仙台市交通局とは、宮城県仙台市青葉区木町通1-4-15に本庁を置く公営交通事業者。
概要
仙台市全域と多賀城市の一部で地下鉄とバスを運行している。かつては路面電車(仙台市電)も運行していた。仙台市の公共交通の主役。
沿革
1926年11月25日 市電開業。
1942年08月21日 仙台市街自動車を買収し、市営バスの運行を開始。
1969年03月31日 市電北仙台線廃止。以後順次市電の廃止が進む。
1976年03月31日 市電全線廃止。
1987年07月15日 地下鉄南北線(八乙女~富沢)開業。
1992年07月15日 地下鉄南北線(泉中央~八乙女)延伸。
2015年12月06日 地下鉄東西線(八木山動物公園~荒井)開業。
高速鉄道事業
詳細は仙台市地下鉄を参照。
自動車運送事業
つまりバス。いわゆる市バス、市営バス。仙台市全域で45路線232系統、計562.98kmを466台の車両で運行している。
ご多分に漏れず財務状況はお世辞にも良いとは言い難く、営業所の民間委託や駐車場への格下げ、不採算路線の減便や廃止などで財務改善を図っている。
路線・営業所
5つの営業所と2つの出張所がある。霞の目と東仙台は宮城交通に、出張所は全てJRバス東北に運行を委託している。
系統
100番台 | 北六番丁・北根方面 | 600番台 | 愛宕大橋経由八木山方面 |
200番台 | 花京院・国道45号方面 | 700番台 | 霊屋橋経由八木山方面 |
300番台 | 新寺・志波町方面 | 730~780番台 | 広瀬通経由 |
320番台 | 連坊方面 | 800番台 | 東北大学病院経由 |
400番台 | 荒町・若林区役所方面 | 900番台 | 北仙台・北山方面 |
500番台 | 若林方面 | 100未満 | 仙台駅を発着しない系統 |
また、行先に応じて以下のアルファベットが付く。
A | 旭ヶ丘駅 | N | 長町南駅 |
B | 市立病院 | R | 荒井駅 |
D | 台原駅 | S | 仙台駅 |
H | 原ノ町駅・宮城野区役所 | T | 陸前高砂駅 |
J | 定禅寺通市役所経由交通局東北大学病院前 | X | 営業所、出張所 |
K | 県庁市役所前経由交通局東北大学病院前 | Y | 八乙女駅 |
M | 薬師堂駅 | Z | 八木山動物公園駅 |
営業所
- 川内営業所 青葉区荒巻字三居沢1番地。シンボルは酉。
- 東仙台営業所 宮城野区燕沢一丁目27番10号。シンボルは卯。
- 霞の目営業所 若林区かすみ町9番1号。シンボルは辰。
- 長町営業所 太白区長町五丁目8番18号。シンボルは未。
- 実沢営業所 泉区実沢字宮西8番地。シンボルは戌。
路線
路線と系統番号は以下の通り。背景色は管轄営業所を示す。複数色の場合共管系統である。
- 東仙台営業所線(110/S110、115、X210/S210、213、215/K215)
- 鶴ヶ谷・南光台線(120,A120,X120/S120、140/S140、220,A220,X220/S220、240/S240、45,Y45、47、50,D50,X50/A50、D51/A51、D53,X53/A53、55、H55,X55/D55)
- 高松・安養寺線(130,D130,X130/S130、D135/S135、60、65)
- 瞑想の松線(159/S159、250/S250、259/S259)
- 七北田台線(160、161、40)
- 蒲生線(200/J200,X200、80)
- 高砂線(205/J205、78、85)
- 東部工場団地線(207/S207、57/A57、75、77)
- 岩切線(210/K210、211/K211)
- 卸町線(230,X230/J230、233,X233/J233)
- 六丁の目・岡田線(308/J308、18/R18,T18)
- 大和町線(320,X320/J320、20/M20、X20/X50)
- 南小泉線(411/J411、J413、450/J450、470/J470、X30/30、X50/20、M70,R70/70、75)
- 井土浜線(500/K500、506/K506、512/K512、516/K516、540/K540、545/K545、560/K560、25、30、32、36、60)
- 沖野線(535/K535、72、73)
- 動物公園線(601/K601/S601、701/J701)
- 野草園線(610,X610/K610,S610、628/S628、48)
- 長町線(620/S620、36)
- 緑ヶ丘線(704/J704、45/Z45/60/N60)
- 八木山南団地線(706/J706、60、N60/Z60)
- 工学部・宮教大線(716/S716、10)
- 交通公園線(730/S730、739-S839/839-S739、830/S830、S831)
- 折立・茂庭台線(760/S760、761/S761、765/S765、766/S766、860/S860、861/S861、866/S866)
- 秋保・二口線(770/S770、83、84、85、86、87)
- 泉ビレジ線(780/S780、810、821/S821、910,X910/S910、21、22)
- 中山・川平線(785,X785/S785、815/S815、X817/S817、825/S825、905/S905、908/S908、911/S911、917,X917/S917、925/S925、926)
- 桜ヶ丘線(800/S800、900/S900、901/S901、902、80)
- 作並線(840、X840/S840、843、80)
- 定規線(844/S844、845/S845、846)
- 芋沢線(850/S850、25、26、70、73、75)
- 大沢線(855/S855、856/S856、77)
- 貝ヶ森団地線(870,X870/S870、875/S875、876/S876、877/878、918/S918、38)
- 南吉成線(880,X880/S880、30)
- 葛岡墓苑線(888/S888)
- 北山・子平町線(890、899-S999/999-S899、990、70)
- 長命ヶ丘線(904/S904、923/S923、28、35)
- 根白石線(10、11、12、13、14、15、16、18)
- 四郎丸線(10,B10,N10、15,B15,N15、20、25)
- 福田町四丁目線(10、15,R16/16,R15、19,M29/29,M19)
- 住吉台線(20)
- 深沼線(20/R20,X20、21、23、40,R40/M40,X40)
- 恵和町線(40,B40,N40)
- 東黒松線(41、43)
- 西の平線(58)
- 余目線(88/X88)
運賃・乗車券
初乗り160円(小児80円)の対キロ区間制、つまり後乗り前降り後払い整理券方式である。ただし、仙台市の政策により、駅前通―(定禅寺通―愛宕上杉通)―北二番丁通―西公園通―南町通の範囲内は宮城交通と共通で120円(小児60円)均一区間となっているほか、八木山動物公園駅・薬師堂駅・荒井駅の周辺では100円均一区間も設定されている。
また、定期券発売所で以下の乗車券を販売している。バス車内では購入できない。
なお、るーぷる仙台は上記とは全く無関係であり、260円(小児130円)均一運賃となっている。下記乗車券もバスはるーぷる仙台しか使えない。
車両
公営らしく国内全メーカーから調達している。かつては営業所ごとにメーカーを割り振っていた。近年の財務状況の悪化に伴い、中古車導入も目立つようになった。
大型車は426台、中型車は28台、るーぷる専用車は8台、小型車(ポンチョ)は4台。低床化を進めておりノンステップ車が大多数を占める。
関連動画
関連コミュニティ・チャンネル
関連リンク
関連項目
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