「連装砲ちゃん、一緒に行くよ!」
連装砲ちゃん(れんそうほうちゃん)とは、ブラウザゲーム「艦隊これくしょん~艦これ~」に登場する艦娘・島風が連れている、主砲塔を模したキャラクターの事である。
艦これでも屈指の人気を誇る艦娘・島風は、その元ネタとなった駆逐艦・島風を擬人化するに当たってこれでもかと言わんばかりにあざとさを追求しているのだが、他の艦娘には無い特徴として、この“連装砲ちゃん”の存在が挙げられる。
その見た目は島風の主砲塔(史実に則るなら12.7cm連装砲)をぬいぐるみ、もしくは使い魔かGビット的にアレンジしたもので、砲塔正面、砲身の下辺りにはちゃんと顔が描かれており、中破時はこちらの表情も変化する。
連装砲ちゃんは全部で3体おり、うち1体は浮き輪を装備している。この浮き輪には“ぜかまし”と書かれているが、これは右横書きで“しまかぜ”と読ませるためのもの。島風が“ぜかまし”の愛称で親しまれるのは大体この浮き輪のせいである。
連装砲ちゃんの腰の後ろ、もしくは浮き輪の後ろにはスクリューがとりつけてあり、島風本体から離れて行動できるように見受けられる(実際、漫画やアニメではそのように描写されることが多い)。 これは、後述の連装砲くんなどの同種の使い魔的キャラには見られない大きな特徴である。
ご主人様とは独立して各種製品化もされており、シークレットキャラクターとされたこともある。シルエットでもろバレなんですがね……
島風以外にも謎のキャラクターを引き連れた艦娘がいる。潮はピンクの可愛らしい連装砲を持っているが、中破すると表情が変化することからただのイラストではないようである。
また、天津風も目が丸く、口を大きく開けて下半身が船になった「連装砲くん」を1人、秋月型の面々は「長10cm砲ちゃん」を引き連れている。
少々余談になるが、砲のxx口径(長)というのは砲身の長さを表しており、50口径12.7センチ砲とは、砲身の長さが50×12.7=635センチであることを意味している。(ちなみに有名な大和の45口径46センチ砲は、45×46=2,070センチの砲身長を持つことになる)
50口径三年式12.7センチ砲(艦これでは「12.7cm連装砲」。図鑑No002)は、駆逐艦用の砲としては初めての防盾(ようするに砲の周りの覆い)を付けた砲で、数多くの駆逐艦に採用された傑作砲である。
最初に開発されたA型を吹雪型が採用。以降、B型は綾波型、暁型、初春型に、C型が白露型、朝潮型、陽炎型に採用された。そして、最終型となるD型を、島風と夕雲型が採用している。
※2017年以降、if装備として各砲塔の「改二」が実装されており、以下の特徴がある。
12.7cm連装砲A型改二…狭義吹雪型の「12.7cm連装砲A型」を改修すると得られる。吹雪型に補正
12.7cm連装砲B型改二…綾波改・夕立改二等の初期装備。綾波型~初春型・白露型の一部に補正あり
12.7cm連装砲C型改二…満潮改二等の初期装備。白露型の一部~陽炎型に補正あり
12.7cm連装砲D型改二…夕雲型改二の初期装備。陽炎型・夕雲型・島風に補正あり
ただ、この砲は本来は対艦用であり、対空用ではない。このため、例えば島風のD型は一応仰角75度まで上を向けられるが、弾を再装填するには砲を水平まで戻さないとならず、とても対空戦闘に使えるものではなかった。
しかし、時代は対艦決戦よりも戦闘機による空襲へと進んでおり、秋月型には、この対艦砲を装備する代わりに、対空砲として六五口径九八式一〇糎高角砲(艦これでは「10cm連装高角砲」。図鑑No003)が装備され、さらに松型以降(艦これ未実装)は四〇口径八九式十二糎七高角砲の単装砲架型(艦これでは「12.7cm単装高角砲」。図鑑No048)が装備されるようになっている。
基本的にはご主人さま(=島風)と一緒に描かれることがほとんどである。
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最終更新:2024/12/23(月) 06:00
最終更新:2024/12/23(月) 05:00
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