水系 | 一級水系 信濃川 |
種別 | 一級河川 |
延長 | 367km |
平均流量 | 518m3/s (小千谷観測所 1942年~2002年) |
流域面積 | 11,903km2 |
水源 | 甲武信ヶ岳 |
水源標高 | 2,475m |
流域 |
|
特記事項 |
千曲川河川事務所 信濃川河川事務所 信濃川下流河川事務所 |
日本 >長野県 新潟県 > 河川一覧> 信濃川 |
信濃川とは、長野県と新潟県を流れる一級河川である。長野県内においては千曲川と呼ばれる。
延長367kmは日本最長。流域面積は利根川・石狩川に次ぐ3位と、日本を代表する河川である。
水源は長野県・山梨県・埼玉県の3県の境界にある甲武信ヶ岳。他にもここを水源とする川は荒川・笛吹川(富士川)がある。
長野県東部から北部に向かって大きくS字にカーブしながら流れる。千曲川の延長は214kmで、信濃川水系内で最長となる。ただし、河川法では千曲川は信濃川の支流となるので、「信濃川」が日本最長河川となる。
新潟県内ではほぼ直線的に流れる。長岡市付近に扇状地を形成するあたりから下流域で、日本海側最大都市・新潟市にて日本海へ注ぐ。
なお、支流のひとつである中津川の源流部が群馬県野反湖付近にあるため、僅かながら群馬県が流域に含まれる(群馬県の大多数は利根川水系)。
1742年(寛保2年)、壬戌(みずのえいぬ)の年に発生した大洪水を「戌の満水」と呼ぶ。歴史上、信濃川最大の災害である。死者2800人以上。
正確な記録がないものの、台風と秋雨前線による大雨が5日間も降り続いたという。千曲川と支流は大洪水となり、現在の立ヶ花水位観測点(中野市)付近の水位は36尺、およそ10.9mと推定されている。
松代藩はこの災害の被害救済のため、幕府から多額の借金をせざるを得なくなった。明治期まで藩政が疲弊した事からも被害の大きさが伝わってくる。
1847年(弘化4年)、善光寺平(長野盆地)を震源とするマグニチュード7.4の地震が発生。多くの山崩れが発生し川を堰き止めた(河道閉塞)。特に犀川では、岩倉山の斜面崩落で深さ60mもの堰止湖が現出したとされる。
地震から20日後にこれが決壊。千曲川との合流点の川中島まで押し寄せ、31ヶ村に浸水被害をもたらした。地震直後の避難が功を奏し、浸水区域の大きさの割に死者は少なかった。
信濃川は水量が豊富且つ上流部は急流であることから、水力発電の適地として多くのダムや発電所が造られた。
JR東日本も発電のため信濃川より取水していたが、10年間に渡り許可された量を大幅に超過した違法取水を行っていた。詳細はこちら。
掲示板
急上昇ワード改
最終更新:2024/12/24(火) 23:00
最終更新:2024/12/24(火) 23:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。