寄り道をすること。
語源は上述の通り、道に生えている草を馬が食べることに由来する。
一方、ネットにおいては、語源通り、ないし文字通りの意味で「道草を食う」場合に使われることも多い。
人間に飼われている馬は、基本的に人間が用意した専用の餌(カイバ)を食べる。または、放牧地で専用に植えられた牧草を食べる。
しかし、馬にとっては人間が用意した飼料も、その辺に生えている草も変わりはなく、食べられるなら何でも食べる。そのため、移動中にその辺に生えている草を勝手に食べることも多い。そのような場合、「文字通り『道草を食う』」と表現されることもしばしばである。
特に、大食漢で知られる競走馬によく使われる表現である。
競走馬はアスリートであり、栄養管理もプロの運動選手として厳密に行われている。そのため調教師の知らないところで勝手に食べられては困るのだが、馬にそんなことがわかるわけはないので、与えられたカイバで足りない、または好みの味でないとなれば、その辺の草を勝手に食べて空腹を満たす。
例えば、オグリキャップは大食漢で有名であり、足りないとなれば道端の草を食べることも多かったという。近年ではダービー馬ドウデュースが有名で、道端の草だけでなく生垣の葉まで食べてしまう食欲が話題になった。
他にも、誘導馬がパドックに植えられている花を食べてしまう事例も確認されている。
人間の側は、馬が勝手に草を食べてしまうことは避けられないため、毒のある野草などを食べてしまわないように注意が必要である。特にユリ科・ナス科は多くの動物にとって毒であるものが多い。馬はそれに加えて、腹にガスがたまる原因となるアブラナ科の植物にも注意が必要とされる。
道端に生えている植物には、人間が食べられるものも多く存在する。
ネット上には、そういった野生植物を調理して食べる動画も多数投稿されており、そういった動画に対して「道草を食う」というタグがつくことがある。
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最終更新:2024/12/30(月) 09:00
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