第六天魔王とは、仏教において仏道修行を妨げる魔のこと。正確には第六天魔王波旬(はじゅん=悪魔の意)というが、単に天魔、魔王、第六天魔や、天子魔(てんしま)、他化自在天(たけじざいてん)などともいう。
仏教では、世界は六道(地獄界・餓鬼界・畜生界・修羅界・人間界・天上界)、あるいは六道に四聖(声聞界・縁覚界・菩薩界・仏界)を加えた十界という世界観となっているが、それとは別に欲界・色界・無色界の三界に分ける世界観もある。
三界においては欲界は地獄界から人間界および天上界の一部を含み、残りの天上界は色界・無色界に分けられる。この欲界に含まれた天上界の一部が六欲天であり、人間界に近いため欲から逃れることが出来ないとされる部分である。
その六欲天の最高位(下から第六位)が欲界の天主大魔王である第六天魔王波旬の住処となる他化自在天であり、別名を第六天という。
日本では天魔、第六天魔、第六天魔王は仏敵となった人物に仏門や民衆があだ名としてつけることが多かったが、自ら名乗った例もある。
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69 ななしのよっしん
2023/05/03(水) 10:05:26 ID: L0HOLqX+2E
70 ななしのよっしん
2023/05/03(水) 10:14:54 ID: XTxc1aXJqv
?????「第六天の魔王(すっとぼけ)は、勲章が大好きでぇ~」
71 ななしのよっしん
2024/02/08(木) 21:18:28 ID: vTw7gw6pyU
仏教における神界での最高位に君臨し、欲望という切り札を操ることでこの世の全てを思いのままに出来るほぼ全能の存在
その力と権威は破格であり、全世界の秩序を司る天帝(帝釈天)すらも、
世界の統治なんて面倒な些事に興味がない第六天魔王に放置されている存在に過ぎない
普段は欲の赴くままに、六道輪廻を彷徨う衆生の欲望を操って楽しんでいる(故に他化自在天と呼ぶ)
唯一の弱点は、欲望を超越した色界、無色界の仏たちには無力であること
仏の力が強まるほどに無力化していく存在なのだ
それ故、釈迦の修行を妨害したのを始め、高僧たちの修行には決まって妨害しに来る
帝釈天を始め神々の殆どは第六天魔王と対抗するために仏教の力を借りて自らも仏になっていくが(これが神仏習合)
第六天魔王だけは、全能の神たる矜持に懸けて、常に仏教の妨害をする立場に立つ
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最終更新:2024/12/26(木) 16:00
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