白って200色あんねんとは、アンミカの発言である。
2021年8月20日のテレビ番組『人志松本の酒のツマミになる話』で放送された。アンミカの「小っちゃい物の良い所をコップ1個でもタオル1個でも探すのが好き」という発言に対し、千鳥のノブが「そのタオルも褒めれます?」と尋ね、その後にアンミカが手元の白いタオルを持って「白って200色あんねん」と褒めた。
この凹凸感が汚れを綺麗に取りつつ、黄みがかってるタオルやったら、黄色いからパッと手を拭くときに『手の色ちょっと汚かったちゃうん?』と思うのが、ブルーがかってる綺麗な白よ、200色の中でも。だからこう、手にした瞬間に、手も綺麗に乱反射で見える。汚れもしっかり取れる。それでいて毛同士もしっかりと絡まる。毛羽立ちが程良いから、畳んだ時も綺麗に畳める。使えんな、この子
と答えている。
発言当時にも話題になったが、インターネット上のスラングとしてブームになったのは、放送翌年の2022年4月ごろからとなる(参考)。
もともとアンミカは大阪で育っており、2010年代ごろからのテレビ出演では関西弁を多用している。「白って200色あんねん」もその1つである。
「白」という言葉が指す範囲は人によって異なる。例えば、HTMLのカラーコードが「#FFFFFF」の一色のみを「白」とすることもできるが、数値がわずかに変化した「#FFFFFE」についても、何も知らない我々が見たら「白」と判断すると思われる。
しかし、その数値がいくつ違えば「白」でなくなるのかは決まっていない。HTMLカラーコードでの「navajowhite」に至っては白に見えない人も多くなるが、「white」と名がついている。
仮に同じ色であっても、布地・紙面の細かな凹凸や、部屋の照明や画面の明度などの環境、周囲の色による錯覚などで違う色として認識する場合もあるため、白が何色あるのかは一概には言えないところがある。少なくとも細かい色の違いを全て区別した場合、「白」に当てはまる色は200以上あると言えるかもしれない。
なお、「白が200以上ある」という意味のフレーズは以前からあったらしく、Twitterでも「イヌイットには白を表す言葉が200種類ある」とする投稿が2012年ごろから見られる(参考)。
これについては「イヌイットは雪を200通りに呼び分ける」という風説が元になっていると思われる。しかし、このイヌイットの話についての根拠はない[1]。イヌイットの雪を表す言葉は6種、語幹として甘く見積もっても20種強程度で、200種ほどには多くないとされている[2]。
ただし、アンミカの方は「白が200色ある」ということをイヌイットには触れずにタオルを使って説明しているので、アンミカの発言まで誤っているわけではないと考えられる。
HTMLカラーコードにおいて、white(255, 255, 255)とwhitesmoke(245, 245, 245)までの範囲の数値に当てはまる色を示す。113=1331通り。
色見本 | カラーコード | R | G | B | カラーネーム |
---|---|---|---|---|---|
#FFFAF0 | 255 | 250 | 240 | floralwhite | |
#FFEFD5 | 255 | 239 | 213 | papayawhite | |
#FAEBD7 | 250 | 230 | 215 | antiquewhite | |
#FFDEAD | 255 | 222 | 173 | navajowhite |
2023年1月5日のテレビ番組『ダウンタウンDXDX』では、ミュージシャンのあのから「黒はさすがに1色ですよね?」と尋ねられ、アンミカは「いい質問です」と返した後に続けて「全ての色を煮詰めると黒になるので、黒は300色あると言われている」と答えている。
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最終更新:2024/12/26(木) 19:00
最終更新:2024/12/26(木) 19:00
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