「安倍晋三銃撃事件」の版間の差分
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== 概要 == |
2022年7月14日 (木) 08:53時点における版
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安倍晋三銃撃事件 | |
---|---|
場所 |
日本 奈良県奈良市 近畿日本鉄道大和西大寺駅北(奈良市西大寺東町2丁目1-56地先) |
座標 | |
標的 | 安倍晋三 |
日付 |
2022年(令和4年)7月8日 午前11時31分頃 (JST) |
概要 | 選挙運動中に発生した在職期間中の国会議員への銃撃・殺害事件 |
原因 | 「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)[注 1]」と「標的」が強い関係性を持っていたと犯人が考えたため |
攻撃手段 | 銃撃 |
攻撃側人数 | 1人 |
武器 | 手製の拳銃 |
死亡者 | 1人(安倍晋三) |
犯人 | 職業不詳の男[12] |
容疑 | 殺人 |
動機 | 「家庭連合」への不満[7][9][5][1][2] |
対処 | 容疑者を現行犯逮捕 |
影響 | 記事内参照 |
管轄 | 奈良県警察(奈良西警察署)、奈良地方検察庁 |
安倍晋三銃撃事件(あべしんぞうじゅうげきじけん)は、2022年(令和4年)7月8日午前11時31分頃、奈良市内の近畿日本鉄道大和西大寺駅付近にて、元内閣総理大臣で衆議院議員の安倍晋三が銃撃され、死亡した事件[13][14]。
概要
街頭演説の背景
安倍は、2022年6月22日公示[15]・7月10日投開票[16]の第26回参議院議員通常選挙に長野県選挙区で立候補した自由民主党公認・松山三四六の応援演説を行うため、7月8日に長野県内へ向かうことを調整していた[17]。ところが6日に松山の女性問題や金銭問題を週刊誌2誌が電子版で記事にした[18][19]ことから、7月7日午後、応援演説は取り止めとなった。同日夕方、自民党は安倍の予定を調整し直し、8日の遊説先を奈良、京都、埼玉の3県に決定した[20][17][21]。奈良県選挙区で立候補した佐藤啓への応援演説について、自由民主党奈良県支部連合会は「推薦団体に知らせたのみで一般への周知はしていない」[21]と会見したが、NHKは「候補者のTwitterや街宣車のアナウンスで告知された」[22]と報じた。
7月8日10時5分、安倍は羽田発の航空便で大阪国際空港(伊丹空港)に到着[23]。同日11時10分頃、近畿日本鉄道(近鉄)大和西大寺駅北口で佐藤啓の街頭演説が始まった。安倍は11時19分頃に現場に到着した[24]。安倍がこの年の参院選の応援で奈良県入りするのは2度目。6月28日に大和西大寺駅付近の別の場所と、生駒駅前の2か所で演説を行っていた[25]。
事件発生
映像外部リンク | |
---|---|
事件発生時の映像(1分44秒) Wall Street Journalによるアップロード動画 |
佐藤啓の街頭演説は大和西大寺駅北口から東に50メートルほど離れた、車道(奈良県道104号谷田奈良線)に囲まれた安全地帯に設置された演説台で行われた。実行犯の男はその右斜め後ろの歩道に立っていた。自民党県連は聴衆の整理のため、スタッフ15人を配置していた[21]。
11時29分頃、安倍は高さ約40センチメートルの台の上で応援演説を開始。男はその直前に歩道と車道の切れ目あたりに移動した。午前11時30分頃、男は左右を確認することなく、車道を横断し、車道のセンターラインを超えたあたりで立ち止まった[26]。安倍が「彼(佐藤)はできない理由を考えるのではなく…」と言ったときであった[27]。男はたすきがけの黒いカバンから、筒状の銃身を粘着テープで巻いた手製の拳銃[注 2]を取り出し、約7メートル先の安倍の方向に照準をあわせ[26][30]、背後から発砲した[31]。1発目は誰にも当たらず、安倍は左後方へ振り返った[24][32][33]。約5メートルの位置まで近づいた男は2発目を発射し[30]、安倍の首の右前部に着弾した。安倍はその場に倒れ込み[34]、意識を失い、心肺停止状態になった[35][36]。警察当局の調べでは、男が車道に歩き出してから1回目の発射までの間隔は「9.1秒」とされた[37]。1発目と2発目の間隔は「2.6秒」とされた[37]。
銃撃した男は奈良県警察に取り押さえられ、11時42分に殺人未遂容疑で現行犯逮捕された[38]。
死亡確認
同日11時43分、救急車が安倍を収容[39]。救急車はドクターヘリの着陸先の平城宮跡歴史公園に向かった。総務省消防庁は右首の銃創、左胸の皮下出血を確認した[40]。12時13分、ドクターヘリが離陸[39]。12時20分、安倍は奈良県立医科大学附属病院へ心肺停止の状態で搬送された[41]。集中治療室で100 単位以上[注 3]にわたる輸血などの治療を受けた[43][44][45]。
16時55分、妻・昭恵が東京都渋谷区富ヶ谷の私邸から病院に駆けつけた[46][47]。医師が輸血を大量に行うなど蘇生措置を実施したことおよび容態を告げ、最終的に「蘇生は難しい」と昭恵が判断[48]。17時3分に出血による死亡が確認された[49][45][48]。67歳没[49]。
内閣総理大臣経験者の襲撃による死亡は、第二次世界大戦後では初めてで、戦前も含めれば1936年2月26日の二・二六事件での高橋是清[注 4]、斎藤実[注 5]以来7人目[50]。日本国憲法下において他殺された現職国会議員は、浅沼稲次郎、丹羽兵助、11代目山村新治郎、石井紘基に続いて5人目である。またG7首脳経験者では、イタリアの元首相アルド・モーロが1978年に殺害されて以来となった。
政府の対応
本事件を受け、政府は8日11時45分[51]、首相官邸の危機管理センターに官邸対策室を設置した[52]。また、警察庁も警備局長をトップとする対策本部を設置した。
12時50分頃[51]、内閣官房長官の松野博一は首相官邸で記者団の取材に応じ、安倍の容体は不明とした上で、参院選に伴う各地での応援演説が予定されていた内閣総理大臣の岸田文雄が、緊急で官邸に戻ることを明らかにした[53]。また、「応援演説などで各地にいる閣僚については、直ちに東京に戻るよう指示を出した」と述べた[53]。
岸田は、正午頃に山形県寒河江市にある道の駅寒河江にて応援演説を行う予定であり、演説前に「ただいま安倍元総理が負傷されるという不確定ですが情報が入りました」とのアナウンスが入った後に岸田が約13分間の演説を行った。演説後、自民党選挙対策委員長の遠藤利明が岸田へ「総裁、急用ができましたのですぐ解散いたします。ご了解いただきたいと思います。」と伝えた後、支援者と触れ合うことなく車に乗り込み、同県東根市の陸上自衛隊神町駐屯地へと向かった[54]。その後航空自衛隊松島基地、東京国際空港を経由し陸上自衛隊ヘリコプターで午後2時29分に首相官邸へと戻った[55]。首相官邸へ戻ると共に、G20会合のためインドネシアを訪問中だった外務大臣の林芳正を除く全閣僚に対して速やかに選挙応援を中止し帰京するよう改めて指示を出した[56][57]。14時46分、岸田は記者団の取材に応じ、犯行を「卑劣な蛮行」と非難した上で、「今(容体が)深刻な状況にあると聞いている。今現在、懸命の救急措置が行われている。まずは安倍元首相が何とか一命を取り留めていただくよう、心から祈りたい」と声を震わせながら語った[58]。
16時30分、緊急の関係閣僚会議が行われた[51]。国家公安委員長の二之湯智は会議後、記者団に対し「首相から閣僚らへの警護・警備を一層、強化し、選挙を公平に実施できるように要請があった」と述べた[59]。また、二之湯から、警察庁に警護および警備の強化を指示したことを明らかにした[59]。総務大臣の金子恭之は「このような蛮行があっても、しっかり選挙を行う体制を整える」と述べ、総務省の選挙担当部署に対策強化の指示を出す考えを示した[60]。
18時55分[51]、岸田が記者会見し、「偉大な政治家をこうした形で失い、残念でならない」などと述べ、安倍の死去を伝えた[61]。
11日にはこれまでの功績を受ける形で、安倍を従一位に叙するとともに、死去した8日に遡って大勲位菊花大綬章及び大勲位菊花章頸飾を追贈することを持ち回り閣議に於いて決定した。戦後の首相経験者で最高位の勲章である大勲位菊花章頸飾が授与されるのは中曽根康弘(2019年11月死去)以来4人目[注 6][62][63]。
遺体搬送・弔問
8日21時前には、奈良医大附属病院に前内閣総理大臣の菅義偉が入り[64]、その後、内閣官房長官の松野が入った[65]。
安倍の遺体は司法解剖に付された後、妻の昭恵とともに翌9日5時55分、奈良医大附属病院を出発[66]。遺体を乗せた車の前後に5台の関係車両がつき、そのうち1台には元防衛大臣の稲田朋美の姿もあった。同日13時35分、東京都内の私邸に無言の帰宅を果たした。到着時には自民党政務調査会長の高市早苗と自民党総務会長の福田達夫[67]、親交が深かったフジサンケイグループ会長の日枝久らが出迎え、その後、選挙応援の合間を縫う形で岸田のほか、元内閣総理大臣の森喜朗、元内閣総理大臣の小泉純一郎、衆議院議長の細田博之、参議院議長の山東昭子、元自民党幹事長の二階俊博、側近で経済産業大臣の萩生田光一、国土交通大臣の斉藤鉄夫(公明党所属)、東京都知事の小池百合子らが弔問に訪れた[68]。
10日は、自民党幹事長の茂木敏充や、元衆議院議員の亀井静香、楽天グループ会長兼社長の三木谷浩史らが安倍の私邸を弔問した[69][70]。また、駐日アメリカ大使のラーム・エマニュエルは家族や大使館関係者を連れて、弔問に訪れた[71]。
事件現場では、連日献花に訪れる参列者で長蛇の列を成した[72][73]。また、11日から15日にかけて、自民党本部でも追悼の献花と記帳を受け付けることとなった[74]。
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現場近くに設けられた献花台(2022年7月11日)
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献花のために並ぶ長蛇の列(2022年7月11日)
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自民党本部にて特設で設置された献花・記帳台。半旗も掲揚されている。(2022年7月12日)
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日本台湾交流協会台北事務所前のメッセージボード(2022年7月11日)
通夜・葬儀
11日、通夜が東京都港区の増上寺において関係者のみで執り行われた。喪主は妻の昭恵[75]。天皇徳仁・皇后雅子が香典にあたる祭粢料、御供物の品と花1対を贈り、名代として侍従が焼香した[76]。また、岸田や前首相の菅、自民党副総裁の麻生太郎、駐日アメリカ大使のエマニュエル、アメリカ財務長官のジャネット・イエレン、日本銀行総裁の黒田東彦、立憲民主党代表の泉健太、国民民主党代表の玉木雄一郎、フジサンケイグループ代表の日枝、楽天グループ会長兼社長の三木谷、トヨタ自動車社長の豊田章男、セガサミーホールディングス会長の里見治ら、国会議員や各国大使、ゆかりのある経済人や文化人約2,500人が焼香に訪れた[77]。
12日に葬儀・告別式が行われ、この日までに259の国、機関から約1,700件の弔意のメッセージが届けられた。葬儀後に安倍の棺を載せた霊柩車が首相官邸、自民党本部、国会議事堂を回り岸田や国会議員、自民党幹部、職員など関係者のほか、沿道で多数の一般市民が見送り、桐ヶ谷斎場に到着し荼毘に付された[78][79]。
後日に東京都内と出身地の山口県内でお別れの会が実施される予定である[77]が、各国から弔問を希望する連絡が外務省へ相次いでおり、さらに自民党内や保守層を中心とした世論から国葬を求める声もある[80]。政府は秋に国葬を行う方針を固めた[81]。
捜査・検証
実行犯
未成年だったとき、母親が世界基督教統一神霊協会(現・世界平和統一家庭連合。旧統一教会。略称「家庭連合」)に入信し[83][5][1][4]、1998年頃には正会員となった[84][注 7]。同年10月に母親は奈良市内2か所にある宅地を祖父から相続するが[37]、それらの土地と男ら3人の子供と一緒に住んでいた住宅を1999年6月までに売却して統一教会に1億円を献金した[87]。1999年3月、男は奈良県の県立高校を卒業[88]。2002年8月、1億円の献金が原因で母親は自己破産した[87][89]。同年、男は任期制自衛官として海上自衛隊に入隊、佐世保教育隊を経て呉基地の護衛艦「まつゆき」で艦載兵器を取り扱う砲雷科に配属され[90]、3年後の2005年に任期満了で退職した[82][91][92]。
男は事件後の取り調べで「母親が旧統一教会に入会し、多額のお金を振り込んだ影響で破産したことがそもそもの元凶」「家庭生活がめちゃくちゃになり、(同団体を)絶対成敗しないといけないと思った」と供述[93]。この頃から、創設者の文鮮明の妻で、総裁の韓鶴子(韓国在住)の命を狙い続けた。2019年10月6日に常滑市の愛知県国際展示場で開催された集会にメインスピーカーとして参加するため、韓が来日[94]。このとき火炎瓶をもって会場に向かうが、「教会のメンバーしか会場内に入れなかったので、行くだけで何もできなかった」という。その後、新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、韓が来日する機会は閉ざされ、男も韓国への渡航を諦めた。男は「元凶は韓総裁かと思ったが、韓総裁を日本に連れてきた岸信介元首相の孫ということで、安倍元首相も一緒と思った」と供述[95][93]。また、「安倍氏が統一教会を日本で広めたと思っていた」と説明している[96]。
2021年9月12日、家庭連合系の天宙平和連合(UPF)が韓国の会場とオンラインで開いた集会「希望前進大会」に、安倍は「今日に至るまでUPFとともに世界各地の紛争の解決、とりわけ朝鮮半島の平和的統一に向けて努力されてきた韓鶴子総裁をはじめ、皆さまに敬意を表します」「UPFの平和ビジョンにおいても、家庭の価値を強調する点を高く評価いたします」とのビデオメッセージを送った[5][97][89]。天宙平和連合は韓と文鮮明が2005年にニューヨークで創設したNGOだった[98][97]。集会の様子はインターネット上で視聴可能な状態におかれた[注 8]。男は「2022年3月~4月に動画を見て、安倍氏と団体につながりがあると思い、絶対に殺さなければいけないと確信した」と供述している[101][96]。
2022年6月22日に参院選が公示。男は、安倍が、7月7日夜に岡山市で開かれる小野田紀美の個人演説会に弁士として参加することを自民党のウェブサイトで知った[95][注 9]。このとき男は初めて安倍の殺害を実行に移すことを決意したという[96]。事件前日にあたる7月7日未明、男は奈良市三条大路の家庭連合の建物に対して自作の銃の試し撃ちを行った[103]。のちに近所の住人が、午前3時半から4時頃までの間に大きな破裂音を聞いたと証言している[104]。同日、男は3発発射できる銃を持参して新幹線に乗り、会場の岡山市民会館に向かった。夜7時、小野の個人演説会が開幕[105]。安倍は冒頭の10分間、応援演説を行った[106]。しかし襲撃には至らなかった。「手荷物検査などがあって近づけなかった」と供述している[107][108]。自民党はこの日の午後、8日の安倍の遊説先を長野から奈良に急遽変更した[20][17]。男は諦めかけていたが、自宅へ帰る途中、翌日に奈良に来る情報を自民党のウェブサイトで知った[95][109]。
7月8日10時前、男は自宅最寄りの近鉄新大宮駅で改札を通り、数分後に大和西大寺駅に到着。現場付近を下見した[110]。11時31分頃、男はマスクに眼鏡、グレーの半袖シャツに[111]長ズボン姿で犯行におよんだ[82]。その後、11時42分に殺人未遂容疑で現行犯逮捕[38]。奈良西警察署に移送され、取り調べが行われた[112]。
同日17時15分頃、男の自宅での家宅捜索が開始された。自宅から複数の手製の銃[113]や爆発物[114]が発見され、近隣住民に避難が呼びかけられた[114]。また、押収されたパソコンには武器製造に関するウェブサイトの閲覧履歴が残っていた[115]。男は「硝酸アンモニウムや硫黄、木炭などを混ぜて黒色火薬を作ったほか、花火から火薬を取り出した」「火薬をつくる方法はネットで調べた」と供述している[116]。
7月9日、家庭連合の米国事務所は声明を発表。暴力を非難するとともに「銃は我々の宗教的信念や慣行と相容れないものである」と述べた。翌10日、同団体の東京事務所の代表は、男の母親が信者であることを確認した[4]。
7月10日午前、容疑を殺人に切り替え、男は奈良地方検察庁へと送検された[117]。
7月11日14時、家庭連合会長の田中富広は会見し、男は在籍していないものの、男の母親は家庭連合の正会員であり、母親は月に1度程度は家庭連合の行事に参加していたことを明らかにした[9]。なお、安倍について、家庭連合は、「友好団体が主催する行事にメッセージが送られてきたことがあり、『世界平和運動』に関しては賛意を示してくれた」としつつ、「会員や顧問になったことはない」「選挙協力も安倍元首相についてはない」としている[118]。
家庭連合側は会見で「過去に献金トラブルもあったが、2009年からコンプライアンスを徹底した。今は献金の強要はしていない」とも説明していたが、翌12日には連合が信者に献金や奉仕を強要しているとして被害救済などに取り組んでいる「全国霊感商法対策弁護士連絡会」も記者会見を開き、元信者への返金を命じる民事裁判の判決が近年も相次いでいるとして「(同連合による)献金の強要はないという説明はうそ」と述べた。また、同連絡会はあわせて政治家に対して、同連合への支持を表明するような行為を慎むよう求める声明を公表した[99][119]。
司法解剖
7月9日、奈良県警により公表された安倍の司法解剖の結果によると、死因は失血死であり、左上腕部が狙撃され、左右の鎖骨下動脈を損傷したことが致命傷となった[120]。
警備上の問題
7月9日夕方、奈良県警本部長の鬼塚友章が会見し「警護、警備に問題があったことは否定できない。本部長として痛恨の極みで、27年余の警察官人生で最大の悔恨だ」と謝罪。安倍の警護計画書については自らが事件当日に承認したと説明し、「警護の態勢か配置状況なのか、個々の警護員の能力なのか、さまざまな問題点を早急に確認し、対策の見直しをはかっていく必要がある」と述べ、警察庁と連携して検証する考えを明らかにした[121]。当日は奈良県警警備部の参事官をトップとするチームが警護にあたるとともに、警視庁から派遣されたSPが1名配置されていた[122]。
同月12日、警察庁長官の中村格も会見で「警察としての責任を果たせなかったことを極めて重く受け止めている」とした上で、「警察庁の関与のあり方にも問題があった。長官として慚愧に堪えない。責任は誠に重いと考えている」と述べ、警備体制の責任を認める発言を行っている[123]。
同日、国家公安委員会委員長の二之湯智は会見で「警護警備に責任を有する警察を主管する大臣として非常に重く受け止めている」とした上で、警護警備に関する検証・見直しのための委員会を立ち上げるように指示したことを明らかにした[124]。
これまでに下記の点が警備上の問題として挙げられている。
- 警護にあたっていた警視庁のSPや奈良県警の警察官は主に前を向いていたため、安倍の背後は、事実上「がら空き」の状態になっていた。警視庁特殊部隊の元隊員は「背後を警備していないのはあり得ない」と指摘[26]。
- 男が車道に進み出て、安倍の約7メートル後ろで立ち止まり、最初の発砲をするまでに「9.1秒」の時間があった[37]。その9.1秒の間、警察官らが男の動きに気づかなかったことが問題視された。TBSは「悲劇を防げた『空白の5秒間[注 10]』」と報じた[26]。元警視総監の米村敏朗は「ほかの人とは明らかに異なる動きをしながら歩いて向かってくる時点で不審者と見込まれるため、警察官がすぐに制止する必要があった」と指摘した[125]。ガードレール内で安倍の後方の警護を担当してた警視庁のSPは、道路を通り過ぎる自転車などを注視しており、発砲音がするまで男に気づかなかったと説明している[126]。
- 最初の発砲から2発目までに「2.6秒」の時間があった[37]。中東や南西アジアで外交官らの警護を担当したアメリカ人の警備コンサルタントは銃撃の映像を見て「(2発目までの)反応が少し遅いように見える」とコメント[127]。
- 最初の発砲から2発目までの約3秒間に身をていして安倍の被弾を防ぐ警察官の姿が確認できない[128]。外国の日本大使館での警護を担当した元警視庁の警察官は「警護の対象人物に覆いかぶさるか、タックルで寝転がして、標的を小さくする対処方法は要人警護の基本であるが、この基本が守られていない」「安倍元首相を寝転がしていれば、被弾したとしても、致命傷にはならなかったと思う」とコメントした[129]。
影響
参議院選挙
事件当日は第26回参議院議員通常選挙の選挙期間中であり、各政党は街頭演説などの選挙活動を予定していたが[131]、事件を受けて自由民主党・立憲民主党・公明党・日本維新の会・国民民主党・NHK党は同日中の選挙活動を見合わせた[131]。一方で、日本共産党の志位和夫は「暴力に対して民主主義が屈したという形になってはいけない」として選挙活動を続ける意向を示した[131]。れいわ新選組・社会民主党も選挙活動を続けた[132]。
翌9日の選挙活動について、自民党総裁の岸田文雄は、8日の記者会見で「民主主義の根幹である自由で公正な選挙は絶対守り抜かなければならない。暴力に屈してはならない」と述べ、予定通り行うこととし[133]、各党党首も同様の理由で予定通りの選挙活動を行った[134]。NHK党党首の立花孝志は秋葉原での選挙演説の冒頭で黙とうを呼び掛けた[135]。また、会場では金属探知機が用意されたり、手荷物検査が実施されたりする場所もあるなど、物々しい雰囲気となった[136]。首相経験者の応援演説では、陣営スタッフは時事通信社の取材に対し、「スタッフの数はいつも通りだが、警察はいつもより多く感じる」と述べた[136]。
総務省は10日に行われる投開票が安全に行えるよう、各地の選挙管理委員会に、警察などとの連絡体制の構築や確認を求めた[134]。
経済
本事件により、日経平均株価は上げ幅を縮小した[137]。円が対ドル、対ユーロなどで1 円程度急騰した[138]。
メディア・イベント
7月8日
日本放送協会(NHK)や民放のテレビ各局は、ゴールデン・プライムタイムを含む8日の番組編成を急遽変更し、報道特別番組に切り替えた[139][140][141][142]。また、NHKニュース・防災アプリやTVerなどで報道特別番組のリアルタイム配信が行われた[143]。
- NHKは、11時47分にニュース番組に切り替え、速報で事件発生を報じた。正午の通常ニュースも同事件を報道し、その後も報道を続けた[141]。
- 日本テレビは、11時55分より放送を開始していた情報番組『ヒルナンデス!』の放送内容を変更し、正午ごろより報道フロアからの報道に切り替えた[141]。19時から放送予定であった『クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?SP』、21時から放送予定であった『金曜ロードショー』枠の映画『竜とそばかすの姫』はそれぞれ休止し、19時から『NNN news every.特別版』、21時から『news zero特別版』を編成した[139]。
- TBSテレビは、『ひるおび』内で事件を報じ、午後2時から報道特別番組を編成した[142]。19時から放送予定であった『この歌詞が刺さった!グッとフレーズ』と、同日は23時15分からの放送予定[注 11]であった『A-Studio+』を休止、また22時から放送予定であった金曜ドラマ『石子と羽男-そんなコトで訴えます?-』の初回放送を翌週15日に延期し、『Nスタ』と『news23』による報道特別番組を編成した[142]。
- テレビ朝日は、『大下容子ワイド!スクランブル』内で事件を報じ、13時から放送予定であった『徹子の部屋』と13時30分から放送予定であった『DAIGOも台所〜きょうの献立何にする?〜』(朝日放送テレビ制作)、その後の『東京サイト』やテレビドラマ再放送を休止し、放送時間を延長した[140][141]。また、その後の『スーパーJチャンネル』も拡大版を編成した[142]。18時50分から放送予定であった『ザワつく!金曜日』、20時から放送予定であった『マツコ&有吉 かりそめ天国 2時間SP』をそれぞれ休止し、21時54分から放送予定であった『報道ステーション』を前倒して放送した[139][142]。
- フジテレビは、11時45分より放送を開始していた情報番組『ポップUP!』の放送内容を変更し、正午から報道センターからの報道に切り替えた[141][142]。また、19時以降に放送予定であった『坂上どうぶつ王国 3時間SP』『人志松本の酒のツマミになる話』『週末はウマでしょ!』『全力!脱力タイムズ』『ネタパレ』をそれぞれ休止し、『FNN緊急特報』を編成した[139]。
- テレビ東京は、12時27分『昼めし旅 〜あなたのご飯見せてください!〜』を中断して本事件の速報を報道[144]。しばらくして『昼めし旅』は再開するが12時48分に再び中断し、内閣官房長官・松野の会見を伝えた[144]。その後『午後のロードショー』枠の映画『トリプルX』でも一時中断し、岸田のコメントを放送したのち、『ゆうがたサテライト』内でも本事件を報道した[144]。17時10分からは報道特別番組を編成し、その後の子供向け番組『ウタぷしゅ』中、再び番組を中断し、安倍の死去を報じた[144]。それ以降は、アニメ番組『パウ・パトロール』、『妖怪ウォッチ♪』、『ポケットモンスター』と単発バラエティ番組『所でナンじゃこりゃ!?』を通常通り放送し、『日経スペシャル ガイアの夜明け』、『ワールドビジネスサテライト』も放送時間を変えず通常通り放送した[139][145][146]。
ラジオ局においても、TBSラジオ[147]やTOKYO FM[148]など、通常編成を中断し報道特別番組を放送した局もあった。
安倍のものまねで知られる、ビスケッティ・佐竹正史が出演するラジオ番組『JPとビスケッティ佐竹の「どよめく化け者」』は「諸事情により」、同日の放送を見送った[149]。
TOKYO MXなどで同日深夜(翌日9日未明)に放送予定であった、テレビアニメ『てっぺんっ!!!!!!!!!!!!!!!』の第2話が「諸般の事情により」放送休止となり、第1話の再放送に差し替えられた[150]。本編には、大統領暗殺計画を阻止する内容があるため、本事件を配慮したものとみられる[151]。なお、翌週16日は第3話を放送すると予告されており[150]、第2話のあらすじは公式ウェブサイトから削除されている[151]。
吉本興業などの芸能事務所、映画会社などがイベントの開催を中止した[152][153]。また、一部のYouTuberも8日の動画配信を取り止めた[153]。
7月9日以降
事件発生から一夜明けた9日以降は一部の事前収録の情報番組を生放送に差し替えた事例や以下の事例を除き、テレビ各局共にほぼ通常通りの編成に復帰した[154][155]。
- NHK総合テレビは、7月9日19時30分から放送予定であった『第11回明石家紅白!』を休止・延期し、直前の『NHKニュース7』を20時まで拡大。直後の20時台には『NHKスペシャル』を急遽編成し、「安倍晋三元首相 銃撃事件の衝撃」と題した特別番組を放送することを8日に発表。また、11日の『クローズアップ現代』でも「緊急報告・安倍元首相銃撃の衝撃」を放送した[156]。
- NHK Eテレは、7月11日と12日の『忍たま乱太郎』を内容を変更して放送すると発表した[157]。
- テレビ朝日は、7月9日21時55分から放送予定であった『電脳ワールドワイ動ショー』を休止し、直前の『サタデーステーション』を22時55分まで拡大することを同日に発表した[158]。
- TBSテレビは、7月9日21時から放送予定であった『世界・ふしぎ発見!』を休止し、22時から放送予定であった『情報7daysニュースキャスター』を拡大・前倒しすることを8日に発表した[159]。
- テレビ東京は、7月9日13時28分から放送予定であった『Are you ready?池上彰の参院選直前SP』[注 12]を休止の上ネット配信に変更し[注 13]、緊急報道特別番組を編成することを同日発表した[144]。
- フジテレビは、7月9日16時30分から放送予定であった『FNS歌謡祭 夏 ドキドキ直前SP』を休止し、17時30分から放送予定であった『FNN Live News イット!』を拡大・前倒しして、『Live News イット!緊急前拡大 安倍元首相 銃撃で死亡』を放送した[160]。
また、本事件発生後から、一部企業のテレビCMが自粛され、ACジャパンのCMに差し替えられた[161]。
二次被害
便乗犯
安倍が銃撃された約30分後と約1時間後には、当初安倍が応援演説に向かう予定だった長野県選挙区の松山三四六の事務所にも「次はお前だ」などと襲撃を予告する脅迫電話があり[162]、長野中央警察署は翌日に静岡市在住の67歳の男を脅迫容疑で逮捕した[163]。
未確認情報のフライング投稿
かつて安倍と親しかった一部の保守論客より、公式の死亡発表以前に「安倍が死亡した」とする未確認情報がSNSで拡散される事態が起きた。
ジャーナリストの山口敬之は公式発表前の午後3時36分に自身のFacebookにおいて「信頼できる情報筋から、救命措置の甲斐なく安倍晋三元首相がお亡くなりになったとの情報が入りました。悔しく、残念です」と投稿した。また、作家の百田尚樹も午後4時59分に自身のTwitterにおいて「信頼できる情報筋から、救命措置の甲斐なく安倍晋三元首相がお亡くなりになったとの情報が入りました。悔しく、残念です」と投稿した。
これらの投稿は世論から批判を浴びたほか、国際政治学者の三浦瑠麗からも「仮に知っていたのだとしても、つれあいの到着を待つべきだと思った。安倍さんを敬愛していたのならば、まずは昭恵さんのことを思うはずだ。どんな思いだろう、と。とりわけ彼(安倍)は妻を慈しんでいた人なのだから」と自身のTwitter投稿で批判した。[164]
その後、百田は「そうですね。気が動転して、そうした配慮を失念していました。多くの関係者が知っていたことだったので、ご夫人も既にご存知のことだったと思い込んでいました。反省です」と反省の意を表した[165]。一方の山口は「私は独自のルートを使って、ご家族にこの事実が確実に伝わっている事を確認して、さらに安倍さんの他の近親者や関係各位にも確認をした上で、皆さんに報告しました」「各方面に二重三重の確認を取った上で公開したのであって、ご家族への配慮や情報リテラシーの面でも問題があったとは思いません」と自身の情報の正当性を主張した[165]が、その後11日になって「発信時点では、関係者から生還不能状態であり、家族の到着を待って蘇生措置を終了するという情報を得た」と状況を説明した上で、16時過ぎに「昭恵夫人が奈良に到着し、対面後蘇生措置を止めた」という情報を得たことで訃報を発信したものの、実際は昭恵は奈良に向かっている途上で結果的に誤報であったとし、加えて正確な情報確認を怠っており、発信についても冷静さを欠いていたとして謝罪した[166]。
フェイクニュース・デマ
実行犯の男と同姓同名の大学教員を容疑者とする虚偽の投稿が流れた[167]。
小説家で医師の知念実希人が自身のTwitterで「奈良医大にクレームが入っているようですが、絶対に辞めて下さい。(中略)(病院の対応は)全て完璧です。救命できなかったのは外傷が余りに重かったからです」と投稿した[168][169]。その旨が報道されたのち、「クレームの電話が殺到した」と間違ったデマがSNS上で拡散された[170]。しかし、奈良県立医科大学附属病院はクレーム自体はあったとしつつ「クレーム殺到はデマである」と否定した[170]。大学総務広報課長は、「記者さんから取材の電話があるくらいで。苦情の電話が殺到しているという情報は、『デマ』だとしかいいようがないですね。逆に、煽ってはるのかな、と思ってしまいますね」と語った[170]。
フランスの極右政治家ダミアン・リュウは、日本のゲームクリエイター小島秀夫の写真と「極左が殺した」というコメントを添えて、あたかも小島が犯人であるかのようなデマをTwitterで発信[171][172][173]。その後デマは削除され、リュウは小島とそのファンに対し謝罪した[171]。ギリシャのテレビ局ANT1、イランのニュースサイトMashregh Newsも同様のフェイクニュースを発信した[171]。VICEの報道によると、デマの出所は4chanの/pol/であるとされる[171]。小島が代表を務めるコジマプロダクションはフェイクニュース・デマへの抗議を表明すると同時に、法的措置を検討することを示唆した[173]。
反応
日本国内
政府・国会関係者
- 内閣総理大臣の岸田文雄は遊説先の山形県からヘリコプターによる帰京後の官邸での記者団の取材に対して涙目で声を震わせながら「まず、本日、お昼前ですが奈良県において安倍晋三元総理が銃撃され現在、深刻な状況にあると聞いております。今、懸命の救急措置が行われていると承知しております。まず何とか一命を取り留めていただくよう心から願っております」と安倍の現状を説明した[174]。また、同日夜、談話を発表しその中で「本日、突然の蛮行により、元総理大臣、安倍晋三氏が逝去された。民主主義の根幹たる選挙が行われている中、安倍氏の命を奪った卑劣な行為は、断じて許されるものではなく、最も強い言葉で非難する」と述べ、銃撃を非難し、「突然の訃報に接し、悲しみの念を禁じ得ない。国民の皆さまとともに、心から哀悼の意を表し、ご冥福をお祈り申し上げる」と述べた[175]。
- 安倍の実の弟で防衛大臣の岸信夫は記者団の取材に応じ、「民主主義に対する冒とくだ。特に参議院議員選挙のさなかにこのような暴力によって言論の弾圧が行われるようなことがあってはならないことで、断固として非難を致したいと思う」と述べ、銃撃を非難し、「回復されるよう祈っている」と述べた[176]。
- 内閣官房長官の松野博一は、午後1時前にメディアの取材に応じ、「いかなる理由であれ、今回のような蛮行は許されるものではなく、断固非難する」とした上で「政府としては各種の対応に万全を期している」と目を潤ませながら述べた[177]。
- 財務大臣の鈴木俊一は、記者団の取材に応じ、「なんとか一命をとりとめ回復していただきたいと思っていたが、残念ながらお亡くなりになり、痛恨の極みだ。心からご冥福をお祈り申し上げる。そしてご家族に心からお悔やみ申し上げたい」「戦後最長の政権を担い、日本に大変大きな功績を残された」「個人的にもそりが合って仲良くさせていただいた」などと述べた[178]。
- 安倍と同じ山口県を地盤とする外務大臣の林芳正は、G20外務大臣会合が行われているインドネシア・バリ島で取材に応じ、「(自身が)議員になる前、安倍氏も議員になる前から同じ地域ということで知遇を得ることができた。安倍内閣では農林水産大臣(第2次・第3次)、文部科学大臣(第3次第3次改造・第4次)で閣僚としてもお仕えした。まだ亡くなったと信じられない。大きな穴が開いたような、大きな喪失感を持っている」と述べた[179]。
- 総務大臣の金子恭之は、記者団に対し、「びっくりしており、本当に残念だ。ありえないことが起き、本当に腹立たしく怒りがこみ上げてきている」と事件を批判し、「安倍元首相は、これまで、しっかり日本を支えていただいた。本当に残念で、心よりご冥福をお祈り申し上げたい」と哀悼の意を表した[180]。また、10日に投開票される参議院議員通常選挙の実施について「投票所や開票所での不測の事態に備え、警察を含めた関係機関への通報・連絡体制の構築の確認など対応に万全を期すよう地方自治体の各選挙管理委員会に対して、直ちに通知を出す。また総務省では、非常時に備えて内閣の危機管理部門との連携を構築する」と述べた[180]。
- 法務大臣の古川禎久は、安倍との思い出を振り返り、「安倍元首相は長きにわたって我が国の国政を主導した極めて有力な政治家だった。個人的には親しくご指導いただくなど、楽しい思い出もたくさんある。突然のことに強い衝撃を受けており、うまく言葉も見つからないが、今はただ悲しくてならない。ご冥福をお祈りする」と哀悼の意を表した[180]。その上で「いかなる理由であれ、暴力で言論を封じる行為は断じて許されないものであり、卑劣非道な犯行を厳しく非難する」と事件を批判し、事件の捜査に関して「今後、捜査が進められ、警察から検察に事件が送致されるものと考えられるが、検察当局で、関係機関と連携し、事案の真相解明に努めるものと承知している」と述べた[180]。
- 文部科学大臣の末松信介は、事件を受けて「昨日応援演説をしてもらったばかりなので本当に信じられない。国際社会がこのような状況の中でまだまだ活躍いただけた方だけに、無念のひと言に尽きる。憲法改正も含めて、安倍元首相の思いを我々が引き継がなければいけない」と述べた[180]。
- 農林水産大臣の金子原二郎は「安倍元首相のご冥福を心からお祈りいたします」と哀悼の意を表した上で「日本の経済社会の発展のために多大な貢献をされた偉大な政治家をこのような形で失うことはまことに遺憾だ。暴力で言論を封殺する行為は民主主義への挑戦で許されない。断固として非難する」と事件を批判した[180]。
- 経済産業大臣の萩生田光一は、記者団に対し、「本当に信じられないことが起きた。民主主義の基盤をつくる選挙の最中の蛮行は絶対に許せず、強い憤りを感じる」と事件を批判し、安倍について「安倍氏は、私を国政に導いていただいた恩人であり、今日まで政治活動を一にしてきたので、本当に今は言葉がない。この国の将来を常に憂いていた姿を、かたわらで見てきた一人としてしっかり遺志を継いでいきたい」と述べた[180]。
- 少子化対策担当大臣の野田聖子は、自身のフェイスブック上で「安倍元首相の訃報に接し、まだ信じられない気持ちだ。何とか一命を取り留めていただくことを願っていたが、残念でならない。いかなる理由であれ、民主主義の根幹である選挙期間中に起きた今回の蛮行は許されるものではなく、断固として非難する」と事件を非難し、「当選同期として、およそ30年間、苦楽を共にした友人として、心からご冥福をお祈りする」と安倍の冥福を祈った[180]。
- 万博担当大臣の若宮健嗣は、安倍との思い出を振り返り、「安倍元首相のもとで安全保障政策や外交政策の役目を果たさせてもらい、ご指導いただいた。歴代の総理大臣の中でも特別な存在で、心の底から尊敬する大好きな人だった。亡くなったことは日本の損失だ。ご冥福をお祈りするとともに、遺志を継いで次の時代をつくる決意を新たにした」と述べた[180]。
- 衆議院議長の細田博之は、安倍の死去を受け、「痛恨の極みだ。自由な言論を封殺しようとする卑劣な行為に強い怒りと非難を表明する」との談話を発表した[181]。
- 参議院議長の山東昭子は、「突然の悲報に接し、深い悲しみに暮れている」との談話を発表し、「言論を暴力でねじ曲げる行為を断じて許すことはできず、言葉にならぬ激しい憤りでいっぱいだ」と事件を批判した[181]。
各政党幹部
各政党幹部の反応は以下の通り。いずれも7月8日、安倍の死去を受けてのものである。
- 自由民主党副総裁の麻生太郎は、安倍の訃報に接し、「安倍元首相とは互いに助け合ってきた間柄だった。病気を克服してきたというのに銃弾に倒れることになったのは本当に残念に思う」とコメントした[180]。
- 自由民主党幹事長の茂木敏充は、党本部で開かれた緊急会合の後、記者団の取材に応じ、事件について「今回のテロ行為は、民主主義に対する挑戦であり、断固抗議する」と述べた上で、翌日の選挙活動について「暴力に屈しないとの断固たる決意の下、各地の事情も踏まえ、選挙活動は予定通り進めることにした」 と語った[182][183]。
- 自由民主党政務調査会長の高市早苗は、自民党本部にて「安倍氏のご家族はどんなにつらいかと思う。私たちもショックで悔しく、言い表せないぐらいの怒りを覚えている。本当に偉大な国家観を持った政治家だった。安倍氏の心に映された思いをしっかりと受け継いで歩み続けていくことで恩返ししたい」と述べた[180]。
- 自由民主党総務会長の福田達夫は、事件を受けて「昭恵夫人をはじめとするご遺族の皆さまに心からお悔やみを申し上げたい。本当に腹立たしい」と涙声で述べた[184]。
- 自由民主党選挙対策委員長の遠藤利明は、安倍との思い出を振り返り、「安倍元首相とは当選同期で、若いとき1年間、毎日一緒にいて、仕事をさせていただいた。オリンピック・パラリンピックの開催では、いろんな助言もいただき、協力もいただいた。『遠藤さん、成功してよかったね』。あの一言は今でも忘れられない。何としても、この選挙でいい報告をしたいと思っている」と述べた[184]。
- 自由民主党参議院幹事長の世耕弘成は、安倍との思い出を振り返り、涙声で「大変な業績を残した。そして歴史上最長の首相をお務めになった方だ。私にとっては、兄であり師匠という。本当に長い間ご指導いただいた方だ。苦しい難局を一緒に乗り切った思い出もたくさんある。心からご冥福をお祈りいたしたい」と語った[184]。
- 公明党代表の山口那津男は、公明党本部にて「心からお悔やみを申し上げたい。激しい憤りを感じており、暴挙を断じて許してはならない。言論封殺を跳ね返し、民主主義の本来あるべき姿を示していきたい。安倍氏と長く政権を担ってきた思いや成果について、今後とも充実を図るよう努力していきたい」と述べた[180]。
- 立憲民主党代表の泉健太は、立憲民主党本部にて「心からご冥福をお祈りするとともにこのようなテロ行為が発生したことは許されず、断固として非難したい。立憲民主党とは異なる政治的スタンスを持たれていたが国政に多大なる歩みを残され、わが国をリードされた元総理大臣として心から哀悼の誠をささげたい」と述べた[180]。
- 日本維新の会代表で大阪市長の松井一郎はコメントを発表し、「民主主義の根幹である選挙の期間中に暴力をもって言論を封じることは絶対にあってはならず、厳重に抗議する」とした上で、「この国を良くしていこうという安倍元首相の強い想いに私も同じものを抱き、強く共感していました。志半ばでこのような事態になり無念な思いです」と述べた[180]。
- 国民民主党代表の玉木雄一郎は、赤坂で記者団に対して「大変残念で大きな存在が日本の政界から失われてしまった。まさに『巨星墜つ』で心の中にぽっかりと穴があいたような気がする」と述べ、「今回の蛮行は民主主義に対する重大な挑戦であり、脅威だ。暴力に屈してはならないので、民主主義の最大の発露である選挙活動は継続し、言論や選挙活動の自由をしっかりと守り抜いていかなければならない」とした[180]。
- 日本共産党委員長の志位和夫は、名古屋市内の街頭演説で「心からのお悔やみを申し上げたい。政治的立場は異にしていたが、同じ年に生まれ、当選も同期で同時代をともに生きた者として大変悲しく寂しい思いだ」と述べた[180]。
- れいわ新選組代表の山本太郎はNHKの取材において「ショックしかない。安倍氏は私たちとは政治的なスタンスは対極にあるが、2度も総理大臣を務め、非常に大きな力を持った政治家だった。銃撃で命を失われたことにまだ自分の中で整理がつかない。言論を暴力で封じようとする動きに私たちが言論で徹底的にたたかっていくことを誓うしかない」と述べた[180]。
- 社会民主党党首の福島瑞穂は自身のTwitterにて「安倍元総理が亡くなったという報道です。ショックです。改めてテロに強く抗議をします。そして、心から哀悼の意を表します」と述べた[180]。
- NHK党党首の立花孝志はNHKの取材において「本当に残念でならない。安らかに眠ってほしい。犯人を許せないという気持ちと同時に、こうしたことが二度と起きないようにするにはどうしたらいいのか考えなければならない」と述べた[180]。
政界
自由民主党
- 安倍が総裁時代に自由民主党幹事長を務めた、衆議院議員の二階俊博は、7月8日夜に記者団の取材に応じ、「非常に穏やかで相手の気持ちを察する、本当に心の優しい人格者。まだ懐かしく思い出を語る気持ちになれない」「歴史に残る宰相として日本国のかじ取りを担っていただいたことに改めて心から感謝と敬意を表したい」と述べた[185]。
- 第2次安倍政権で内閣官房長官を務め、2020年に安倍の後を継いで内閣総理大臣(菅義偉内閣)となった衆議院議員の菅義偉は安倍の死去を受けて「卑劣極まりない事件だ。絶対に許してはならない」と事件を批判した[186]。その上で今後の選挙活動について「党が団結して戦いを勝ち抜くことが大事だ」「安倍さんの気持ちを考えても、選挙運動を取りやめるべきではない」と述べた[186]。
- 第2次安倍政権で外務大臣や防衛大臣を務めた、衆議院議員の河野太郎は、安倍の死去を受け、自身のTwitterにて「安倍晋三元総理の心からのご冥福をお祈りします。私も安倍内閣で外務大臣、防衛大臣を務め、安倍外交の一翼を担いました。故人の遺志を受け継ぎ、自由で開かれたインド太平洋の実現に力を尽くします」と追悼のコメントを寄せた[187]。
- 自由民主党総裁選挙で2度争い、第2次安倍政権下で自由民主党幹事長や地方創生担当大臣を務めた、衆議院議員の石破茂は、安倍の訃報に接し、「考え方が違うところはたくさんあり、憲法や経済政策について、いろいろな論争をした。その安倍さんがいなくなって、心の中に大きな穴があいたようだ」と、安倍の死を悼んだ[188][189]。その上で、「暴力で政治家や言論の自由が倒される五・一五事件や二・二六事件を思い起こさせる。このようなことがあってはならない」と事件を批判し、「警備態勢が万全であったかも検証しなければならない」と警備態勢の検証の必要性を訴えた[190]。また、防衛大臣経験者として、犯人が元自衛官であることも触れ、「国を守るために奉職した人がこのような行動に出たのは誠に残念」と語った[190]。
- 第4次安倍第2次改造内閣で環境大臣を務めた[191]、衆議院議員の小泉進次郎は、安倍の訃報に接し、「言葉がない。民主主義の根幹の選挙期間中に暴力で世の中を変えようという動きは決して許されず、怒りを禁じ得ない」と述べた[192]。
- 第2次安倍改造内閣で経済産業大臣を務めた[193]、衆議院議員の小渕優子は、安倍の死去に際して「ご逝去の報に信じられない思いだ。選挙中の卑劣な蛮行は決して許されない」と事件を批判した[194]。
- 第2次安倍政権時に衆議院議長を務めた大島理森は、「大きなショック、大変な衝撃を受けた。民主主義への挑戦であり、暴力による言論の封殺は絶対に許されるものではない」と事件を批判した[195]。
- 安倍政権下で文部科学大臣や衆議院議長を務めた伊吹文明は、14日に安倍と食事をする約束をしていたと話し、「伝統的規範を大切に社会を動かしていこうという保守の理念は共有していた。同志を失い、残念でならない」とコメントした[196]。
- 第2次安倍政権下で法務大臣や自由民主党幹事長を務めた谷垣禎一は、「今の日本で解決すべき問題は何かを常に考え、そのために闘う政治家であり、日本政治史に名を残す偉大なリーダーだった。民主主義が最も敵とすべき暴力で安倍さんを失ったことに怒りを覚える。心からご冥福をお祈りする」とコメントした[196]。
立憲民主党
- 衆議院議員の小沢一郎は、7月8日に奥州市で参院選の応援演説を行った際、事件について触れ、「私は彼のおやじさんの安倍晋太郎さんからの付き合いですから、大変残念で心からお悔やみ申し上げます」と述べたうえで、「自民党の長期政権が招いた事件と言わざるを得ない」と発言し、その後記者団に対しても「社会が安定して良い政治が行われていれば、こんな過激な事件は起きない。自民党がおごり高ぶり、勝手なことをやった結果だ」と語った[197][198]。小沢の発言は世論から批判を浴びた[199]こともあり、翌9日、党代表の泉健太は「背景や全容はいまだ不明だ。その状況で、事件と長期政権など何かを不用意に関連付けるべきではない」として、小沢に対し党として注意したことを公表した[198]。
- 元衆議院議員の辻元清美は、7月9日に高槻市で参院選で街頭演説に臨んだ後取材に応じた。衆議院議員時代、「ソーリ(総理)、ソーリ」と連呼し、歴代首相に質問をぶつけた辻元であるが、安倍相手でも同じような言い回しで論争を展開した。2020年8月末、安倍が2度目の総理大臣を辞任した際に「お疲れ様でした」と声をかけると、安倍からは「僕も辻元さんと激論できないのが寂しい」と笑顔で返されたという。辻元は「訃報を聞き、あの笑顔が脳裏をよぎりました。心からご冥福をお祈りします」と追悼。演説では安倍の祖父である岸信介が太平洋戦争開戦時の東条英機内閣では大臣であったことを引き合いに、「私の祖父は赤紙一枚で戦争に行かされ、遺骨も見つかっていない」とし、「戦争に行かせた側の孫と、行かされた側の孫が、国会で激論をかわす。これが民主主義です。テロ、暴力に屈しません」と断言した[200]。
首長・地方政界
- 第1次安倍内閣で内閣総理大臣補佐官や防衛大臣を務めた、東京都知事の小池百合子は、事件後に開いた定例会見で、「大変ショックであります。とても心配しています。どのような理由であっても、こういった蛮行は許すことができません。民主主義への挑戦。激しい怒りを感じます。まずは、ご無事であるように祈っております。」と涙声で述べた[201]。その後、安倍が死亡したことを受けて、「無事を信じていたが、大変残念でならない。民主主義の根幹を揺るがす今回のテロ行為は、断じて許されるべきものではない」「この国のかじ取りに力を尽くされた。アベノミクスによる経済再生や戦略的な外交など、数々の功績に深く敬意を表する」などとコメントし、哀悼の意を表した[202]。
- 第2次安倍内閣で内閣府特命担当大臣を務めた、群馬県知事の山本一太は、事件を受けて記者団の取材に応じ、「ぼうぜん自失で、言葉を失ったまま。いかなる理由があろうと断じて許されない、卑劣な行為だ」と事件を批判し、涙ぐみながら「私にとっては本当に特別な方。今の日本にもどうしても必要な人だと思う」「政治家としてあれだけの試練を乗り越えてこられた方ですから、必ずこの危機を乗り越えて帰ってきてくれるということを信じたい」などと述べ[203]、「警備を検証し、二度とこういうことが起こらないようにしてほしい」と再発防止に向けた対応を求めた[194]。その後、安倍の死去を受け、「国会議員初当選以来のご指導と知事就任後も応援いただいたことに感謝の言葉しかない」とコメントした[194]。
- 全国知事会会長を務める鳥取県知事の平井伸治は、事件について「民主主義に対するテロであり筆舌に尽くしがたい蛮行に強い憤りを禁じ得ない」と批判した上で、「安倍元総理大臣は『地方と心を一つに』と地方創生の推進に大きな業績をあげられた。心よりご冥福をお祈りし、感謝の誠をささげます」と哀悼の意を表した[180]。
- 全国都道府県議会議長会会長を務める秋田県議会議長の柴田正敏は、安倍の訃報に接して声明を発表し、安倍が地方創生の推進に取り組んだことへの感謝の意を表するとともに、事件について「言論が暴力によって封殺されることはあってはならず、今回のような民主主義の根幹である選挙に際しての暴挙に、強い憤りを禁じえません」と非難し、政府に対して事件の再発防止に取り組むよう求めた[204]。
- 全国市長会会長を務める福島県相馬市長の立谷秀淸は、安倍の訃報に接して声明を発表し、東日本大震災をはじめとする自然災害への対策や新型コロナウイルス感染症への対応、地方創生への取り組みに感謝の意を表するとともに、事件について「選挙期間中の活動に対する暴挙は、民主主義の根幹を揺るがす卑劣極まりないものであり、断じて許すことはできない。平穏な住民生活に対する重大な脅威であって、強い憤りを覚えるところである」と非難した[205]。
- 全国市議会議長会会長を務める横浜市会議長の清水富雄は、安倍の訃報に接して声明を発表し、デフレ経済からの脱却、地方創生の推進、大規模災害の復旧・復興、新型コロナウイルス感染症への対応などへの取り組みに感謝の意を表するとともに、政府に対して事件の再発防止に取り組むよう求めた[206]。
- 全国町村会会長を務める熊本県嘉島町長の荒木泰臣は、安倍の訃報に接して声明を発表し、東日本大震災や熊本地震などの災害への対応、新型コロナウイルス感染症への対応、地方創生への取り組みに感謝の意を表するとともに、政府に対して銃犯罪の取り締まりを強化するよう求めた[207]。
- 全国町村議会議長会会長を務める新潟県湯沢町議会議長の南雲正は、安倍の訃報に接して声明を発表し、地方の再生や活発化、自然災害や感染症への対応、被災地の復旧・復興などへの取り組みに感謝の意を表するとともに、政府に対して事件の再発防止に取り組むよう求めた[208]。
- 事件当時、佐藤の応援のため現場に居合わせた奈良市長の仲川げんは「馴染みのある場所で世界を震撼させるような凶行が行われたのは残念な思い」などとコメントした[209]。
皇室・宮内庁
- 宮内庁次長の池田憲治は、7月11日の定例会見において、「天皇・皇后両陛下は、突然の訃報に接し、大変残念に思い、心を痛め、ご遺族の皆さまの悲しみを案じておられるのではないかと拝察する」と述べたうえで、宮内庁として、「皇位継承がつつがなく行われるよう、一連の儀式、行事の円滑な実施にご尽力をいただいた。感謝を申し上げ、ご冥福をお祈りしたい」とコメントした[210]。
財界・企業
- 日本銀行総裁の黒田東彦は、「誠に残念でならない。さまざまな分野で大変に大きな功績をあげられた。経済の分野においては、長期間続いたデフレからの脱却と持続的な経済成長の実現に向けて、多大な成果を残された。強力なリーダーシップにより、日本経済の発展に尽くされたことに心より敬意を表する」などとコメントを発表した[211]。
- 日本経済団体連合会(経団連)会長の十倉雅和は、「突然のことで大変驚き、衝撃を受けている。このような政治に対する暴力は、いかなる理由をもってしても断じて許されることではない。安倍元首相は、在任期間最長の総理大臣として、わが国の憲政史上、最も傑出した総理大臣の1人であるとともに、世界に誇り得る政治リーダーだった」と談話を寄せた[212]。
- 日本自動車工業会会長で、トヨタ自動車社長の豊田章男は、「世界平和と日本の未来を誰よりも案じ、全身全霊で尽力した元首相の無念は、心中察するに余りある。憲政史上最長の安定政権を土台に、卓越した外交や安全保障に足跡を残すとともに、アベノミクスを掲げた強いリーダーシップにより、リーマン・ショックや東日本大震災から力強い回復を先導した」などとコメントを発表した[213]。
- 日本郵政社長の増田寛也は、「第1次安倍内閣の時に総務大臣として仕事をご一緒した。首相として約9年弱の期間、リーダーとして日本国を牽引したことに感謝を申し上げるとともに、心からご冥福をお祈りする」などとコメントを発表した[214]。
- キヤノン会長兼社長で、かつて経団連会長も務めた御手洗冨士夫は、「わが国の憲政史上最長となる盤石な政権を築き、後世に残る多大な功績を残した。このようなかけがえのない方を失ったことは国家的損失だ。退任後も精力的に政治活動を続けていた矢先に志半ばで凶弾に倒れた安倍元首相の無念の思いを察するに、まさに断腸の思いだ」とコメントを発表した[215]。
- 安倍が1979年から1982年まで会社員として勤務していた神戸製鋼所は「安倍元首相は、首相に就任されてからも当社事業所にご訪問いただいたことがありました。今後もさらなるご活躍を期待しておりましたが、卑劣な行為により命を絶たれたことは、痛恨の極みです」とのコメントを発表した[216]。
- 一般社団法人Colabo代表理事で社会活動家の仁藤夢乃は、「暴力を許さず抵抗する活動を私も続けている」とした上で「今回のような事件が起こりうる社会を作ってきたのはまさに安倍政治であって、自民党政権ではないか」と私論を述べた[217]。
拉致被害者・家族
安倍が生前、最重要課題としてあげ、父・晋太郎の秘書時代から取り組んできた、北朝鮮による日本人拉致問題の被害者ならびにその家族の反応は以下の通り[218][219]。
- 北朝鮮による拉致被害者家族連絡会(通称:家族会)代表で、拉致被害者・横田めぐみの弟でもある、横田拓也は、記者団の取材に応じ、「私にとっては、身内の一人と言ってもいいほど身近な方だった。そうした家族のような方が凶弾に倒れて亡くなり、本当に悔しいし、悲しい」「(安倍は)私たちの親の世代が苦しんでいたときから手を差し伸べてくれた恩人」「言葉にできないほどつらく悲しい」などと述べた[220][219]。
- 横田めぐみの母・早紀江は、安倍の訃報に接し、ショックが大きく、対面での取材は受けられないとした上で、「安倍さんは拉致問題を解決したいと長い間言い続け、アメリカをはじめとする各国に対しても協力を得ようと頑張ってくださっていた。亡くなられたのは、非常に残念だ。このような世の中になり、本当に嫌になってくる」などとコメントを寄せた[221]。
- 拉致被害者・有本恵子の父・明弘は「東京に行ったら、必ず安倍さんの事務所を訪ねた」「いろんな国会議員がいるが、一番話しやすい政治家だった」「身内を亡くしたような気分」などと述べた[218]。
- 2002年、安倍が内閣官房副長官として北朝鮮に渡り、その際に開催された日朝首脳会談によって帰国が実現した[218]、拉致被害者の曽我ひとみは、居住地の新潟県佐渡市を通じて、「あまりにも突然の訃報に際し、自分自身何をどうすればいいのか分かりません。この20年以上もの長い長い間、拉致問題解決のために全身全霊で取り組んでくださった、その姿は絶対に忘れることはできません」「佐渡にもわざわざ足を運んでくださったり、私が肺がんになった時も、設備の整った病院で治療が受けられるようにしてくださいました。また息抜きの時間も必要だとプライベートの時間も作ってくださいました。私だけでなく、私たち家族に対しても何かと気にかけてくださり、大変やさしくしてくださったこと、家族全員忘れることはありません」「本当に尊い方を亡くし、悲しみで一杯です。ご冥福を心からお祈りすることしか出来ない私が、とても歯がゆくこの気持ちをどこに持っていけばいいのか分かりません」などとコメントを発表した[222]。
- 同じく2002年に帰国が実現した、拉致被害者の蓮池薫と妻・祐木子は、居住地の新潟県柏崎市を通じて、「(安倍は)拉致問題解決に多大な貢献をされた。今後、拉致被害者の帰国を実現する上で主導的な役割を果たしていただけると思っていただけに無念でならない」とし、銃撃事件について「卑劣で許しがたい行為」と非難した[223]。
芸能界
- テレビ番組での共演経験もある、お笑いタレントのダウンタウン・松本人志は、自身のTwitterで、「安倍元首相のご冥福をお祈りいたします。ただただショックです」と投稿した[224]。
- テレビ番組『SMAP×SMAP』(関西テレビ・フジテレビ系)のコーナー「BISTRO SMAP」で共演経験のある、タレントの中居正広は、自身が司会を務める『中居正広のキャスターな会』(テレビ朝日系)の冒頭部を生放送にし、「非常に残念な事態になってしまいました。昨日、安倍晋三元総理が銃で撃たれ、亡くなりました」と沈痛の面持ちを浮かべた[155][225]。
- 安倍本人から公認をもらい安倍のものまねをしている、ものまねタレントのビスケッティ・佐竹正史は「何を言ったらいいかまだわかりません。ただ、自分が芸人として今日までやってこれたのは安倍晋三さんのモノマネ芸人として活動できたから。初めてお会いさせていただいた日から何度も笑って迎えてくださり本当に感謝しかありません。心から、心から、ご冥福をお祈り致します」とつづった[226][227]。
- 安倍本人から公認をもらい安倍のものまねをしており、安倍主催のクリスマスパーティーに参加したり安倍が公邸から引っ越す際に手伝いをしたりするなどの交流がある、コントグループのザ・ニュースペーパー・福本ヒデは、突然の訃報でショックのあまり、一時はネタの封印も考えたが、「安倍さん(のものまね)を続けてください」という声が多数届き、「社会のムードを見ながらになりますが、安倍さんは『ど~んどんやってください』と許してくれると思う」と述べ、ものまねの継続を誓った[228]。
スポーツ界
- 大相撲本場所で内閣総理大臣杯を安倍本人から受け取ったことのある元横綱・朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジは自身のTwitterで、「Shock shock」と手を合わせて拝む絵文字を4つ添えて投稿。その後も「特別に銃いじってある!」などと続報に触れ、「こんな奴!何の為に!?」と犯行現場の捉えた報道写真を貼り付けて嘆いた[229]。さらに、「言葉に出来ない」「悲しな本当に悲しい」と投稿した[230]。
- 元横綱・白鵬の間垣親方は、自身のTwitterで、安倍から内閣総理大臣杯を授与された際の写真を添付し、「安倍晋三元総理、ご冥福をお祈りします」と投稿した[230]。
- 元横綱・日馬富士のダワーニャム・ビャンバドルジは、自身が幕内優勝を果たし、安倍から内閣総理大臣杯を授与された時の写真をアップするとともに、「安倍晋三元総理がお亡くなりになられました。世界一安全な国といわれる日本でこのような事件が起こったことに大変ショックを受けています。言葉にならないほど悲しくて残念でなりません。モンゴルとの外交に尽力してくださった安倍晋三元総理に心からご冥福をお祈りいたします」とコメントした[231]。
- 元横綱・北勝海で、日本相撲協会理事長の八角親方は、「驚きと悲しみに堪えません。令和元年(2019年)5月、当時のトランプ米国大統領を大相撲にご招待され、共に観戦された際の真摯(しんし)なお姿が目に浮かび、忘れることはございません。長く国益と国民のために尽力され、多大なる経験を今後もお役立ていただけると信じておりましたが、残念でなりません」とコメントした[232]。
- サッカー元日本代表で、カンボジア代表の監督を務める本田圭佑は、自身のTwitterで、2016年に自民党本部で安倍と会談した際の写真を添付し、「悲しい」と英語で投稿した[230]。
- 7月8日のプロ野球・読売ジャイアンツ対横浜DeNAベイスターズ戦が行われた東京ドームでは試合開始直前の午後5時50分過ぎに「先ほど、元首相の安倍晋三さんが、お亡くなりになりました。哀悼の意を表し、黙祷を行いたいと思います」と場内アナウンスが流れた。また、メインゲート前の旗を半旗にした[233]。
- 安倍がサンケイアトムズ時代以来のファンだったプロ野球・東京ヤクルトスワローズの監督で、2021年1月にサンケイスポーツの企画で対談したことがある高津臣吾は8日に取材に応じた際に「残念です。ヤクルトの昔からの歴史や野村克也監督のことなど、すごく詳しくて、本当にヤクルトのことが好きなんだなと感じた。野球も好きでいらした」と安倍を偲んだ[234][235]。
- 9日のラグビー リポビタンDチャレンジカップ2022の日本対フランス戦が行われた国立競技場では、両チームの選手が入場後、国歌斉唱の前に黙祷を行った[236]。また、フランス代表は、安倍を追悼し名前入りジャージーを贈呈した[237]。
- 10日に初日を迎えた大相撲・名古屋場所では、初日恒例の協会挨拶前に安倍を悼み、八角理事長(元横綱・北勝海)、横綱・照ノ富士ら三役以上の力士が土俵上で黙祷を捧げた。その他の日本相撲協会員も黙祷を行った[238]。
施設
日本国外
北アメリカ
- CNNやAP通信はNHKの報道を引用する形で緊急ニュースとして東京から報じた[240][241][242]。ABCやNBC、FOX、ニューヨーク・タイムズなどの主要メディアもホームページ上にて速報扱いで伝えている[242][243]。
- 有力週刊誌「タイム」は7月15日発行予定の次回号表紙に安倍を採用すると同時に「日本で最も長く首相を務めた安倍晋三の遺産」と題した特集を行うことを同月8日に公式Twitterにて発表した[244][245]。
- アメリカ大統領のジョー・バイデンは「何よりも、安倍元首相は日本国民を深く思いやり、その生涯を日本国民のために捧げました。攻撃された瞬間も、彼は民主主義の仕事に従事していた。まだわからないことがたくさんありますが、暴力的な攻撃は決して許されるものではなく、銃による暴力は常に、その影響を受けたコミュニティに深い傷跡を残すものだということは、私たちも知っています。米国は、この悲しみの瞬間にある日本とともに歩んでいます。彼のご家族に深い哀悼の意を表します」とコメントした[246]。その後、ホワイトハウスを含む全世界のアメリカ政府および米軍関係施設、ならびに軍関係船舶において、7月10日日没まで半旗を掲揚するよう指示した[247]。
- 国務長官のアントニー・ブリンケンは主要20カ国・地域(G20)外相会合に出席のため、インドネシアを始めとする東南アジア諸国を歴訪していたが、安倍の死去に哀悼の意を示すために急遽7月11日に日本を訪問し、東京で日本政府の高官と会談することを同月9日に国務省が発表[248][249][250]、11日に岸田総理大臣と会談し、直接哀悼の意を伝えるとともに、バイデン大統領から安倍元首相の家族に対して書かれた手紙を手渡した[251][252]。
- 駐日大使のラーム・エマニュエルは自身のTwitterで、「安倍晋三元首相の銃撃事件を受け、悲しみを覚えるとともに大きな衝撃を受けています。安倍さんは日本の優れた指導者であり、米国にとって揺るぎない盟友でもあります。米国政府と米国民は、安倍さんのご無事を願うとともに、ご家族と日本国民のために祈っています」と投稿した[253]。
- 財務長官のジャネット・イエレンは、外交日程を変更して訪日し、エマニュエル駐日大使とともに増上寺で執り行われた通夜に参列、安倍昭恵らに面会しお悔やみを伝えた[254]。
- 前大統領のドナルド・トランプは自らが立ち上げたソーシャルメディアのアプリで「とてつもなく悲惨なニュース」「彼は私の真の友人であり、さらに重要なことに、アメリカにとっての友人でもありました。彼を心から愛し、賞賛してくれた日本の素晴らしい人々にとって大きな打撃です。シンゾウと彼の美しい家族のために私たちは皆祈っています!」とコメントした[255]。しかし、彼の死を知ると「世界にとって最悪なニュースだ!」と銃撃事件を非難したうえで、「彼は他の誰とも違うリーダーであったが、何よりも壮大な国、日本を愛し、大切にする人であった。彼のような人は、もう二度と現れないだろう」とコメントをした[256]。
- トランプ政権で副大統領を務めたマイク・ペンスは「安倍晋三氏の死去により、日本は巨人を失い、アメリカは我々の最も偉大な友人を失いました。安倍さんは日本で最も長く首相を務めただけでなく、アジア太平洋地域の自由な世界のための比類なき擁護者であり、その死を深く悼みます」とコメントした[257]。
- 元大統領のバラク・オバマは「安倍元首相は、自らが仕えた国と、日米間の並外れた同盟の両方に献身的に尽くされました。日米同盟を強化するために行った活動、広島と真珠湾を一緒に訪問した感動的な経験、そして昭恵夫人が私とミシェル(妻)に示してくださった優しさを、私はずっと覚えています」とコメントした[246]。
- テクノロジー企業大手・Apple最高経営責任者(CEO)のティム・クックは「彼はとても重要なリーダーで、彼と一緒に時間を過ごせたことは光栄だった。私の心は、彼の最愛の人と日本のすべての友人と共にあります」とのコメントをTwitterに投稿した[258]。
- 電気自動車企業大手・テスラCEOのイーロン・マスクは「ひどいニュースだ」とコメントした[258]。
- 証券取引所NASDAQは、取引所ビルにおいて「安倍晋三の功績と生涯を称える」追悼広告を表示した[259]。
- カナダ首相のジャスティン・トルドーは、「信じられないほど衝撃的で、深く悲しんでいる。世界は志ある偉大な人物を失った。カナダは親しい友人を失った」「友よ、あなたがいなくなると寂しくなる」と追悼した[260]。
ヨーロッパ
- イギリスの英国放送協会 (BBC)、フランスのAFP通信、ロシアのタス通信などの国外メディアも一斉に報道した[261]。
- イギリス女王のエリザベス2世は天皇に弔辞を送り、「安倍晋三元首相の突然の訃報に接し、私たち家族は深い悲しみに包まれています。安倍夫妻が2016年にイギリスを訪問された際にお会いしたことは、とても良い思い出です。安倍元首相の日本への愛と、イギリスとの絆をこれまで以上に緊密にしたいという思いは、明らかでした。この困難な時期に、安倍元首相のご家族と日本の皆様に深いお悔やみを申し上げます」とした[262]。
- イギリス首相のボリス・ジョンソンは「安倍晋三元首相に関する非常に悲しいニュースです。未曽有の時代に彼が発揮したグローバルなリーダーシップは、多くの人々の記憶に残るでしょう。安倍晋三元首相のご家族、ご友人、そして日本国民の皆さまに思いを寄せています。英国はこの暗く悲しい時にあなた方と共にあります」とコメントした[263]。
- ドイツ首相のオーラフ・ショルツは、自身のTwitterで「安倍元首相の遺族、私の同僚の岸田首相、そして日本の友人たちにお悔やみを申し上げる。このような困難なときにドイツは日本のそばに寄り添う」などと投稿した[264]。
- 安倍が首相在任時にドイツ首相であった、アンゲラ・メルケルは、自身のホームページに「日本と世界は偉大な政治家を失った」「私の気持ちは安倍氏、安倍夫人、そして彼の家族と共にある」などと哀悼のコメントを掲載した[264][265]。
- フランス大統領のエマニュエル・マクロンは、「安倍晋三元首相が受けた凶悪な攻撃に大変ショックを受けています。偉大な首相の家族や愛する人たちに思いを寄せます。フランスは日本人に寄り添っています」とコメントした[266]。
- イタリア首相のマリオ・ドラギは、「今回の事件にイタリアは大きな衝撃を受けている。安倍氏はその革新的な精神と改革的なビジョンにより、日本そして国際政治において偉大なリーダーだった」などとコメントを発表した[267]。
- ローマ教皇フランシスコは、バチカン国務長官のピエトロ・パロリン枢機卿を通して駐日教皇大使レオ・ボッカルディ大司教宛に弔文を送り、その中で安倍元首相の死去に深い悲しみを表し、元首相の遺族、元首相と親しかった人々、そして日本の国民に、心からのお悔やみと深い哀悼の意を述べると共に、「無分別なこの事件の後、日本の社会が平和と非暴力に対するその歴史的な取り組みをより強めることができるように」と祈りを捧げた[268]。
- ロシア大統領のウラジーミル・プーチンは、妻の昭恵に「犯罪者の手は、長きにわたり日本政府を率い、両国間の関係発展に多くを成し遂げた、優れた政治家の命を絶った」「この素晴らしい人物の記憶は人々の心に残るだろう」などと弔電を送った[269][270]。
- ロシア出身のフィギュアスケート選手で、平昌オリンピック金メダリストのアリーナ・ザギトワは自身のInstagramで、「謹んでお悔やみ申し上げます」と投稿した[271]。
- ウクライナ大統領のウォロディミル・ゼレンスキーは、「安倍晋三元首相への残酷な暗殺は恐ろしいニュースです。この困難な時期に、彼の家族と日本の人たちにお見舞い申し上げます。この忌まわしき暴力行為に言い訳は通用しません」とコメントした[272]。
- アイルランド首相のミホル・マーティンは、「日本の元首相、安倍晋三の恐ろしい死に、私は深く悲しんでいます。安倍晋三氏は強固で献身的な民主主義者であり、選挙を控えた選挙活動という最も民主的な活動をしている最中に殺害されたことは特に衝撃的です。有権者の前で自分の主張を展開し、投票を求めることは、民主的な政治家として我々が信じることの核心です。安倍元首相への攻撃は、民主主義そのものへの攻撃です。平和を愛する日本という国で起こったことは、なおさら衝撃的です」とコメントした[273]。
アジア
- 中国国内でもメディアが日本の報道を引用する形で一斉に本事件を速報した。また、同国の短文投稿サイト微博でも検索ランキングで上位3位まですべて本事件に関するワードが占めるなど、中国国内でも注目された[274]。また、韓国でも聯合ニュースなどが一斉に速報した[275]。
- 中国国家主席兼中国共産党中央委員会総書記の習近平は、岸田と妻の昭恵宛てに「安倍氏の突然の死を深く残念に思う」「安倍氏は両国関係の改善に尽力した」などと弔電を送った[276]。
- 中国外交部報道官の趙立堅は、安倍の死去が確認される前に、「この突然の事件にショックを受けた。状況の進展を追っており、安倍前首相が危険な状態から抜け出し、すぐに回復することを望んでいます」とコメントした[277]。
- 韓国大統領の尹錫悦は、妻の昭恵に「日本の憲政史上、最長期間を務めた首相であり、尊敬される政治家を失った遺族と日本国民に、哀悼と慰労の意を伝える」などと弔電を送った[278]。また、尹を支える与党・国民の力も「経済政策のアベノミクスは、安倍氏のトレードマークであり、長期低迷に陥った日本経済の復興のために努力した政治家だった。テロはどんな理由でも正当化できない」などとコメントを発表した[278]。
- 韓国前大統領の文在寅は、自身のFacebookで「とても残念で悲痛な思いだ」「ご冥福を祈り、家族と日本国民に哀悼と慰労の意を伝える」などと投稿した[279]。
- 父である辛格浩(日本名:重光武雄)の代から家族ぐるみで岸や安倍家との親交があった韓国ロッテグループ会長の辛東彬(日本名:重光昭夫)は近日中に日本を訪問し、安倍の遺族などと面会することが7月11日に報じられた[280][281]。
- 台湾(中華民国)総統の蔡英文は自身のFacebookで、「暴力という不法行為を厳重に非難する」と投稿した[282]。
- 台北駐日経済文化代表処駐日代表の謝長廷は自身のFacebookで、1 週間前の表敬訪問の際に訪台を招請したところ安倍が快諾したことを明かし、「この上ない悲しみと残念な気持ちでいっぱいです」「安倍氏は台湾にずっと友好的で、いくつもの台日友好政策を推進して来られました」などと述べた[283]。
- 台湾台北市信義区にある台北101では、安倍の死去を追悼し7月8日夜に約4 時間にわたり「謹んで哀悼の意を表する 安倍首相」「台湾の永遠の友」「感謝 安倍首相」「台湾への支持と友情」などのメッセージ[注 14]をビルの壁面に映し出した[284]。
- 日本台湾交流協会事務所には、蔡英文をはじめ、行政院長蘇貞昌、衛生福利部長陳時中、外交部長呉釗燮、立法院長游錫堃、中国国民党主席朱立倫ら与野党や財界の要人が相次いで訪問し、弔問記帳を受付初日となった11日の訪問者は約1,500人に上った[285]。
- タイの外相はANNの取材に対し、「プラユット・チャンオチャ首相は彼の友人に起きたことにショックを受けている」などと述べた[286]。
- ベトナム首相のファム・ミン・チンは、ベトナム共産党、ベトナム政府、ベトナム国民を代表し、岸田に弔電を送った。また、外相のブイ・タイン・ソンは、林宛に弔電を送った[287]。
- シンガポール首相のリー・シェンロンは、自身のFacebookで「大きな衝撃を受けている。ばかげた暴力行為だ」「安倍氏はシンガポールの良き友だ」と投稿した[288]。
- マレーシア外相のサイフディン・アブドゥッラーは、自身のTwitterで「安倍氏の遺産と貢献はいつまでも生き続けるだろう」と投稿した[289]。
- インドネシア大統領のジョコ・ウィドドは、自身のTwitterに「逝去した安倍元首相に最も深い哀悼の意をささげる」と投稿した[289]。また、インドネシア外相のルトノ・マルスディは、G20外相会合の閉幕後の議長国会見の冒頭で、「悲しい知らせを受け取った」「国と国民のために尽くした安倍氏の姿はすべての人の模範として、いつまでも忘れられることはないだろう」とコメントした[290]。
- フィリピン外相のエンリケ・マナロは、「安倍氏は多くのフィリピン人から称賛されている」とコメントした。また、前大統領のロドリゴ・ドゥテルテは、「世界で最も影響力のある指導者の一人だった」と声明を発表した[289]。
- カンボジア首相のフン・センは、岸田宛ての書簡に「大きな衝撃を受け、深く悲しんでいる」「安倍氏は地域の平和と安定、繁栄に寄与した傑出した政治家」と称えた[289]。
- インド首相のナレンドラ・モディは、自身のTwitterで「最も親しい友人の一人の悲劇的な死に言葉にできない衝撃と悲しみを受けた」と投稿し、死去の翌日である7月9日はインド全土で喪に服すことを発表した[291]。
- ブータンは安倍が死去したことを受けて、7月9日を追悼の日とし、国内各地や海外の大使館などで半旗を掲げた。また、ブータン外務省によると、寺院で国王のワンチュク・ナムゲルと王妃のジェツン・ペマ・ワンチュク、政府高官らが祈りをささげたとのこと[292]。
- イスラエル首相のヤイロ・ラピドは、「安倍氏は近代日本の最も重要な政治リーダーの一人であり、イスラエルと日本の間に素晴らしい関係を築いた真の友人だった。日本国民と日本政府に哀悼の意を表したい」とする声明を発表した。大統領のアイザック・ヘルツォークも哀悼の意を表した[293]。
オセアニア
- オーストラリア首相のアンソニー・アルバニージは、「私たちは彼の家族と日本国民に思いを寄せます」とTwitterに投稿した[294]。
- オーストラリア元首相のスコット・モリソンは、自身のFacebookで、「安倍元首相に関する報道に深く心を痛めています。安倍元総理はオーストラリアの偉大で賢明な友人であり、戦後における最も重要なグローバルリーダーの一人。この大変、厳しい状況に安倍元総理と昭恵夫人、そして日本の皆さまのため祈りを捧げます」とコメントした[294]。
- オーストラリア元首相のマルコム・ターンブルは、「安倍晋三は現代の偉大なリーダーの一人です。今、私たちは、彼が困難を切り抜けることを願い、祈らなければなりません」とTwitterに投稿した[294]。
- シドニー・オペラハウスなど、オーストラリアの各都市において、安倍への哀悼の意を表すために日章旗の色にライトアップがなされた[295]。
- ニュージーランド首相のジャシンダ・アーダーンは、自身のFacebookで、自身が飼育していた猫が死去した際に安倍が哀悼の意を寄せたことを紹介した上で、「彼は常に集中していて思慮深く、また、寛大でした。」「日本の総理大臣を最も長く務めた安倍元首相、その喪失感を多くの人々が深く感じることでしょう」と投稿した[296]。
中南米
- ブラジル大統領のジャイール・ボルソナーロはサンパウロで行われた演説で、「親しみやすく知性的、愛国的な男だった。いつも国民の幸福を追求していた」「国のために闘うとき、敵は往々にして内側にいるものだ」などと述べ、国内で3 日間服葬を行うこととした[297]。また自身のTwitterで、「犯人が厳罰に処されることを望む」とコメントした[298]。
- キューバ大統領兼キューバ共産党第一書記のミゲル・ディアス=カネルは自身のTwitterで、「安倍元首相の死をひどく残念に思う。死に至らしめた残酷な攻撃を非難する」と投稿した[297]。
- キューバ共産党機関紙グランマは、「安倍氏は常にキューバに敬意と思いやりを持ち、彼の任期中に両国の友好、協力関係は強化された」と論評、11日はキューバ全土で服喪、公共施設において半旗が掲揚された[299]。
- ペルー政府は「(安倍が)多国間主義(の推進)と、両国関係強化に果たした貢献は特筆に値する」とコメントした[297]。
国際機関
- 国際連合(国連)事務総長のアントニオ・グテーレスは、自身のTwitterで、「私は何年にもわたり安倍氏を知る機会に恵まれ、彼の同僚としての姿勢や多国間主義への献身をいつまでも忘れない」などと投稿した[300]。
- 8日、スイス・ジュネーヴにて行われた、国連安全保障理事会(安保理)の公開会合の冒頭で、議長国のブラジル国連大使が「安保理を代表し、不条理な殺害に対する悲しみと衝撃を表明する」と述べ、全理事国15カ国の代表が1 分間の黙祷を捧げた[301]。
- 同会合では、アメリカ国連大使のリンダ・トマス=グリーンフィールドやイギリス国連大使のバーバラ・ウッドワードらが演説中に安倍の名をあげて死去を悼んだ[301]。
- 国際オリンピック委員会(IOC)会長のトーマス・バッハは「ビジョンを持ち、それを実現するための決意と無限のエネルギーに満ちた人だった」と述懐し、「安倍氏がいなければ、(2021年に開催した)東京オリンピックは実現しなかっただろう」などとコメントした。また、スイス・ローザンヌにあるIOC本部では3日間半旗を掲揚することを発表した[302]。国際パラリンピック委員会(IPC)会長のアンドリュー・パーソンズも「彼の仕事は社会的包摂の重要な遺産を残した。すべての人が彼らの可能性を最大限に活用する機会を与えて、より包括的で多様な日本を作るのを助けた。」と追悼の意を表した[303]。
- 北大西洋条約機構(NATO)事務総長のイェンス・ストルテンベルグは、自身のTwitterで安倍との写真を添付し、「民主主義の守護者で何年にもわたる友人でもあった安倍元首相が凶悪なやり方で殺されたことに深く悲しんでいます」と投稿した[304][305]。NATO事務総長が非加盟国の元首相に弔意を示すのは異例[304]。
脚注
注釈
- ^ 事件翌日の7月9日、フランスの『フィガロ』『レゼコー』『BFM TV』は容疑者が供述している団体はいわゆる「統一教会」(正式名称「世界平和統一家庭連合」、以下「家庭連合」と称する)であると報じた[1][2][3]。また米国の『ワシントン・ポスト』は7月9日に配信した記事を10日に更新し、「世界平和統一家庭連合の東京事務所の代表が、容疑者の母親が信者であることを確認した」と報じた[4]。日本では一部の雑誌系メディアにおいて、講談社の情報サイト『現代ビジネス』が9日に「統一教会」(本文ママ)と、新潮社の情報サイト『デイリー新潮』が10日に「旧統一教会」(本文ママ)と、記事中で報じた[5][6]。日本の大手紙、テレビ局は、事件後から7月11日午後2時20分頃に毎日新聞ほかが、家庭連合会長の田中富広の会見の模様を報じるまで、「特定の宗教団体」と表記し、団体の名を明らかとしなかった[7][8][9]。『フィガロ』は、日本のメディアが一定期間団体の名を明かさなかったことを、7月11日付の記事で指摘した[10][11]。
- ^ 銃は手製の改造銃とみられており、軍事ジャーナリストの世良光弘は日刊ゲンダイの取材で、ソードオフ・ショットガンと呼ばれる散弾銃だと推察している[28]。一方で大日本猟友会の佐々木洋平会長は発砲音およびその後に出た煙から散弾銃ではないとした上で現代では使われない黒色火薬を用いた手製の銃と判断している[29]。
- ^ 輸血の1単位とは200mlの献血から作られる量を表しており、今回のような大量出血の際に用いられる赤血球製剤では、1単位は140mlに相当する(100単位だと14L)[42]。
- ^ 当時・岡田啓介内閣の大蔵大臣
- ^ 当時・内大臣
- ^ 過去には吉田茂(1967年没)、佐藤栄作(1975年没)と中曾根が大勲位菊花章頸飾を授けられた。
- ^ 2022年7月9日に報じられた『文春オンライン』では、実行犯の男もその影響を受けて入信したがほどなくして脱会し、家庭連合の分派の団体に所属したという情報がある[83]。しかし『J-CASTニュース』や『FRIDAYデジタル』の報道によると、同日に世界平和統一聖殿(サンクチュアリ協会)の日本本部は声明を発表しており、声明では実行犯の参加記録はなく本協会と接点もないとしている[85][86]。また、7月11日の世界平和統一家庭連合の会見においても、実行犯の男が在籍していた事実はないとされている[9]。
- ^ 集会から5日後の2021年9月17日、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に関連する被害救済などに取り組んでいる「全国霊感商法対策弁護士連絡会」は、安倍晋三に宛てた公開抗議文を発表した。同団体は抗議文の中で「統一教会やそのフロント組織の集会などに出席し祝辞を述べることは『お墨付き』を与えることになる」「このようなイベントに協力、賛助することは決して得策ではない。是非とも今回のような行動を繰り返されることのないよう、安倍先生の名誉のためにも慎重に考えていただきたい」と述べた[99][100]。
- ^ 自由民主党の特設サイト「『決断と実行。暮らしを守る。』 2022年 第26回参議院選挙」[102]には「演説会情報」があり、随時更新されていた。投開票後は演説会情報の内容は削除されている。
- ^ 当初、時間については「5秒」とされていた。
- ^ 通常『A-Studio+』の放送開始時刻は23時からであるが、22時台の金曜ドラマ『石子と羽男-そんなコトで訴えます?-』の初回15分拡大版での放送予定に伴うものによる。
- ^ 10日の投開票の第26回参議院議員通常選挙開票特別番組『池上彰の参院選ライブ』の事前特別番組。
- ^ 本来は地上波放送後の見逃し配信として展開される予定だった。
- ^ 原文では「敬悼 安倍首相」「台灣永遠的朋友」「感謝 安倍首相」「對台灣支持與友誼」。
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関連項目
- 安倍晋三宅火炎瓶投擲事件
- 長崎市長射殺事件 - 本事件と同様、選挙活動中の政治家が殺害された事件。
- 浅沼稲次郎暗殺事件 - 本事件と同様、演説中の政治家が殺害された事件。
- 岸信介 - 安倍の祖父。首相在任中の1960年7月14日に首相官邸レセプション会場で左太ももを刺され重傷を負った。
- 在任中または退任後に殺害された日本の内閣総理大臣