南小樽駅 単語

	みなみおたる
		南　小　樽			S 14
		Minami-Otaru
	おたる Otaru			おたるちっこう Otaruchikkō

南小樽駅とは、北海道小樽市にあるJR北海道・函館本線の駅である。駅番号はS14。

概要

島式ホーム1面2線。ホームは掘割の中にあるため、駅舎とホームとの間に高低差がある。小樽市の市街地にあるが中心駅は隣の小樽駅である。南樽市場の最寄駅。ちなみに新南樽市場は小樽築港駅最寄りである。

1880年に官営幌内鉄道（現在の函館本線旭川方面と手宮線（廃止））開通時に開運町駅として開業。翌年に小樽大火によって消失したため、駅を移転し住吉駅に改称。その後、1900年に小樽駅になったのだが、この後北海道鉄道によって中心部に近い位置に小樽中央駅→高島駅（現在の小樽駅）が開業し、1905年に連絡線が開通すると誤乗が多発するようになり、1920年に入舟駅に改称しようとしたが、地元が反対したため南小樽駅に改称することで落ち着いた。

現駅舎は、1958年に現在の崖上への移転を兼ねて建設されたもの。跨線橋は2021年にバリアフリー対応の為に新設された4代目のものであるが、駅構内の桜の木を残すために線路に対して斜めに横断する橋となっている。かつては1954年に架けられた、非常に年季の入った跨線橋が用いられていたが、現跨線橋の建設に伴い解体されている。

駅舎には売店としてセブンイレブンが入居しているが、駅直結のコンビニとしては珍しく、駅の営業時間と関係なく24時間営業が行われている（駅の営業時間外は駅舎側出入口は閉鎖される）。

かつては当駅から手宮線が分岐していたのだが、1985年に廃止されている。

ホーム

隣の駅

関連動画

関連項目

• JR北海道
• 函館本線
• 駅名一覧（北海道地方）