熊沢重文(くまざわ しげふみ)は、JRA(日本中央競馬会)栗東に所属していた元騎手の事である。
戸籍上の表記は「熊澤重文」だが、JRAの規定で常用外漢字での登録が認められていない為、JRAの規定に従い、本項目も常用漢字で表記する。
熊沢重文 くまざわ しげふみ |
|
基本情報 | |
---|---|
国籍 | 日本![]() |
性別 | 男性 |
出身地 | 愛知県刈谷市 |
生年月日 | 1968年1月25日 |
身長 | 157cm |
騎手情報 | |
所属 | 日本中央競馬会(JRA) |
栗東T.C. | |
初免許年 | 1986年 |
免許区分 | 平地・障害 |
引退日 | 2023年 |
最終騎乗 | 2023年6月3日 |
重賞勝利 | 36勝/GI級4勝 |
通算成績 | 15,515戦1,099勝 |
騎手テンプレート |
中学時代に父親が入院した際、父と同室に南井克巳の父親が入院しており、そこで南井克巳と交流したことがきっかけとなり騎手を志す。
1983年に競馬学校に2期生として入学し、1986年に騎手免許を取得し卒業、栗東の内藤繁春厩舎に所属となった。同期は横山典弘や松永幹夫らがいる。
1986年3月2日、阪神7R:5歳上400万円下 でデビュー。初勝利は3月29日阪神8R:5歳上400万円下 で初勝利を挙げる。2年目からは障害競走にも騎乗を始める。
3年目の1988年、優駿牝馬にてコスモドリームに代打騎乗、GⅠ初騎乗ながら見事に勝利しGⅠ初制覇。20歳3ヶ月でのGⅠ勝利は当時の最年少記録であり、減量騎手によるGⅠ制覇は史上3人目の快挙であった。
1991年には有馬記念にて最下位人気だったダイユウサクに騎乗し、圧倒的1番人気であったメジロマックイーンをレコードタイムで破る大金星を挙げた。
1993年京都大障害(春)をビッグフォルテで勝利し、障害重賞を初制覇。
1997年からはステイゴールドの主戦騎手としてGⅠ戦線を中心に30戦以上騎乗。毎回善戦するもののなかなか勝ちきれないレースが続き、主戦騎手の座を武豊に譲ることになってしまった。
1999年~2000年にかけ、2年連続でJRA賞最多勝利障害騎手を受賞。
2005年には阪神ジュベナイルフィリーズにてテイエムプリキュアで勝利し、ダイユウサク以来14ぶりのGⅠ勝利を挙げた。
2012年には中山大障害をマーベラスカイザーで勝利し、障害GⅠを初制覇。JRAが1999年に障害競走にグレード制を導入して以来初の平地・障害GⅠ両制覇となった。
2021年は、4月17日の中山10R:下総ステークスにてタイガーインディに騎乗し勝利。4年10ヶ月ぶりとなる平地競走での勝利を挙げた。10月24日には、新潟4R:障害未勝利戦にて勝利を挙げ、JRAの障害競走の歴代最多勝記録を塗り替える通算255勝を達成した。
2023年11月11日をもって騎手免許を返上し現役を引退。同日に引退式を実施した。引退の理由だが、同年6月3日の騎乗での落馬で再発した故障について「頚椎が元通りにくっつかず、普段の生活で転んでも、次は危ないとドクターストップを受けたから」とのこと。2023年10月29日時点での最後の勝利は2023年3月5日阪神4Rの障害4歳以上未勝利(セルリアンルネッタ)である。平地競走での最後の勝利は2021年4月17日中山10Rの下総ステークス(4歳以上3勝クラス、タイガーインディ)である。最後の重賞勝利は2021年京都ジャンプステークス(J・GIII、ケンホファヴァルト)、最後の平地重賞勝利は2011年武蔵野ステークス(GIII・ナムラタイタン)である。
掲示板
急上昇ワード改
最終更新:2025/03/03(月) 20:00
最終更新:2025/03/03(月) 20:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。