バットマン ビギンズとは、2005年公開のアメコミ「バットマン」を原作としたアクション映画。時系列で言えば旧シリーズ第一作「バットマン」(1989)の前日騨に収まるが、直接的な繋がりは無く、設定を一新した所謂リブート作品として描かれている。クリストファー・ノーラン監督作品。上映時間141分。続編に「ダークナイト」「ダークナイト ライジング」があり、三作品を合わせてダークナイト・トリロジーと呼ばれる。
コミック「バットマン:イヤーワン」をベースにバットマンのオリジン(誕生秘話)を描いているが、随所に様々なアレンジが加えられており、ラーズ・アル・グール率いる「影の同盟」への加入と確執、離反にドラマが置かれる。また、従来の映画版とは違い、汚職に塗れたゴッサム市警など、警察内での腐敗にも徹底した描写が組み込まれた。
勧善懲悪では終わらないシリアスな作風、寂れた雰囲気を醸し出すゴッサムの映像美、戦車のような渋めのデザインのバットモービルの爆走(CGではなく実車を走行させている)、など高い評価を得、旧シリーズ最終作「バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲」の不評の汚名を返上(全く別の監督だが)した。一方でブルースがバットマンになるまでを濃密に描きすぎる余り上映時間の一時間以上も食うなど「前置きが長すぎる」との意見も少なからずある模様。
ゴッサムシティ…。この街では至る所に犯罪が溢れ、対抗手段であるべき警察内部も汚職によって腐敗、実質機能しない状態となっていた。
幼少の頃、両親を目の前で射殺された過去を持つブルース・ウェインは、憎しみの余り復讐に手を染めようとするが、幼馴染のレイチェルにその醜態を批難され、自分探しの放浪の旅に出る。
旅の途中で出会ったヘンリー・デュカードと名乗る男に連れられ、ラーズ・アル・グール率いる「影の同盟」と呼ばれる秘密結社に加盟したブルースは、犯罪者と戦う術を教え込まれる。しかし、影の同盟の破滅的な思想に賛同できずに離反、ラーズを打倒し組織を壊滅させるのだった。
ゴッサムに戻ったブルースは、ゴッサム市警の良心であるジェームズ・ゴードン警部補や、ウェイン産業の武器開発チーム所属のルーシャス・フォックス等、数々の協力者を得、自身も鍛え抜かれた肉体や精神力、そしてフォックスが開発したスーツ、装備を武器にクライムファイター「バットマン」となる。
犯罪との闘いを開始したバットマンは、やがてラーズが生きている事を知らされる。その裏にはゴッサムシティ全体を脅かす恐るべき計画が進行していた…
()内は吹き替えキャスト ソフト版/金曜ロードショー版/金曜プレステージ版の順に記述
掲示板
26 ななしのよっしん
2017/09/27(水) 15:20:16 ID: PBiYqvUY4G
コメディ要素なら
バッツにボコられたマフィアのボスがスケアクロウと相談するとこで
「じゃ、ちょっと精神異常になってもらうしかないな」
つってトランクガバっと開けて有能弁護士がお洒落マスク被るのに対し
ボスが「お前はいかれてる」と突っ込むシーンがあるな
ヴィラン側の配役知らなきゃ立派な恐怖シーンだけどw
27 ななしのよっしん
2021/05/02(日) 15:25:20 ID: VanzalTJcC
やっぱこの時にゴッサムシティ焼いておくべきだったよね
影の同盟は正しかった
28 ななしのよっしん
2025/03/08(土) 15:14:55 ID: IP2tfSlnBO
チベットの山奥に潜んでいる渡辺謙率いる闇の忍者軍団というシリアスな笑い極まってる要素とか被害出し過ぎ+長すぎでツッコミどころ満載のカーチェイスとか、硬派ではあるけど結構ボンクラなところある映画だと思う
そういうところ踏まえて割と好きな映画
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最終更新:2025/03/11(火) 15:00
最終更新:2025/03/11(火) 15:00
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