神代凌牙とは、以下のどちらかを指す。
本稿では1.について解説する。 |
神代凌牙とは、アニメ『遊☆戯☆王ゼアル』に登場するキャラクターである。
遊馬のライバル。学校内では遊馬の上級生に当たる。タコさんウインナーの様な髪型をしている。
その異名の通り、「ビッグ・ジョーズ」や「スカル・クラーケン」など海生動物を主軸とした水属性デッキを用いる。しかし、学校内では札付きのワルで、何かとデュエリストに因縁をつけては、敗北した相手からアンティ・ルールでデッキを横取りしている。遊馬の親友・鉄男もその被害者の一人である。
遊馬がいつも首に下げているペンダントを彼の大切な物と察すると、それを無理やり奪って目の前で踏みつけて壊すのみならず破片の半分を捨て、「自分とのデュエルで遊馬が負けたら今度は遊馬のデッキを目の前で破り捨ててやる」と堂々言ってのけるなど、なかなかの外道。
その冷徹な性格は過去シリーズにおける初期の海馬・万丈目・ジャックを彷彿させる。
続く遊馬とのデュエルにおいて遊馬がアストラルと邂逅を果たすと、世界中に飛び散ったアストラルの記憶のピースたるカード「ナンバーズ」を手にした結果シャークは自身の心の闇を増幅され変貌、ナンバーズのエクシーズモンスター「No.17 リバイス・ドラゴン」を召喚したが、遊馬の手にしたエクシーズモンスター「No.39 希望皇ホープ」に敗れた。その後も、何らかの形で遊馬達やナンバーズと関わっていくことになる。
ちなみに彼が再登場する事になる「逆襲のシャーク!」回では遊馬とのデュエルが行われたのだが、デュエルにおいて終始遊馬を圧倒し(ZEXAL初期の話であり遊馬がまだ未熟であった事もあるが)主人公を完膚無きまでに叩きのめし敗北させ、ついでに汎用カードサイクロン(遊戯王)も披露したりしてデュエルの高い実力を見せ付けている。
遊戯王シリーズのデュエルにおいて、ここまで主人公が一方的にフルボッコにされた例は珍しい。
その後は遊馬と共にタッグデュエルで悪党を倒すなどして絆を深め、小鳥に「ナンバーズには(危険だから)関わるな」と忠告したり、彼自身も学校に出て来るようになる(授業はサボりがちの様だが)など素行に改善が見られつつある。
1部終盤では遂にカイトとも遭遇、和解した遊馬への借りを返すためペンダントを強奪したカイトとデュエルするが、奮戦むなしくフォトン・ハンドによりフカヒレ状態となってしまった(その後、ZEXAL究極体とカイトとのデュエルにより回復するが)。
続く第2部・WDC編(第26話)では、かつてデュエル大会で激突した相手・Ⅳと再会。 自らがデュエルの表舞台を追放された裏で、妹である神代璃緒を手に掛ける事でシャークが反則行為へ走るよう誘っていたなど、一連の出来事が全てⅣに意図的に仕向けられていた事を明かされた後、WDCの出場権たるアイテム「ハート・ピース」をⅣから受け取り、再びデュエルの表舞台に立つ事を決意する。
WDCではトロンの命を受けたⅢとの接触・デュエルを通して「No.32 海咬龍シャーク・ドレイク」を手にしたが、その影響で心の闇を再び増幅させられ、ナンバーズ・カードに意識を飲み込まれそうになるも遊馬の言葉や遊馬との3度目のデュエルを通じて普段の冷静さを取り戻した。 そして遊馬達と同じく予選を勝ち抜き、WDC決勝大会前夜祭では宿敵のⅣと再び顔を合わせる頃には冷静な態度を崩さないまでに成長を果たしていた。上記の予選開始時とは立場が逆転するまでとなり、ストーリーがWDC決勝大会という新たな舞台へと移ったことでさらなる期待が高まっていた。 そして、WDC決勝リーグにて因縁のIVとのデュエルに挑む。その最中、かつてIVが行った所業の元凶がトロンであることを知った事でその復讐心に心を支配され、カオスナンバーズの力「CNo.32 海咬龍シャーク・ドレイク・バイス」を覚醒させ、それを使ってIVに勝利した。その後、全ての因縁に決着をつけるべく遊馬の警告を振り切り、一人トロンに復讐を誓うこととなった。 続く準決勝では遊馬とのデュエルに挑んだが、No.の呪縛に加え、復讐の相手であるトロンに洗脳状態にされていたものの、最後に正気を取り戻した彼は、自らライフを0にして敗れ去り、遊馬に全てを託した。
そしてWDCの黒幕であるDr.フェイカーが動き出すと、遊馬・カイトと共にこれを倒す。その後、バリアンが自分と璃緒に行ってきた行為に対する借りを返すべく、遊馬達と共にバリアンと戦う決意をする。なお、フェイカーとのデュエルの前に遊馬を経由して「No.32 海咬龍シャーク・ドレイク」をアストラルから託されており、以降は何の不自由もなく扱っている。
公式サイトのキャラ紹介の画像でバリアンの形をしたペンダントをかけている、異世界の力がないと干渉できない皇の鍵を破壊できる、ナンバーズを憑依されずに扱うどころかカオスナンバーズへ進化させる、等の一般人には見られないような特異性があり、妹の璃緒にも同様に常人には見られない特徴がある。それらの特異性は、彼らがバリアンと関連しているからではという説が立ち、作中でもそれを窺わせる描写がなされている。
第114話では、凌牙と璃緒は幼少期に事故で両親を失っており、当人達もその事故で重傷を負っていたという事実が判明。どんだけ入院歴があるんだこの兄妹は。そして続く第115話で、その事故を起こしたのは、直前までデュエルをしていたバリアンの刺客・クラゲ先輩であるという事実も明らかになったのだが、そのクラゲ先輩の口から「あの事故でお前ら家族(神代一家)は全員死んだはず」という衝撃の発言が飛び出た。さらに、旧神代邸にあるモニュメントに刻まれた神代家の家紋が遺跡の記憶で自身が治めてた国の王家の家紋と同じであることにも気がつき、凌牙はますます自分がバリアンなのかという疑念を強めていくこととなった。
その疑念の中で接触してきたドルベが持つバリアンのペンダントを介して前世の記憶を完全に思い出し、バリアン七皇の一人・ナッシュとして覚醒した。元シャーク。ナッシュとしての経歴はこちらを参照。
『ZEXAL』発表当初は従来通りのライバルポジションに収まるだろうと予想する者が多かった。
しかし事件が起こった。
Vジャンプ誌上で「潜航母艦エアロ・シャーク」のテキストが判明したのだが、その効果が
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動する事ができる。 ゲームから除外されている自分のモンスターの数×100ポイントダメージを相手ライフに与える。
というものであった。
わざわざエクシーズ素材を取り除いても与えられるダメージはごくわずかであり、
手札一枚につき400ポイントと言うどこかの先輩に教育でもされたのかと思うばりのアニメ版と比べて、大幅に弱体化されたのだ。
そればかりかその他の水属性モンスターも軒並み弱体化しており、一転して彼は特にOCGプレイヤーからソスな印象を持たれてしまった。まあほぼ間違いなく どこかの どこぞの バカ の弊害であろう。南無。
そして漫画版ZEXALの連載、アニメ本放送がスタート。ここでもシャークは強烈な印象を視聴者に与えることになる。
主な点としては、
等。
他にもシャークは上記の通り、中学生であるにも関わらずバイクを愛好しており、移動時は大抵愛車に乗っている。
しかし前作「遊戯王5D's」に登場したD・ホイールといろいろな部分が似ている(SEも同じ)などといった要素からやはりいろんな場所でネタにされている。
一応断っておくと、これはD・ホイールではないのは勿論バイクでもない(監督の発言によれば、「バイクに似た未来の乗物」らしい)ので、無免許運転というツッコミは無用であるらしい。
あと、璃緒を乗っけてる姿が「どう見てもリア充」とやっかまれた(?)。
総括すると、これらの経緯からネット上ではシャークはネタキャラとして扱われる機会が多かったが、ネタキャラ→正統派シリアスキャラへの転身(更正?)という経緯や、作品中でも屈指のデュエルタクティクスの高さから視聴者の間では「シャークさん」の愛称(敬称)で呼ばれ、主人公・遊馬を越えているのではないかという程の圧倒的な人気を誇っている。その人気ぶりはアニメ本編や次回予告で彼が登場すると、彼の出番や役回りに関係なく(極端な話が、何もしなくても)視聴者達が大いに盛り上がる事からも伺えるだろう。
一般項目 |
使用するカード |
掲示板
1313 ななしのよっしん
2024/10/10(木) 01:06:59 ID: h8RigY2gqX
アクアジェットまでカテゴリー化は草
この人どんだけカテゴリー持ってるんだ
1314 ななしのよっしん
2024/10/19(土) 06:56:30 ID: yXjd2Q/3eB
デッキの迷走(主にシャーク・ドレイクのせい)はあったけどZEXALで1番デュエルが面白い人と言われたら間違いなくこの人を選ぶ、遊馬との2戦目でホープ破壊した流れはマジで痺れたし初めてZEXALで面白いと思ったシーンだわ。
1315 ななしのよっしん
2024/11/02(土) 01:01:19 ID: G/2HXeDOEl
ジェットシャークも使った感じ悪くないし
デッキとしてはしっかり令和ナイズされたなぁ感
急上昇ワード改
最終更新:2025/01/05(日) 01:00
最終更新:2025/01/05(日) 01:00
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