トヨタ・マークXとは、トヨタ自動車が2004年から製造をしているアッパーミドルクラスのセダン型の乗用車である。
概要
車名の由来は英語で「目標」「名声」を意味する「MARK」に「未知数」を意味する「X」を組み合わせた造語。
マークの名称は、かつて生産をしていたマークⅡの後継車種となる。そのため十代目マークⅡの意味合いでXと
なった。また、日本の広告では珍しい「ティザー広告」を採用をしていた。
駆動方式はFRと4WDが用意されて、ミッションもATのみとなる。またこのマークXより中国での現地生産も
行われている。エンジンもマークⅡ時代は直列6気筒から新開発のV型6気筒へと変更がされる。
初代・X120型(2004年~2009年)
2004年に登場。マークⅡの後継車種として登場。今までのマークⅡとは違い大胆なスタイリングで登場をしている。
そのおかげでスポーツサルーンの性格が強くなっている。マークXの特徴である、リアバンパー埋め込み式の
マフラーもかなり特徴的である。
エンジンはV型6気筒の2500ccと3000ccが用意される。ミッションはATのみで、FRが6速AT、4WDが5速ATとなる。4WDは2500ccのみとなる。
2006年にマイナーチェンジ。ドアミラーがウインカーが埋め込み式のタイプとなり、内外装を変更がされる。
2007年にワゴン仕様のジオが登場。マークXの名称となるが、駆動方式はFF駆動となる。
2008年に最廉価グレードに装備を充実させた特別仕様車が登場する。
TVCMには、当初はイメージキャラクターがいなかったが、2005年以後になると、俳優・佐藤浩市が起用された。
二代目・X130型(2009年~)
2009年に初のモデルチェンジ。マークⅡから通算十一代目となる。好評だった先代モデルの雰囲気を残したデザインとなる。ボディサイズは先代と比べて全長は据え置きで、全幅は拡大されたものの旧式の立体駐車場に収まる1,795mmに留められている。
エンジンはV型6気筒と同様だが、3000ccが3500ccに排気量がアップされた。2500ccはプレミアム指定からレギュラー指定となり、燃費向上を図った。ミッションもFR&4WD仕様もすべて、6速ATに統一される。
2012年にマイナーチェンジ。フロントデザインを大幅に変更をしよりスポーティーな雰囲気となった。また溶接スポットを大幅に増やして車体剛性をアップさせ、走りを意識したグレードも追加された。
TVCMには先代から引き続いて、俳優・佐藤浩市が起用された。
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関連商品
関連リンク
関連項目
- トヨタ自動車
- トヨタ・マークⅡ(前身車種)
- トヨタ・マークXジオ(ワゴンのバリエーション)
- トヨタ自動車の車種一覧
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