サラダ油とは、サラダ用ドレッシング専用、若しくその用途を優先した食用油である。
読み方については、サラダあぶら、サラダゆ、サラダオイルのどれも正解である。
ちなみに、速水もこみちは「サラダあぶら」、まいんちゃんは「サラダゆ」を使用している。
綿実油・大豆油・米油・菜種油等が原料に使われる。特に菜種油100%のサラダ油は「キャノーラ油」とも呼ばれる。
サラダ用ドレッシングオイルで使われる低温~常温の環境で透明度が高く、さらりとして使い易い事を主眼に商品化される事が多い。
「サラダ油」の名称を最初に用いたのは大正13年に日清オイリオが発売した「日清サラダ油」で、それ以降低温下でも凝固しない食用油を指して「サラダ油」と総称されるようになった。JAS規格では0℃の環境で5.5時間放置しても濁らない事がサラダ油の条件とされている。
「多くの場合、高温で劣化し、揚げ物、炒め物料理には向かない。」(初版より)と言われるが、低温調理でも使えるというだけで揚げ物や炒め物でも普通に利用できる。そもそもサラダ油と天ぷら油は殆ど同じ(天ぷら油を飲める位まで高純度に精製したものがサラダ油)なので、サラダ油が高温で使えないなら天ぷら油も高温で使えないというおかしな話になる。
もちろん油なので、何度も使いまわせばやがて酸化して茶色くなってしまう。酸化したり古くなった油を使うのは健康に悪いのでやめましょう。腹壊してぶっ倒れても大百科は知りませんよ。
ちなみに、火を近づけると燃える引火点は300〜320℃、油自体が燃える発火点は370〜400℃である。なので、誤ってこぼしたとしても直ちに危険性があるわけではない。すぐ引火・発火するような油だったらそもそも料理に使えないので(と言っても火をつけたまま離れるのは論外であるが)。
ただし、油である以上そのままにすると汚れたり滑ったりするため、こぼしたら速やかに掃除しておくこと。紙・小麦粉などで油を吸い取った後、食器用洗剤で水拭きするのが一般的。なお、吸い取った紙などに太陽光などが当たると自然発火する場合があるので、捨てる際には取り扱いに気をつける必要がある。服についた場合も、洗濯では完全に油は取れないことから乾燥機で乾燥した後の熱で同様のことが起こる場合があるので、自然乾燥が推奨される。(他の食用油なども同様)
また、煎餅などの塩味をサラダ味と言うのは、サラダ油で味付けをしているからである(ただしあくまで一例で、うまい棒のようにサラダの味を目指したもので、サラダ油との関係が薄いものもあれば、ソルトが変化したものという場合もある)。
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最終更新:2024/12/24(火) 12:00
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