「宇宙戦艦ヤマト」のキャラクターについては、ヴェム・ハイデルンを参照ください。 |
ハイデルンとは、SNKの格闘ゲーム『THE KING OF FIGHTERS(KOF)』シリーズの登場人物である。
プレイヤーキャラとしては『KOF'94』『'95』 『'98('98UM)』『2001』 『2002UM』『XIV(DLC)』に登場。
ブラジルで非合法の傭兵軍団を結成し部隊長を務めている。通称教官。ラルフ、クラークの上司でありレオナ・ハイデルンは養子。
見た目はとても細いが握力は軽くラルフを凌駕する程であり、相手の体力を吸収したり真空刃を生み出すこともできてしまう。多分に人間離れしているが、本人曰く「厳しい修行の成果」とのこと。
性格は冷静かつ冷徹で、背景で待機しているときは味方が負けたとき、自身の敗北後味方が勝利したとき以外は全くの無反応で『'98』のキャラクターインタビューでも非常に口数が少ない。またシナリオ上においては、何があっても冷静を貫いている。『XI』のエンディングではそれがよくわかる。
かつてルガール・バーンシュタインに妻のサンドラ、実娘のクララと50人もの部下を一瞬のうちに殺され、自身も右目を奪われる。電波新聞社刊『ALL ABOUT KOF'94』に掲載された企画担当者のコメントによると、ルガールは通りすがりの彼らを道端の石をどける程度の感覚で蹴散らしたという。
後に友人のガイデルとその妻が変死する事件が発生し、ガイデルの実娘であったレオナを養女として引き取り、レオナ自身の希望もあって軍人としての教育を施していた。
キャラクター性は映画『ランボー』のサミュエル・トラウトマン大佐、外見は「北斗の拳」に登場するカーネル大佐に似ているため元ネタの一つと思われる。『XIV』では軍服の上着を脱いで肌に密着したボディスーツになった。こちらは若干メタルギアっぽいと言われている。
ハイデルソン→ハキデルン→ハンデルン とゲーメストに3回以上誤植されていたことも有名。
ある日Rとメッセージの付いた手紙がハイデルンの元に届き、ルガールと確信しKOF94に部下のラルフとクラークとともに参戦。エンディングで無事ルガールに復讐を果たし、過去と決別するように自分と妻子の笑顔が写った写真を両断した。『'94』では最終ボスであるルガールと唯一因縁があるキャラクターであったため扱いが特別ともとれる。
オロチ編第一章である『'95』で再びRと付いた招待状が届きラルフ、クラークとともに参戦。エンディングでルガールがオロチの力に飲み込まれていく様を見て今度こそルガールの死亡を確認しハイデルン自身は一端前線から退く。
ストーリーが無い『'98』ではタクマ・サカザキと草薙柴舟と組み「親父チーム」を結成する。またルガールとの掛け合いで「所詮貴様は流れ星、墜ちる定めにあったのだ」とある。これは鳥人戦隊ジェットマンが元ネタと思われる。
『'99』〜『2001』 のネスツ編ではデモに出突っ張りであり、ともすれば主人公であるK´よりも出番が多い。
『'99』ではどこぞの機関と組み、世界中に散らばった草薙京のクローンを全て回収。またクリザリッドの死体を看取っている。
『2000』ではリング機関と組みヴァネッサとセスを派遣しK´とマキシマの捕獲に挑むが、トップであるリングがゼロの成り済ましだったことを見抜けずサウスタウンにゼロキャノンが発射されてしまったことを後悔し、ネスツの動向を憂慮している。
『2001』ではプレイヤーキャラとして参戦。2Pカーソルのデフォルト位置に置かれている。イグニスに対しありふれた悪党と言う当たりかなりの悪党を見てきたのかもしれない。
『2003』から始まるアッシュ編では重要キャラの一人であるアーデルハイド・バーンシュタインと邂逅する場面があり、続編のXIでは空母と護衛艦二隻を借り切って会議を主催するなど、表社会への影響力や人脈も広い。
『XIII』ではエディットチーム時に登場。アッシュの行動で歴史が変えられたことを理解し、締めを飾っている。事態収拾後のハイデルンは「珍しく何事も無かった大会」と認識している。
『XIV』では事前の調査結果から大会で何かが起こることを予期し、ラルフ達を向かわせる(DLCで追加されたことで自身も現場に潜入していたことが判明)。大会終了後には各地で死者が蘇るという現象が発生し、K´らと協力体制を取り対処に当たっている。
ストーリーに関わることが非常に多いためにKOFの裏主人公と呼ばれることもある。
必殺技は飛び道具の「クロスカッター」、対空に使える「ムーンスラッシャー」、相手の体力を吸い取るコマンド投げの「ストームブリンガー」、奇襲に使える「ネックローリング」など一通りそろっており、『'94』『'95』では初心者でも使いやすい。
長身ゆえにやられ判定がでかいのが難点だがダッシュをすると異様に身長が低くなり当たり判定が小さくなる。リーチの長い足技も魅力だが使いこなすのは慣れが必要。『'98』以降は通常技の癖が強くなり若干使いにくくなった。
『'94』では待ちでも攻めでも強く、それに加えて
『'95』では大体のバグは解消されたが、飛び道具のクロスカッターの強版が強化されますます待ちに強くなった。永久持ちではないが牽制が非常に強い上、超必殺技の「ファイナルブリンガー」がガードキャンセルと相性がよい為最強キャラとも。
『'98』では当身技と超必殺技が追加されたが全体的に技の発生が遅くなって守り弱くなり大きく弱体化された。そのためキャラランクも低めだが『'98UM』では強化された。
『2001』では必殺技がタメコマンドから波動昇竜コマンドに変更されて咄嗟に出しやすくなった上に性能もアッパー調整され、「コマンデルン」と呼ばれ恐れられた。
『2002UM』ではタメキャラに戻り、『'98』と『2001』を足して2で割ったような性能になった。癖は強く上級者向けだがうまい人が使うと本当に強い。
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最終更新:2025/01/07(火) 07:00
最終更新:2025/01/07(火) 06:00
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