブ選手権ではリンキー・ヒジカタ戦で5-7, 6-4, 0-1の時点で途中棄権した。
7月、ウィンブルドン選手権では第29シードとして出場して、3回戦進出。3回戦では第3シードのカルロス・アルカラスに7-5, 2-6, 6-4, 6-7(2), 2-6のフルセットで敗れた。アトランタ・オープンではベスト8進出。準々決勝では西岡良仁に6-7(2), 2-6のストレートで敗れた。
8月、シティ・オープンでは準々決勝でアンドレイ・ルブレフに6-4, 7-6(3)のストレートで破り、ベスト4進出。準決勝ではセバスチャン・コーダに4-6, 4-6のストレートで敗退。ナショナル・バンク・オープンではアレハンドロ・タビロに4-6, 2-6のストレートで初戦敗退するも、ウエスタン・アンド・サザン・オープンでは1回戦でアレハンドロ・ダビドビッチ・フォキナを6-3, 7-6(6)、2回戦ではロレンツォ・ムゼッティを6-3, 6-2、3回戦ではイジー・レヘチカを6-4, 6-7(10), 7-5、準々決勝ではホベルト・ホルカシュを6-3(不戦勝)により、ベスト4進出し、ツアー通算200勝目を達成。準決勝ではホルガ・ルーネを6-4, 1-6, 7-6(4)で下してATPマスターズ1000初の決勝進出。決勝ではヤニック・シナーに6-7(4), 2-6のストレートで敗れるも、準優勝を飾った。
9月、全米オープンでは第20シードとして出場して、3回戦では同胞かつ第13シードのシェルトンを4-6, 7-5, 6-7(5), 6-4, 6-3のフルセットの末に勝利し、4回戦では第28シードのアレクセイ・ポピリンを6-4, 7-6(3), 2-6, 6-3で下して、ベスト8進出する。準々決勝では第9シードのグリゴール・ディミトロフを6-3, 6-7(5), 6-3, 4-1の時点でディミトロフが棄権したため、2022年以来となる2年ぶりにベスト4進出を決めた。準決勝では第12シードのテイラー・フリッツとの6-4, 5-7, 6-4, 4-6, 1-6のフルセットの激戦の末に敗れ、決勝進出とはならなかった。
10月、上海マスターズでは初の3回戦進出。3回戦ではロマン・サフィウリンに7-5, 5-7, 6-7(5)の熱戦の末に敗れた。エルステ・バンク・オープンでは1回戦でキャメロン・ノリーを6-4, 7-6(4)で初戦を突破するも、2回戦でマッテオ・ベレッティーニに3-6, 7-6(8), 3-6で敗れた。パリ・マスターズではジョヴァニ・ンペシ・ペリカールに7-6(5), 6-7(4), 3-6の逆転で初戦敗退となった。年間最終ランキングは18位。
ATPツアー決勝進出結果
[編集]シングルス: 2回 (1勝1敗)
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結果 | No. | 決勝日 | 大会 | サーフェス | 対戦相手 | スコア |
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優勝 | 1. | 2018年2月25日 | デルレイビーチ | ハード | ペーター・ゴヨフチク | 6-1, 6-4 |
準優勝 | 1. | 2018年5月6日 | エストリル | クレー | ジョアン・ソウザ | 4-6, 4-6 |
ダブルス: 1回 (0勝1敗)
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結果 | No. | 決勝日 | 大会 | サーフェス | パートナー | 対戦相手 | スコア |
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準優勝 | 1. | 2017年4月16日 | ヒューストン | クレー | ダスティン・ブラウン | ジュリオ・ペラルタ オラシオ・セバジョス |
6-4, 5-7, [6-10] |
成績
[編集]四大大会シングルス
[編集]- 略語の説明
W | F | SF | QF | #R | RR | Q# | LQ | A | Z# | PO | G | S | B | NMS | P | NH |
W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.
大会 | 2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 | 通算成績 |
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全豪オープン | A | A | Q2 | 2R | 1R | QF | 1R | 2R | 6–5 |
全仏オープン | A | 1R | Q3 | 1R | 1R | 1R | 1R | 0–5 | |
ウィンブルドン | A | A | Q1 | 2R | 3R | 1R | NH | 3–3 | |
全米オープン | Q1 | 1R | 1R | 1R | 2R | 2R | 4R | 5–6 |
大会最高成績
[編集]大会 | 成績 | 年 |
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ATPファイナルズ | A | 出場なし |
インディアンウェルズ | SF | 2023 |
マイアミ | QF | 2019 |
モンテカルロ | A | 出場なし |
マドリード | 3R | 2019, 2023 |
ローマ | 3R | 2023 |
カナダ | 3R | 2018, 2021 |
シンシナティ | F | 2024 |
上海 | 3R | 2024 |
パリ | 2R | 2018 |
オリンピック | 2R | 2021 |
デビスカップ | SF | 2018 |
ユナイテッド・カップ | W | 2023 |
Next Gen ATPファイナルズ | SF | 2019 |
脚注
[編集]- ^ “Tiafoe falls in ATP debut”. www.ksl.com. 2019年4月6日閲覧。
- ^ “20歳のティアフォーがATPツアー初タイトルを獲得”. tennismagazine.jp. 2019年4月7日閲覧。
外部リンク
[編集]- フランシス・ティアフォー - ATPツアーのプロフィール
- フランシス・ティアフォー - 国際テニス連盟
- フランシス・ティアフォー (@FTiafoe) - X(旧Twitter)
- フランシス・ティアフォー (@bigfoe1998) - Instagram