宮永照とは、漫画及びアニメ作品「咲-saki-」に登場するキャラクターである。アニメ版のCVは中原麻衣。実写版のキャストは浜辺美波(宮永咲と二役)
概要
麻雀インターハイ団体戦で3年連続西東京地区代表進出を果たした白糸台高校の3年生で、神代小蒔、天江衣に並ぶ「牌に愛された子」として注目を集める高校生の一人である。
主人公である宮永咲は彼女の妹にあたる・・・はずなのだが、「私には妹はいません」と常に公言している。良好とはいえない家庭事情の中で色々あったせいなのか、彼女にとって妹の存在は黒歴史と化しているようだ。
・・・ただしこれは原作で照が登場するよりかなり前に放送されたアニメ一期のオリジナルパートにおけるセリフ。
照はこの時、後に原作で登場する照とはまるで別人のような性格をしていおり、それ以外にもアニメオリジナルパートは全体的に原作との相違点が多い。そのため、照のこの設定はアニメスタッフのオリジナルではないか?とも言われている。
妹の咲は彼女と再会するため、全国大会を目指す。というか、咲が全国を目指す理由そのものである。
全国大会では、白糸台高校の先鋒として清澄高校の片岡優希の前に立ちはだかる(予定)。
なんで姉妹の直接対決じゃないのかって?そういう話はスタッフに聞いてください・・・。
阿知賀編では準決勝で穏乃達に立ちはだかる。アニメ7話では記者会見ですさまじい営業スマイルを見せつけた。
というか不自然なほど笑ってる。原作は同シーンでもここまで笑っていないため、誰だお前状態の視聴者が続出した。
咲全体の物語でも終着点、いわばラスボス的な存在であり、その強さは全国個人戦二位に「人間じゃない」と言わしめるほど壮絶なものである。こんな怪物相手にする松実玄の運命やいかに。
※以下、現在アニメ化していない部分の彼女についてネタバレ反転。
対局中は点数宣言以外は無言・無表情で心の声も一切書かれず、その容赦無く和了続ける姿から一部視聴者からは「大魔王」と恐れられていた。
・・・が、先鋒戦終了後は後輩にお菓子を買ってくる、倒れた園城寺怜を心配する、後輩の大星淡にほっぺたが歪むほど頭を押し付けられても気にしないなど温厚・天然なのではないかと思わせる描写が増えている。
その後もことあるごとにお菓子を食べていたり、おまけ漫画では効きシャンプーができることが判明したり、咲日和でもお菓子大好きキャラになっていたりとラスボスのほのぼの化が止まらない。
過去の白糸台高校1年生時代にはお菓子大好きキャラに更に拍車がかかり、「お菓子が毎日食べられる」と言う言葉につられて麻雀部に入部しようとするか迷う、先輩チームメイトが作ったパンケーキを満面の笑みで食すなど、登場当初に持たれていたイメージから一転、愛されキャラへの道を歩みつつある。
弘世菫「普段と違いすぎるんだよ・・・」
能力
全貌はまだ明かされていないが、作中では以下の能力が判明している
- 照魔鏡(しょうまきょう)
初めの1局は和了することなく見に徹し、誰かが和了または流局した後に発動、他家の背後に巨大な鏡を出現させて手牌をカンニングする本質的な実力を分析する。
恐ろしいのはこれ1回で相手の能力を完全に見切ることであり、実際、普通なら一発が確定する園城寺怜のリーチを手役の暗刻を切って花田煌からの合わせ打ちを誘い、これをポン鳴きして当たり牌をズラしたり、制約上ドラを切れない松実玄から直撃を奪うためカンしてカンドラを増やし、彼女の手役のドラを増やすことで捨てる牌を限定させている。
インターハイ団体戦決勝先鋒戦で松実玄に対し「2日前に見たばかりで今の本質が見えない」と心の中で思っていたことから、一度分析した相手はある程度期間が経過するまで分析することができないため、短期間で成長した相手に対しては弱いようである。 - 連続和了&打点上昇
和了率が極めて高く、しかも連続で上がる度に打点が上昇していく。 連続和了を止められると再び安い手に戻ってしまうという欠点があるにはあるが、その連続和了を止めることそのものが至難の業であり、園城寺怜の一巡先を見る能力をもってしても独力で止めることはできない。弱点があるとすれば打点を上げ続けなければならないために前回より安い手で上がることができず、段々と手役が狭く遅くなっていくという位であろうか(しかし大抵が速攻であるため、これも簡単には打ち破れない)
もし大会ルールに八連荘が採用されていたらとんでもないことになるだろう。 - コークスクリューツモ
連続和了が続く毎に何のゲージが溜まっているのか右腕が竜巻と電流を帯び始め、一定量を超えたところで発動する厨二病全開のちょーカッコいいツモ動作。
左腕で雀卓の右角を掴むのが発動サインだから見逃すな。
- ギギギーってやつ(by淡)
大星淡がその存在を仄めかしたもう一つの能力だが、インターハイ団体戦決勝先鋒戦で発動した。現時点では発動までの詳細なプロセスや制約などは不明だが、先述の連続和了に似ている。咲曰く「お姉ちゃんに8回目の和了りを許したら9回目は阻止できない」らしく、咲だけでなく咲の母や従姉妹の光でさえも小学生時代には止められなかった。作中でも9連続目に純正九蓮宝燈を和了している。その際に複数の扉が開く音と照の周りに火の着いた複数の灯籠が出現する描写がされた。その次局は和了こそできなかったが大三元(手の一部が描写されていないが四暗刻と複合していた可能性あり)の手が入っており、9回目以降は連荘を阻止しない限り毎回役満手が入る可能性もある。これを止めるには連続和了と同様に他家が協力して照より先に和了って連荘を止めるしかない。能力の相性もあるようで、特に荒川憩の能力(現時点では不明)は照と相性がいいらしい。ただその能力単独で阻止しきれるものではなく他家との協力は不可欠だと、実際に連荘を止めることに成功した経験のある園城寺怜と荒川憩は口を揃えている。
関連動画
本編関連
アニメ第25話(最終話)エンティング 阿知賀編の宮永照
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MADなど
関連静画
関連コミュニティ
関連項目
- 咲-Saki-/咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A
- 咲-saki- 阿知賀編 団体戦成績表
- 麻雀
- 白糸台高校
- 弘世菫
- 渋谷尭深
- 亦野誠子
- 大星淡
- CV:中原麻衣
- 浜辺美波
- 宮永咲
- お姉ちゃんの一覧
- 王者の麻雀
- 大魔王
- GEAR戦士電童
- ワムウ
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