今上天皇(きんじょうてんのう)とは、在位中の天皇のことである。
現在の今上天皇
代数 | 名 | 読み | 生年 | 在位 |
第126代 | 徳仁 | なるひと | 1960年(昭和35年)2月23日‐ | 2019年(令和元年)5月1日‐ |
概要
一般に今上天皇と呼ばれることはあまりなく、メディアでは「天皇陛下」または「陛下」と呼ぶことが殆どである。今上天皇の語は、他の代の天皇と区別が必要な文脈で使われることがほとんどである。
2019年(令和元年)現在、在位中の天皇は第126代天皇である徳仁(在位:2019年5月1日 - )である。
なお「○○天皇」という呼び方は諡号もしくは追号といい、崩御した後に贈られる呼称である。明治に入り「一世一元(天皇一代につき元号は一つ)」が定められ、諡号に元号を用いることが習慣化した現代では、存命中に「元号+天皇」で呼ぶことは不敬であると考える者もある。
ちなみに、「今上」も「天皇」も敬う言葉なので不敬にはあたらない。日本語は尊敬語でさえ曖昧なのだ。
尚、公に発せられる文章は「さま」や「陛下」など、敬称を用いない。これは内容についての論争を避け、中立性を保つためである。ただし、日本のメディアや宮内庁の職員などは敬称を用いているが、これは天皇が事実上の元首である、という理由に基づくとされる。
関連項目
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