「バトルえんぴつ」とは、エニックス、およびスクウェア・エニックスが発売した商品・ゲームのことである。通称は『バトエン』。
様々な作品のキャラクターのバトル鉛筆があるが、ここでは『ドラゴンクエストシリーズ』のバトル鉛筆について触れる。
おそらく、「ドラゴンクエストV」より後で「ドラゴンクエストVI」より前に当たる、1993年に初めて発売されたと思われる(2013年に、バトエン発売20周年を記念した展示会「バトエンバトルミュージアム」が開催されている記録があるため)。
ポケモンと同じで「第~世代」という区分もあるようだが、これについては情報募集中。
専用のえんぴつを転がして、出た面に書いてあるダメージを相手に与え、相手を倒せば勝利である。基本的にすべての鉛筆のHPは100で固定である(例外は後述する「キングバトルえんぴつ」)。
プレイ人数は2人以上である。チーム戦などももちろん可能である。
2019年10月現在のところ、2014年1月に発売された[1]「ドラゴンクエスト バトエンGX005 魔王の伝説編」と「ドラゴンクエスト バトエンGX ブラストパック」を最後として、新作のドラゴンクエストバトエンは長期にわたって発売されていない。
全てのバトル鉛筆には、キャラクターの絵と名前、属性(★、●のどちらか)が与えられている。
上記三つが基本的であるが、他に様々な特殊な面が存在する。例として、
など、きわめて個性的である。なお、キャラの強さは原作には準拠しておらず、たとえば「グレイトドラゴン」は「ドラキー」より明らかに弱い。
当初はモンスターのバトル鉛筆だけであったが、やがて主人公などの人間キャラクターのバトル鉛筆が登場するようになった。
人間キャラは、基本的にモンスターキャラより明らかに弱いが、人間キャラのみ、『装備』面を出すことで、『装備キャップ』(Ⅵキャラは『職業キャップ』)をつけることができる。装備キャップは通常の面に追加のダメージを加える優秀なオプションであり、『装備』がうまく発動すれば人間キャラでも十分に戦うことができる。
ゾーマやデスピサロなど、各シリーズのラスボスは、「キングバトルえんぴつ」という、一回り大きいバトル鉛筆となっている。(一応、芯は入っているが、鉛筆として使うのは困難である。余談だが、そもそもバトル鉛筆を鉛筆として使うのはもったいないが、あくまで遊び道具ではなく筆記用具であるという言い訳を先生にするために、泣く泣く削っていた少年たちが当時多数いたと思われる。)
キングバトルえんぴつはHPが200であり、属性は特殊な「▲」である。この鉛筆と戦うときは、対戦相手は3本のバトル鉛筆を用いてよいことになっている。
メガザルロックなど、チームバトルに特化した鉛筆が活躍する時である。筆者の記憶では、キングバトルえんぴつは結構勝率は低かったように思う。あくまでボスは倒されるものというメッセージだろうか。
▼最強バトルえんぴつ(ただしⅥのモンスターが登場する後期版、および人間キャラ除く)検証動画。わりと当時の使用感と同じ、納得の結果である。
▼im@s架空戦記。投稿者は業者並みの本数を所持しており、非常にレアなものも所持(右動画参照)。
掲示板
73 ななしのよっしん
2024/04/03(水) 13:00:02 ID: Nf+m+lAtbb
全盛期の頃、鉛筆に限らず文房具と玩具を融合させた商品が流行ってたんだよな
今よく考えたら消耗品でいずれ文字が見えなくなるから遊ぶには文房具として使わないってなるから玩具として学校で禁止令出るわな
74 ななしのよっしん
2024/04/28(日) 12:30:33 ID: rhQMf0tGKK
遊べる文房具というより
文房具という名目で学校に持ち込める玩具という印象
75 ななしのよっしん
2024/05/03(金) 23:22:24 ID: MhkkVyY52d
「文房具」だとしても、炭素芯と木軸の長さを一致させる決まりは無いはず
最初から芯が短ければ、削りすぎることもあるまい
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最終更新:2025/01/01(水) 17:00
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