- プロ野球選手一覧 > 糸原健斗
糸原健斗(いとはら けんと、1992年11月11日-)とは、島根県雲南市出身のプロ野球選手(内野手)である。現在は阪神タイガースに所属。
概要
阪神タイガース #33 | |
---|---|
糸原健斗 | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 島根県雲南市 |
生年月日 | 1992年11月11日 |
身長 体重 |
175cm 80kg |
選手情報 | |
投球・打撃 | 右投左打 |
守備位置 | 内野手 |
プロ入り | 2016年ドラフト5位 |
経歴 | |
プロ野球選手テンプレート |
開星高等学校では1年からベンチ入りし、2年春に選抜大会に出場し、1安打でデビューする。3年は春と夏に甲子園に出場したが、共に初戦で敗退した。
明治大学に進学し、1年秋からリーグ戦に出場する。3年春には優勝に貢献しベストナインを受賞。秋には打率.317、12打点を記録しベストナインを2季連続で受賞した。1年後輩に高山俊と坂本誠志郎がいた。
JX-ENEOSに就職し、1年目から公式戦に出場し、デビュー戦でサヨナラタイムリーを記録した。第86回都市対抗野球大会にも出場した。二大大会通算2試合の出場で打率.333、2打点。同期にはないぴこと高梨雄平がいた。
2016年ドラフト5位で阪神タイガースに入団した。背番号は33。同期入団選手は大山悠輔、小野泰己、才木浩人、浜地真澄、福永春吾、長坂拳弥、藤谷洸介。
阪神時代
2017年は開幕を一軍で迎え、4月1日の広島東洋カープ戦で一軍デビューしたが、薮田和樹から死球をくらう痛いデビュー戦となった。5月12日の横浜DeNAベイスターズ戦から5月19日の東京ヤクルトスワローズ戦まで10打席連続出塁を決めたのを機に遊撃手のレギュラーに定着した。ところが7月に右膝内側側副靱帯を損傷し戦線離脱したため、1年目は66試合の出場に留まった。その後クライマックスシリーズ1stステージ第1戦で復帰した。
2018年はチーム唯一の全試合に出場。開幕当初は遊撃手、途中三塁を経て5月下旬から二塁手のレギュラーとなり、6月以降は1番打者を務めた。打率.286、1本塁打、35打点、86四球(リーグ4位)を記録。オールスターゲームにも監督推薦で選出された。
2019年からは入団3年目ながら主将を務める。主に2番・二塁手で起用され、8月下旬からは糸井嘉男の離脱もあって5番に回った。2年連続で全試合に出場したが、打率・出塁率は前年よりやや数字を落とした。
2020年は開幕直後こそ生彩を欠いたが7月から調子を上げる。しかし23日に右手有鉤骨の骨折で戦線離脱。9月上旬に復帰したが、今度は新型コロナウイルス感染で25日に離脱と、二度の戦線離脱に泣かされたシーズンとなった。オフに2年務めた主将の座を大山悠輔に譲って〝名誉キャプテン〟となる。
2021年は125試合の出場で打率.286、2本塁打、30打点を記録したが、目標としていた打率3割に届かなかった。
2022年は開幕を一軍で迎えた。132試合の出場で打率.247、3本塁打、36打点に留まった。
2023年は中野拓夢が二塁手、佐藤輝明が三塁手にコンバートされたため、ポジションを奪われる形となったため69試合の出場に留まったが、主に左の代打としてシーズンでは打率.236ながら出塁率.337を記録した。日本シリーズでも主に代打として出場し、第5戦では逆転の足掛かりとなる安打を記録した。
プレースタイル
最大の武器は選球眼の良さ。中軸の強打者ではないにも関わらず、2018年は三振数を上回る86四球を選ぶなどIsoD(出塁率-打率)の数値が高い。ルーキーイヤーの10打席連続出塁の内訳も3安打6四球1死球である。そのため某所では「Iso原」とか言われることも。
塁に出れば何かが起こるらしく「ことおこし」と言われる。
足は速いが、盗塁はあまり得意ではなく成功率が低い。本人も走塁が課題と思っている模様。
応援歌
球団 | レス | No | プレイヤー |
---|---|---|---|
阪神 | セントラル・リーグの応援歌のピコカキコ一覧#102 | 17641 |
成績
年度別打撃成績
年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2017年 | 阪神 | 66 | 193 | 162 | 18 | 42 | 13 | 0 | 1 | 24 | 1 | 5 | 0 | 23 | 3 | 26 | 1 | .259 | .362 |
2018年 | 143 | 637 | 531 | 79 | 152 | 29 | 4 | 1 | 35 | 6 | 9 | 4 | 86 | 7 | 73 | 5 | .286 | .390 | |
2019年 | 143 | 572 | 491 | 66 | 131 | 20 | 4 | 2 | 45 | 6 | 11 | 3 | 60 | 7 | 70 | 7 | .267 | .353 | |
2020年 | 63 | 244 | 218 | 32 | 64 | 5 | 2 | 3 | 20 | 1 | 3 | 1 | 19 | 3 | 33 | 3 | .294 | .357 | |
2021年 | 125 | 488 | 441 | 34 | 126 | 17 | 3 | 2 | 30 | 6 | 1 | 3 | 41 | 2 | 61 | 9 | .286 | .347 | |
2022年 | 132 | 495 | 445 | 31 | 110 | 12 | 1 | 3 | 36 | 2 | 6 | 4 | 35 | 5 | 48 | 7 | .247 | .307 | |
2023年 | 69 | 83 | 72 | 1 | 17 | 1 | 0 | 0 | 5 | 0 | 0 | 0 | 9 | 2 | 16 | 1 | .236 | .337 | |
NPB:7年 | 741 | 2712 | 2360 | 261 | 642 | 97 | 14 | 12 | 195 | 22 | 35 | 15 | 273 | 29 | 327 | 32 | .272 | .353 |
通算守備成績
機構 | 守備位置 | 試合 | 刺殺 | 補殺 | 失策 | 併殺 | 守備率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
NPB | 一塁手 | 6 | 28 | 0 | 0 | 0 | 1.000 |
二塁手 | 496 | 896 | 1280 | 27 | 260 | .988 | |
三塁手 | 178 | 57 | 186 | 5 | 13 | .980 | |
遊撃手 | 80 | 95 | 156 | 7 | 35 | .973 |
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