ニコニコ大百科

結局のところ頼子は加奈子を神格化し過ぎちゃったんだよね。その点では雨宮とかと同じだろう。

ただ、ふと加奈子に関して考えたんだけど、加奈子には母親が居なかったんじゃないだろうか。
加奈子にとっての陽子は、どうも母親という存在とはまた別のものだったように思えて仕方がない。
実際陽子は姉として振る舞う描写も少なくはないし、雨宮の方が陽子よりもより加奈子に近かったように描かれている。

そう考えていくと、加奈子が頼子に見いだそうとしていたのはもしかして・・・。

頼子と加菜子が互いの生まれ変わりってのは与太話だったんだおうけど、仮に本当だとしたらとてつもない無間地獄が完成するね……。
罪なき加菜子の罪がこれだって納得はいくけど、美しくも恐ろしいおはなし――。

アニメEDの、頼子と加菜子が交互に延々と歩いていく絵って
まさにその無限地獄を表してたんだろうなぁ…

あとアニメ和寅がショタだったのは、もしかして小林少年のパロディだったのではと今更気づいた

昔読んたけど、途中の京極堂の話が長すぎて飽きてやめちゃったなあ

あの素晴らしい百鬼夜行手描きアニメのシリーズは、作者が公開を取りやめてしまったのかな？
姑獲鳥に「愛の夢」、魍魎に攻殻の曲を使ったりしてたやつ。
漫画版もアニメ版も好きだが、原作のテイストをフルに表現しきっているのはファンアートのあれだと、個人的に思ってたので残念。
保存しておけばよかった。

加奈子＆頼子ペアって、京極堂＆関口さんペアとわりかし似てるような部分あると思うのよねぇ。

手書き百鬼夜行のアニメで使われていた曲のタイトルを知っている方いませんか？

アニメ見終わったら
虚しさと最後の雨宮さんで笑いが止まらない
通りものにやられたんだなぁ

読んでない短編いくつかあるけど
干物おじさんはその後出てきたのかな

今更だけど舞台凄い良かった
一瞬主演の人で躊躇った自分を恥じたわ
箱を上手く利用した場面転換とか魍魎に関する大道具を利用した説明とか、演出がとにかく凝ってて最高だった
役者の演技もキャスティングも今までのメディアミックスの中で一番好き
映像化してくれないかな

自分も観たけど、あれならまだ映画のほうがまだマシなメディアミックスだったわ
やっぱ昔からテレビや映画に出てて一般的に知名度ある役者って演技上手いんだなあ…って痛感した
演出と大道具で誤魔化すのは上手かったんでスタッフが優秀だったのはよく分かったけど

メディアミックスならキャラデザを漫画準拠にしたアニメをやってほしいもんだ。声優は良かったが設定改変がどれも無意味だったのがなあ

舞台版ニコ生のTSでみたけど脚本も演出も役者もすごかった 圧倒された
いいところたくさんあって語りきれない…
冒頭の「ほう」で引き込まれたし最後に雨宮がこちら側に来る演出もぞわっとした
現地では見られなかったんだけど劇場は三階建てで「三階建てのビルディング～」のところで客席の三階席が明るくなる演出だったらしく感心した
劇場そのものが匣だったんだな

俺は博多で通りもんに出会っちまったよ

次回の放送は一般も見れるのかな?

ここは恐ろしい実験施設なんだ！からの最後のダメ押しにもうひと真実突きつける流れが美しい　

加菜子がどう消えたのかと久保竣公の正体くらいは、読んでるうちにある程度察してたけど終盤の展開は……
あんなん想像つかんて

ここまでの文量で、読んだことを後悔させないのがすげぇよ

読んだのも前で記憶も朧げになってたから頼子が加奈子に一方的な屈折した好意持ってた百合のように思ってたけど今見るとなんか違うな
頼子は加奈子に憧れてたけど自分の理想の姿として投影してただけで友情とも言い難い自己愛に近い
逆に加奈子は表面上浮世離れした感じ装ってるけど頼子に悩みとか相談できるような普通の友達になりたかったような感じだ

乱歩の孤島の鬼の蓑浦が満更でもないような感じで諸戸の好意に甘えているようで実際は金持ちイケメンに慕われる俺最高だなって酔いしれてただけだったのを彷彿とさせる

ひょんな事から首無し鶏の話を知ったが顛末が匣の中の娘に魅入られた久保そのままでちょっと笑ってしまった
首を落とせば死ぬなんて常識は生きたマイクの前では何の効力も無かったんだろうな

魍魎の匣はこの分量でこの完成度なのも凄いんだが、京極先生はこの頃関東水木会の一員として水木しげる御大と接触していて、御大から個人的に託された膨大なプライベートフィルムを編集する傍らでの執筆だったらしい（京極夏彦、多田克己、村上健司 共著『妖怪馬鹿』での京極先生の発言から）。片手間（？）であの完成度。凄すぎる…