グングニル(Gungnir)とは、
なお、2.および3.は1.を名前の由来とするものと思われる。
北欧神話の主神オーディンが持つ槍。グングニール、グーングニルなどの表記も。その槍先にはルーン文字が彫られているという。
あるとき奸智の神ロキが、雷神トールの妻シフの美しい金髪を剃ってしまった。これを知ったトールは激怒、ロキを殺してしまいかねない勢いであった。その剣幕に慌てたロキは「以前のように美しく、本物と同じように伸びる髪を金の糸で作らせる」とトールに約束し、小人の鍛冶屋・イヴァルディの息子たちにこれを作らせた。このとき小人たちはシフの髪のほかに、この世で最高の船「スキーズブラズニル」とグングニルとをつくりあげたのである(『スノッリのエッダ』詩語法より)。
こののちグングニルはオーディンの持ち物となり、最終戦争ラグナロクでもオーディンはグングニルを持って戦った。
グングニルは「狙いを定めたものに必ず命中する」という能力を持つとされる。
グングニルは北欧神話に登場する武具・アイテムの中でも知名度の高いものの一つであり、数多くの作品にこれをモチーフにしたものがみられる。
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最終更新:2024/12/23(月) 05:00
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