終業式とは、主に日本の小学校・中学校・高校・特別支援学校の学期最終日に行われる式典である。
専門学校や幼稚園・保育園などで行われる場合もある。
概要
学校の設備にもよるが、体育館で行われ、児童や生徒がクラスごとに並んで床に三角座り(体育座り)をした状態で行われるケースが多い。内容は主に開会の辞、校長の話、校歌斉唱、教師からの長期休暇の過ごし方の注意事項、閉会の辞で構成されている。場合によっては生徒の表彰などが行われる場合もある。
まずいつにも増して長い校長の話である。その学期の生徒の過ごし方の講評や、夏休みの過ごし方についてアドバイスしてくれる。
次に教師からの長期休暇の過ごし方についての話がある。児童・生徒指導担当の教員が行うことが多い。「乗ってはいけない4つの車」の話が有名(パトカー・消防車・救急車・霊柩車。ただし「5つ」などバージョンが複数ある)。
これが終わり、成績表(通知表)が返却されて帰宅すればいよいよ楽しい夏休み・冬休みである。が、補習なども終業式後に設定されており、人によってはさほど楽しくなかったりもする。
春休み前の場合は、終業式と呼ばず、修了式と呼ぶことが多い。各学年の課程の修了を校長が認めるというもので1年間の総まとめとなる式典だが、それ以外は終業式とさほど変わらない。また、当然だが最終学年の児童・生徒は卒業式に参加することで全学年の課程を修了するので、修了式には参加しない。
大学の場合、終業式はほとんど行われない。ほとんどの場合、休暇前の最後の講義が終わり、学期末の場合はそれに加えてテストや提出物などを終わらせれば自動的に長期休暇に入る。そのため、人によっていつから休暇になるかが違ってくる。
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関連項目
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