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ウォール・ストリート駅 (IRTレキシントン・アベニュー線)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ウォール・ストリート駅
Wall Street
ニューヨーク市地下鉄
4系統が駅を発車する 地図
駅情報
住所 Wall Street & Broadway
New York, NY 10006
マンハッタン区
地区 フィナンシャル・ディストリクト
座標 北緯40度42分28秒 西経74度00分42秒 / 北緯40.70771度 西経74.011717度 / 40.70771; -74.011717座標: 北緯40度42分28秒 西経74度00分42秒 / 北緯40.70771度 西経74.011717度 / 40.70771; -74.011717
ディビジョン AディビジョンIRT
路線 IRTレキシントン・アベニュー線
運行系統    4 Stops all times (終日)
   5 Stops all times except late nights (深夜帯以外)
接続 バスによる輸送 ニューヨーク市バス: M55, SIM1, SIM2, SIM4, SIM4X, SIM32, SIM34, X27, X28
バスによる輸送 NJTバス: 120
構造 地下駅
ホーム数 相対式ホーム 2面
線路数 2線
その他の情報
開業日 1905年6月12日 (119年前) (1905-06-12)
利用状況
乗客数 (2017)5,704,122[1]減少 7.2%
順位 78位(425駅中)
次の停車駅
北側の隣駅 フルトン・ストリート駅: 4 Stops all times 5 Stops all times except late nights
南側の隣駅 ボウリング・グリーン駅: 4 Stops all times 5 Stops all times except late nights
停車案内表
マーク 説明
Stops all times except late nights 深夜を除く終日停車
Stops all times 終日停車
ウォール・ストリート地下鉄駅
Wall Street Subway Station (IRT)
所在地Under Broadway at Wall Street, New York, NY 10016
座標北緯40度42分27秒 西経74度0分44秒 / 北緯40.70750度 西経74.01222度 / 40.70750; -74.01222
面積less than one acre
建設1905年
建築家Parsons, William Barclay; Heins, George L., et al
建築様式Beaux Arts
複合資産New York City Subway System MPS
NRHP登録番号04001011[2]
NRHP指定日2004年9月17日

ウォール・ストリート駅 (ウォール・ストリートえき、英語: Wall Street) はニューヨーク市地下鉄IRTレキシントン・アベニュー線の駅である。マンハッタン区フィナンシャル・ディストリクトブロードウェイウォール・ストリートの交差点に位置し、4系統が終日、5系統が深夜を除く終日停車する。

歴史

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駅はレキシントン・アベニュー線がフルトン・ストリート駅から当駅まで延伸された1905年6月12日に開業した[3][4]

1994年1月6日、自動改札機が当駅とサウス・フェリー/ホワイトホール・ストリート駅で稼働を開始した[5]

1995年、MTAは付近に他線の駅が多く位置しているためレキシントン・アベニュー線ウォール・ストリート駅かブロードウェイ-7番街線ウォール・ストリート駅のどちらかを廃止することを検討していた。が、最終的にどちらも廃止されることはなく現在も営業を続けている[6]

駅は2004年9月17日にアメリカ合衆国国家歴史登録財に指定された。

駅構造

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G 地上階 出入口
B1
ホーム階
相対式ホーム、右側の扉が開く。
北行線 ウッドローン駅行きフルトン・ストリート駅
イーストチェスター-ダイアー・アベニュー駅行き(フルトン・ストリート駅)
ラッシュ時:ネレイド・アベニュー駅行き(フルトン・ストリート駅)
南行線 クラウン・ハイツ-ユーティカ・アベニュー駅行きボウリング・グリーン駅
深夜帯:ニューロッツ・アベニュー駅行き(ボウリング・グリーン駅)
平日:ブルックリン・カレッジ駅行き(ボウリング・グリーン駅)
週末・夜間:ボウリング・グリーン駅行き(終点)
相対式ホーム、右側の扉が開く。
B2 地下通路 ホーム間連絡通路
BMTナッソー・ストリート線ブロード・ストリート駅乗換通路

駅は相対式ホーム2面と線路2線を有した2面2線の地下駅で、ホームは南北線で僅かにずれている。ホーム中央に南北ホーム間連絡通路への階段があり、駅の出入口の階段は緑色で塗装された湾曲した金属の屋根で覆われている。この屋根は、木や葉をイメージした形に彫刻されている。

出入口

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駅には改札口が3箇所ある。南北ホーム南端にそれぞれ独立した改札口があり、南行ホーム側からはブロードウェイとレクター・ストリートの交差点とブロードウェイとエクスチェンジ・プレイスの間、ブロードウェイ西側に階段が2つ、北行ホーム側からは同地点東側に同じく階段が2つ接続している[7]。残りの1箇所は南行ホーム北端にあり、ブロードウェイとテムズ・ストリートの交差点南西、トリニティ・ビルディングに階段が1つ接続している[7]

また、改札外にはBMTナッソー・ストリート線ブロード・ストリート駅およびIRTブロードウェイ-7番街線ウォール・ストリート駅への地下連絡通路がある[7]

画像

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脚注

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  1. ^ Facts and Figures: Annual Subway Ridership 2012–2017”. メトロポリタン・トランスポーテーション・オーソリティ (July 12, 2018). July 12, 2018閲覧。
  2. ^ National Park Service (9 July 2010). "National Register Information System". National Register of Historic Places. National Park Service. {{cite web}}: Cite webテンプレートでは|access-date=引数が必須です。 (説明)
  3. ^ SUBWAY TRAINS RUN AGAIN THIS MORNING; Through Service Promised for the rush-Hour Crowds. TUNNEL PUMPED OUT AT LAST Big Water Main That Burst Was an Old One, Pressed Into Service Again After a Five-Hour Watch.”. 2016年9月18日閲覧。
  4. ^ SUBWAY TO WALL ST. OPEN IN TEN DAYS; And All the Way to the Bronx by July 1. WHOLE ROAD READY IN AUGUST As to the Air Therein, William Barclay Parsons Says It Is Pure and Can't Be Bettered.”. 2016年9月18日閲覧。
  5. ^ About NYC Transit - History” (2002年10月19日). 2016年9月18日閲覧。
  6. ^ Perez-Pena, Richard (1995年2月25日). “BOARD VOTES CUTS FOR CITY TRANSIT”. ニューヨーク・タイムズ. 2018年5月16日閲覧。
  7. ^ a b c MTA Neighborhood Maps: Lower Manhattan”. mta.info. Metropolitan Transportation Authority (2018年). October 1, 2018閲覧。

参考文献

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外部リンク

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