三鷹駅 単語

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ミタカエキ

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三鷹駅(みたかえき)とは、東京都三鷹市武蔵野市に跨って存在するJR東日本中央本線鉄道である。

概要

三鷹駅
みたか - Mitaka
基本情報
所在 東京都三鷹市下連
三丁46-1
所属事業者 東日本旅客鉄道
所属路線 中央線(快速)中央線快速
中央・総武線各駅停車中央・総武線
駅番号 JC12(中央線快速)
JB01(中央・総武線)
構造 地上
ホーム 3面6線
人員 86,776人/日
2023年度)
開業年 1930年6月25日
駅テンプレート
み た か
吉祥寺 武蔵
Kichijōji Mitaka Musashi-Sakai

JR東日本の路線は中央本線のみであるが、実際に運行されているのは「中央線快速」と「中央・総武線各駅停車」の2系統。また中野駅で接続する東京メトロ東西線も乗り入れている。御茶ノ水駅から始まる中央本線の複々線区間の西の終端となっており、中央・総武線の運行はここまで。西側に三鷹車両センターを擁する。

島式ホーム3面6線を有する地上で、駅舎を持つ。中央線快速に2面4線、中央・総武線に1面2線が割り当てられている。特急あずさかいじ等及び通勤特快通過し、国分寺駅ほどではないものの、優等列車の待避や特快快速の接続がしばしば生じる。かつて中央本線普通列車新宿発着だった時代には、当も停であった。

の直下を北西から南東にかけて通る玉川上水界として、北東半分が武蔵野市、南西半分が三鷹市に属する。何気に武蔵境駅吉祥寺駅より新しい

直営であり、吉祥寺駅から武蔵境駅東小金井駅武蔵小金井駅国分寺駅を管理する。

ホーム

番線 路線 行き先
1・2 中央・総武線(各駅停車)東行 秋葉原市川千葉方面
東西線直通 大手町・西船橋・東葉勝田台方面
3・4 中央線(快速)下り 立川高尾大月青梅方面
5・6 中央線(快速)上り 新宿東京方面

※以前は1・2番線からも立川方面の列車が一部発着していたが、2020年3月ダイヤ改正で下り(西行列車はすべて3・4番線発となった。

隣の駅

中央線(快速)中央線快速
種別 隣の:上り
新宿東京方面)
隣の:下り
高尾青梅方面)
特急あずさかいじ富士回遊
はちおうじ・おうめ
新宿駅(JC05) 通過 立川駅(JC19)
成田エクスプレス 吉祥寺駅(JC11) 三鷹駅(JC12) 国分寺駅(JC16)
通勤特快 新宿駅(JC05) 通過
中央特快青梅特快
ホリデー快速おくたま
ホリデー快速あきがわ
中野駅(JC06) 三鷹駅(JC12)
通勤快速 吉祥寺駅(JC11)
快速 武蔵境駅(JC13)
中央・総武線各駅停車中央・総武線
種別 隣の:東行
中野千葉東西線方面)
隣の
各駅停車 吉祥寺駅(JB02) 三鷹駅(JB01) -

駅周辺

現況

開業時は南口のみ開設された。平成の時代になって三鷹市導により再開発事業が開始され、駅前ロータリーが広げられるとともにぺデスリアデッキが設置された。バスターミナルからは小田急バス京王バスの一般路線が三鷹市内から近隣の調布市府中市杉並区世田谷区などと結んでいる他、三鷹市コミュニティバス「みたかシティバス」も発着する。周辺は短冊状の敷地に中層のビルが立ち並ぶが、吉祥寺周辺程の賑わいにはなっておらず、また幅の狭さゆえにごちゃごちゃした雰囲気がある。
北口は開業の10年後に開設されたが、はやくも1949年には武蔵野市導により、現在駅前広場や中央大通りが整備されている。広場内のバスターミナルからは関東バス西武バスの一般路線が、武蔵野市内や西東京市などと結んでいる。また武蔵野市コミュニティバスムーバス」も3路線が発着する。駅前広場や接続する道路は南口にべて余裕があるが、周辺の土地には暫定的に駐車場となっているような未使用地も点在し、商業地域としての賑わいには欠ける。
ちなみに南口は杏林大学国際基督教大学への、北口は武蔵野大学へのアクセスである(いずれもバス乗継が難)。

駅周辺についての認識

「(半分でも)三鷹市の三鷹駅」でありながら、当を利用する武蔵野市民は官民問わず多い。というのも、両隣の若者として大成した吉祥寺駅武蔵野赤十字病院亜細亜大学などの最寄りである武蔵境駅)がいずれも武蔵野市に属しており、しかも武蔵野側(北口)は武蔵野市役所・武蔵野警察署・武蔵野保健所・武蔵野税務署・武蔵野市文化会館などの武蔵野ライフライン直近の最寄りになっているためである。

一方三鷹市側(南口)はそばで有名な深大寺や太宰治森鴎外の墓を擁する寺などの古刹、また杏林大学国際基督教大学などの最寄りぐらいでしかない抜けない立地であり、またジブリの凋落が始まる時期と開館時期が同じ頃(2001年)でまた三鷹市民は全然利用していないことでも有名な「三鷹の森ジブリ美術館」が存在するものの、かつては武蔵野と改名してもおかしくないぐらい三鷹市側の印が薄かった。

後に2回行われた三鷹駅整備工事も、三鷹市側がこれを気にしているのかあるいは武蔵野市が出資しないのか、そのほとんどが南口(三鷹市側)に偏った改築であった。そのため、南口はペデスリアデッキ構造に改築されたりネオティ三鷹ナカDila三鷹といった商業施設が開設されるなど近代的な姿を見せているが、北口(武蔵野市側)は周辺を含めほとんど改築されていないという異様な構内となっている。また、ムーバスのほとんどは南口を停留所としており、三鷹を起点とする3路線は北部に路線を通していないという異様な構図になっている(もっとも北口側はムーバス登場以前から手厚いと言ってもいいぐらいのバス路線が敷かれていたのだが…)。
そのためか、北口側の構内や駅前は20年以上(筆者)変わりのない部分が立ち、時代から取り残された感がある。

しかし、その南口もペデスリアデッキを降りれば北口同様厳しい現実が待ち受けており、駅前商店をちょっと歩くと大変な物をにするかもしれない。吉祥寺が商業都市として発展するのもうなずける。 一部マニアには有名な「馬車道(ピッツェリア馬車道三鷹南口店)」があるのが救いか。

上記の補足等

に限らず、周辺地域の開発進行の差というものはどのにもみられる普遍的な現象である。国分寺駅は南口にべて北口の取り組みが遅いし、武蔵小金井駅は逆に南口の取り組みが後手に回っていた。まして当は南と北で取り組む体が異なり、取るべき施策も異なる。極論すると武蔵野市が優先すべきは吉祥寺駅周辺・武蔵境駅周辺であり、しかも両は南北とも武蔵野市が取り組むエリアで、かつ両の南側を再開発することで三鷹市にも多大な恩恵がある。にもかかわらず三鷹市武蔵野市の両の再開発に関与することはないので、武蔵野市としては「三鷹駅北口再開発が手つかずになったってしかたがない」と開き直りたくなるものである。
逆に三鷹市としては、「三鷹駅南口の再開発に取り組んでも、どうせ市民はそんなに三鷹駅には来ない」というジレンマがある。当周辺住民を含めて、三鷹市が取り組むべき施策は「より道路」と認識されているきらいがあり、そこが南口のいささか中途半端な再開発状況に結実していると推測される。

ちなみにムーバスは南口に発着したことはない。みたかシティバスと勘違いしたのか…。

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