世界王者・晝田瑞希が負傷判定勝ちで3度目の防衛 “米国デビュー戦”飾る
スポーツ報知
◆プロボクシング ▽WBO女子世界スーパーフライ級(52・1キロ以下)タイトルマッチ10回戦 〇晝田(ひるた)瑞希(8回負傷判定)マリベル・ラミレス●(17日=日本時間18日、米国カリフォルニア州コマース コマースカジノ・イベントセンター)
WBO女子世界スーパーフライ級王者・晝田(ひるた)瑞希(28)=三迫=が17日、米カリフォルニア州で、同級6位マリベル・ラミレス(38)=メキシコ=に8回負傷判定勝ちし、3度目の防衛に成功した。
ラミレスがバッティングで左目上をカットし、8回42秒でドクターがストップ。採点は、ジャッジ2者が80―71、残る1者が79―72で、3者ともに晝田を支持した。
晝田は三迫ジムを通じて、「無事、勝ててホッとしてますが悔しさも残る内容だったので、もっと頑張ります! 応援ありがとうございました! vamonos(さあ行こう)!」とコメントした。
晝田は岡山市出身。岡山工高でボクシングを始め、全日本選手権で2階級制覇などアマチュアで活躍。2021年10月にプロデビューし、3戦目で日本女子フライ級王座を獲得すると、4戦目のWBO女子世界スーパーフライ級王座決定戦で谷山佳菜子(ワタナベ)に判定勝ちして世界王座を獲得。かねてから世界のリングでも戦いたい意向を示してきており、今回が待望の米国初進出だった。
戦績は晝田が7戦全勝(2KO)、ラミレスが15勝(3KO)11敗4分け。