- 日本の野球独立リーグ一覧 > ベースボール・チャレンジ・リーグ
ベースボール・チャレンジ・リーグとは、日本の北信越地方を中心に活動しているプロ野球の独立リーグである。
略称はBCリーグ。ルートイングループとの命名権契約により2014年から通称として「ルートインBCリーグ」の名称が使われている。
概要
2005年創設の四国アイランドリーグに続いて、2007年に創設された日本の野球独立リーグ。
初年度は「北信越ベースボール・チャレンジ・リーグ」として、石川ミリオンスターズ、富山サンダーバーズ、信濃グランセローズ、新潟アルビレックス・ベースボールの4球団の1リーグから始まり、2008年に群馬ダイヤモンドペガサス、福井ミラクルエレファンツが参戦。以降は上信越リーグ、北陸リーグそれぞれ3チームに分かれ、名称もベースボール・チャレンジ・リーグとなった。2014年にルートイングループが命名権を取得し、ルートインBCリーグとなる。
2015年シーズンからは武蔵ヒートベアーズと福島ホープスが参戦し8球団に。リーグ拡張に伴い地区編成の見直しがあり、【福島・武蔵・群馬・新潟】と【信濃・富山・石川・福井】の2地区について新地区名を募集し、2015年2月に前者が「FUTURE-East(略称:東地区)」、後者が「ADVANCE-West(略称:西地区)」となることに決定した。
2月27日には、富山サンダーバーズが独立リーグとしては初めて命名権契約を結び、富山GRNサンダーバーズとなった。
2017年シーズンから東地区に栃木ゴールデンブレーブス、西地区に滋賀ユナイテッドBCが参入。各地区5球団ずつの10球団となる。
2018年シーズン終了後に、武蔵ヒートベアーズが埼玉武蔵ヒートベアーズに、福島ホープスが福島レッドホープスに改称。2019年から東地区に茨城アストロプラネッツが参入し11球団となり、滋賀ユナイテッドBCがオセアン滋賀ユナイテッドBCとなる。
2020年から福井ミラクルエレファンツが福井ワイルドラプターズに、オセアン滋賀ユナイテッドBCがオセアン滋賀ブラックスに改称。東地区に神奈川フューチャードリームスが参入し、新潟アルビレックスBCが西地区に移動。各地区6球団ずつの12球団となる。はずだったが、2020年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、東地区(茨城・栃木・埼玉・神奈川)、中地区(福島・新潟・群馬・信濃)、西地区(富山・石川・福井・滋賀)の3地区をさらに2球団ずつの6グループに分けるという変則的な形での開催となった。
2021年はグループ制をなくした上で、2020年と同じく4球団ごとの3地区制での開催。
2022年からは西地区の4球団が日本海オセアンリーグを立ち上げて脱退。北地区(福島・新潟・群馬・信濃)、南地区(茨城・栃木・埼玉・神奈川)として再編成された。
2023年11月22日に新潟アルビレックス・ベースボール・クラブが2024年からNPBイースタン・リーグに参加することが発表され、12月末を以てリーグ加盟資格が終了。
用語
- 地区優勝
- 前期・後期の各1位チームが「地区優勝」となる。
- 地区年間優勝
- 地区優勝チーム同士の対戦で「地区年間優勝」チームが決定される。
- リーグ優勝
- 東地区と西地区の地区年間優勝チームとの対戦で、「リーグ優勝」チームが決定される。
- グランドチャンピオン
- 四国アイランドリーグplusのリーグ優勝チームと対戦し、勝利したチームが「グランドチャンピオン」となる。
リーグ構成球団
現所属球団
球団 | 参加年度 | 本拠地 | 地区優勝 | 地区 年間優勝 |
リーグ優勝 | グランド チャンピオン |
---|---|---|---|---|---|---|
信濃グランセローズ | 2006年 | 長野県 | 3回 | 3回 | 1回 | 0回 |
群馬ダイヤモンドペガサス | 2007年 | 群馬県 | 14回 | 7回 | 4回 | 2回 |
福島レッドホープス | 2015年 | 福島県 | 1回 | 0回 | 0回 | 0回 |
埼玉武蔵ヒートベアーズ | 2015年 | 埼玉県 | 0回 | 0回 | 0回 | 0回 |
栃木ゴールデンブレーブス | 2017年 | 栃木県 | 1回 | 1回 | 1回 | 0回 |
茨城アストロプラネッツ | 2019年 | 茨城県 | 0回 | 0回 | 0回 | 0回 |
神奈川フューチャードリームス | 2020年 | 神奈川県 | 0回 | 1回 | 1回 | 0回 |
準加盟球団
- 静岡県民球団 - 2018年4月24日準加盟承認。ただし資金の目標が達成できていないとして参加を見送られている。2023年11月29日のBCリーグ公式サイトの情報によると、現在活動を休止している。
- 山梨ファイアーウィンズ(山梨県民球団) - 2023年11月13日に株式会社山梨県民球団準備会社を設立。2024年シーズンからの参入を計画していたが、運営体制などに課題が残るとして、加盟が認められなかった。2025年シーズンからの参入を予定している。
元所属球団
球団 | 参加年度 | 脱退年度 | 本拠地 | 地区優勝 | 地区 年間優勝 |
リーグ優勝 | グランド チャンピオン |
---|---|---|---|---|---|---|---|
新潟アルビレックスBC | 2006年 | 2023年 | 新潟県 | 8回 | 4回 | 2回 | 1回 |
関連動画
関連商品
なし
関連項目
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