電車乗った事件とは (デンシャノッタジケンとは) [生放送記事]

電車乗った事件とは、ニコニコ生放送配信者・石川典行が2010年 5月16日に起こした殺人予告事件。配信者の横山緑や、そのほか裏切ったとされる人物に対して「全員殺す」と（住所知った上で）ツイッター上にて殺害予告した。

予告後、石川はさらに「全てを消してから　行動する　覚悟しろよ」→「家出る」→「殺すよ」→「電車に乗る」→「電車乗った」と、予告と見られる文章をTwitterにて次々に投稿。横山緑はホテルへ避難し、石川は都内で警察に保護された。当時から石川はニコ生で有名だったため、ニコ生内の様々な配信者を巻き込む大騒動になった。

名称の由来はこの通り、石川がTwitterでの予告で最後に書き残した言葉から。内容が内容であるためか殺人予告事件とは呼ばれず、ただ単に「電車乗った」などと呼ばれることが多い。また、この後のニコ生界隈では「電車に乗る」という動詞自体が「（特定の知人を）殺しに行く」という意味のネットスラングとして用いられるようにもなった。

詳細

事件そのものは簡単に説明すると上記の流れだが、その経緯には石川典行が社員（リスナー）にタカっていたという背景があり、社員たちは計画^[1]の後に暗黒放送にてそのタカリ行為を暴露した^[2]。石川は釈明放送を行ったが^[3]事態を鎮静化出来ず、緑までもが（悪ノリ or ネタにして石川典行救う主旨）彼をネタにして放送^[4]^[5]。

これをきっかけに石川はプッツン。緑も裏で暴露ネタに絡んでいたと勘違いし、しかも自分をネタに放送した事にも激怒^[6]。こうして緑に殺害予告をして行方不明になった^[7]。緑は警察に助けを求めた上で逃走^[8]^[9]し、翌日13時58分に帰還放送を行った^[10]。二人は40分間の話し合いの末に誤解を解き、石川は高輪警察署に確保された。

当時の電車乗った事件の経緯を知らない、最近動画などで石川典行を知った人達には誤解されがちであるが、石川はこの事件で逮捕されたり前科を持ったわけではなく、警察に通報された後に都内で警察に保護されたというのが正しい。本人や事件に関わった人物達はすでに和解しており、今ではたまに「電車乗った」とネタにされているようである（更に詳しい人が記事の追加をしてくださると助かります）。