サンダーとは、ポケットモンスターに登場するNo.145のポケモンである。初登場は赤・緑。
基礎データ | |||
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名前 | サンダー | タイプ | |
英語名 | Zapdos | 高さ | 1.6m |
分類 | でんげき | 重さ | 52.6kg |
性別比率 | 不明 | 特性 | プレッシャー |
― | |||
グループ | みはっけん | 夢特性 | せいでんき |
孵化歩数 | 20480歩 | 捕捉率 | 3 |
世代 | 第一世代 | 努力値 | 特攻+3 |
進化 | 進化しない | ||
図鑑データ | |||
全国図鑑 | #145 | 主な体色 | 黄 |
ジョウト | #236(旧)/241(新) | ホウエン | #300 |
シンオウ | #― | イッシュ | #― |
カロス | #152(コースト) | アローラ | #― |
ガラル | #203(カンムリ) | ヒスイ | #― |
??? | #??? |
図鑑説明
- ポケットモンスター赤・緑、ポケットモンスターファイアレッド
- でんせつの とりポケモンの ひとつ。とぶときに バチバチと なにかの はじけるような おとがする。
- ポケットモンスター青、ポケットモンスターリーフグリーン、X
- くもの うえから きょだいな いなずまを おとしながら あらわれる でんせつの とりポケモンである。
- ポケットモンスターピカチュウバージョン、Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ
- そらが くらくなり いなづまが れんぞくして おちていく はてに でんせつの ポケモンは あらわれる。
- ポケットモンスター金、ハートゴールド
- きらめく ハネで はばたくと はげしい かみなりが はっせいする でんせつの とりポケモンの ひとつ。
- ポケットモンスター銀、ソウルシルバー
- かみなりぐもが ふたつにわかれたとき すがたを みせると つたえられる でんせつの とりポケモン。
- ポケットモンスタークリスタルバージョン
- はばたくたびに いかづちを おとし なつの あらしを まきおこす でんせつの とりポケモン。
- ポケットモンスタールビー・サファイア、ポケットモンスターエメラルド、オメガルビー・アルファサファイア
- でんきを あやつる でんせつの とりポケモン。ふだんは カミナリぐもの なかで くらしている。カミナリに うたれると ちからが わいてくる。
- ポケットモンスターダイヤモンド・パール、ポケットモンスタープラチナ、Y
- かみなりぐもの なかに いると いわれる でんせつの ポケモン。カミナリを じざいに あやつる。
- ポケットモンスターソード
- 通常
- でんきを じざいに あやつる。 まっくろな かみなりぐもの なかに すが あると いいつたえられている。
- ガラルのすがた
- うもうが こすれるとき バチバチと でんきのような おとが することから サンダーと よばれてきた。
- ポケットモンスターシールド
- 通常
- はねを こすりあわせると たちまち いかずちが おちると いわれている でんせつの とりポケモン。
- ガラルのすがた
- ひとけりで ダンプカーを こなごなに する きゃくりょくを もつ。 じそく 300キロで やまを かけるという。
概要
- 第1世代から登場。伝説の三鳥の一角であり、「むじんはつでんしょ」の最奥にひっそりと佇む。
- 赤・緑・青版の公式イラスト及びゲーム内のグラフィックでは足の指の数は3本であったが、ピカチュウver.のグラフィックから4本になり、以降は4本指が公式設定となった。
- 第1世代の仕様上、特攻と特防は特殊で一まとめになっており、今の基準で直すと種族値は615。特防も現在のフリーザーと同等の高さだった。
- 3鳥の中では最も攻撃寄りのステータスをしているが、でんき・ひこうタイプは実は防御面に適性にあるタイプであり、3鳥の中では防御が低いと言っても一般水準で見れば平均よりやや高い程度はあり、そもそも電気タイプ全般は一般より更に防御力が低い傾向があるので、相対的にサンダーの防御力は高い。
タイプの関係で格闘、鋼、虫を半減、地面を無効、先制で羽休めを使えば岩も等倍と物理受けに適した耐性を持つ。
実際にハッサムやナットレイ、メタグロスなどを受けやすいため物理受けとして使われる事も多い。 - 格段に硬い訳ではないので特性「プレッシャー」はオマケ程度と考えるのがベター。とは言え、相手がPPが少ない大技を使ってきた時には結構役に立つ。羽休め連打で粘ればストーンエッジ程度のPPなら簡単に切らせる。
- 本来電気タイプは地面タイプの技に弱いが、サンダーと特性が「ふゆう」のロトムだけは弱点を克服している。
第5世代からは地面弱点を克服した電気タイプとして、ロトムと同じく特性「ふゆう」により驚異の弱点無し単一電気タイプのシビルドン、サンダーと同じ複合タイプのエモンガとボルトロスが追加されている(フォルムチェンジも入れるならタイプが変わったスピンロトムも)。
飛行タイプの技やねっぷうもあるので、電気技を半減される草タイプ相手でも弱点を突いていける。 - ダブルバトルでは電気タイプにおける最メジャー級の位置にいる。特に第3世代ではダブルで氾濫していたじしんを無効化できる唯一の電気という点が大きかった。現在はじしん弱体化、いわなだれ・ふぶきの強化という向かい風もあるが未だ需要は高い。
- とんぼがえり、はねやすめ、でんじは、じゅうでんなど、小回りが利く技も覚えられる。プラチナではねっぷうが加わり攻撃の範囲も広がった。
- きんぞくおんやバトンタッチが欲しいならXDのデスゴルド戦で厳選する必要があるが、その難易度はコロシアムのホウオウを例外としてポケモン史上最高。スナッチしたポケモンのステータスはバトル後でないと確認できないのだが、何とデスゴルド戦終了後自動的にセーブされてしまうため、厳選に失敗するとストーリーを最初からやり直さねばならないのである。尋常ではない時間を要するため、素人が手を出しては決してならない。
- HGSSではかつて無人だった谷間の発電所が有人になってしまったためか発電所の傍に立っている。まるで発電所から追い出されているよう見えるせいか格好のネタにされている。
- 先述の通り、BWではサンダーと複合タイプが同じエモンガとボルトロスが追加された。
種族値が低いエモンガはともかく、サンダーと同じ準伝説級で凶悪特性「いたずらごころ」を持つボルトロスは強力なライバル。
ボルトロスは特攻が互角、攻撃と素早さの種族値でサンダーに大幅に勝るが、耐久種族値ではサンダーに分がある。
今までの電気タイプとは違いサブウェポンが豊富、補助技も充実しており「いたずらごころ」で十二分に活かせる。
サンダーは耐久の利を活かし、ボルトロスが覚えないはねやすめやねっぷうで差を付けたいところ。
特にねっぷうは厄介なナットレイやメタグロスなどを焼けるので電気技と並んで必須と言ってもいいくらい。 - 第8世代ではめざめるパワーが消滅してしまったものの、かわりに念願の特殊ひこうタイプ高火力技のぼうふうを獲得し、攻撃性能にさらに磨きがかかった。3割で外すのはご愛敬だが、ダイマックス技にすれば必中な上にすばやさ1段階アップのオマケまでついてくる。
それ以外だとどくどくが没収、かいでんぱやウェザーボール、ライジングボルトを新規取得、バトンタッチのレーティング戦使用可能化など。
- 隠れ特性はせいでんき。第6世代にてポケモンスクラップ2016のキャンペーンで入手可能。高耐久であるサンダーと好相性なのだが、性格が固定されておらず、厳選には一苦労する。ちなみに第5世代ではひらいしんだった。
- タマゴは未発見。伝説ポケモンなので当然。
・・・ポケモンスナップに出てきた?あ、あれはきっと、ゼクロムのダークストーン的なものだよ、きっと! - 『Pokémon UNITE』ではレモータスタジアムとマールスタジアムの高ポイントポケモンとして登場。サンダーを倒すと相手ゴールすべてが故障して待機時間なしでゴールできるうえに大量のポイントも手に入る。リリース当初は「途中までの8分(スタンダードバトル)で何してようが最後にサンダー倒した側の勝ちだろ」という声もあったが、サンダーを倒しに行っている間がら空きのゴールに駆け込まれて大量得点を許す例もあるため必ずしも正しいとは言えない。また残り2分が来る前にリードしていた側は「相手チームのサンダー撃破を阻止して点差を詰めさせない」という守備的な戦略をとる選択肢も取れるため、結果サンダーが倒されることなくゲームが終了する場合がある。
ポケモンカードGB
ゲームボーイカラー対応ソフト「ポケモンカードGB」でもサンダーに関しての逸話がある。
このゲームはこれの発売当時にあったカード一通り+若干のオリジナルカードで構成されている。
このうち、サンダーは実際に存在するカードの「サンダーLv40」「サンダーLv64」「サンダーLv28」、GBオリジナルカードかつ伝説のカードの「サンダーLv68」の4種類が存在する(ちなみにLv28はGB2にしか登場しない)。
オリジナルカードである「サンダーLv68」はストーリーをクリア(四天王+αを全員倒す)すると四天王が持っていたカードを受け継ぐという形で手に入るのだが、これがとんでもなく曲者。性能は以下の通り。
サンダー Lv68 でんきタイプ特殊能力 カミングサンダー
この力は、このカードを手札から場に出したとき、1度だけ使える。(対戦のはじめに場に出したときは使えない)
このカード以外の、場にいる全てのポケモンの中から1匹に、「弱点・抵抗力」に関係なく、30ダメージ。
ダメージを受けるポケモンは、自動的に選ばれる。雷雷雷 ビッグサンダー
場にいる全てのポケモンの中から1匹に、「弱点・抵抗力」に関係なく、70ダメージ。
ダメージを受けるポケモンは、自動的に選ばれる。
このサンダーが強い理由
- タイプの弱点が全く無い。
このゲームにおいては格闘・岩・地面タイプが全てまとめられており、本来ならば雷タイプのポケモンは「地面に弱い」と言う点から格闘にも弱くなるのだが、サンダーは飛行を併せ持つが故に「格闘・地面に強い=岩にも強い」となっており弱点がなくなっている。
ここまでだと通常カードの3枚と同じなのだが、こちらが攻撃に回った場合は地面タイプのポケモンは雷タイプへの抵抗力を持っており技のダメージが大幅に減らされてしまうためそこまで強くない。しかしこのサンダーは技自体の性質により攻撃にまわっても弱点が無い。 - 技の威力が異常に高い。
「ビッグサンダー」は雷エネルギー3つで使える技でありながら、70もの大ダメージをエネルギートラッシュ無し、かつ弱点・抵抗力を無視して叩き出す。
これを1発以上耐えられるカード(=HP80以上)は数が少なく(特にGBではたねポケモンに限るとラッキーやガルーラなど数える程度)、大抵の場合3ターン目から相手のポケモンが1匹ずつ無条件で倒れて行く。
この高威力と引き換えに「味方を含めた誰に当たるか分からない」と言う不安定さを持つ。が、この為に相手がバトル場にHPの高い壁を置いて反撃要員をベンチで育てることも困難となっている。 - ゲーム開始時の引き直しに制限が無い。
一つ上の項の欠点を克服するために「サンダーLv68」単騎にする必要があるが、ゲームを開始する際には初手で最低1枚は「たねポケモン」に該当するカードを引かなければならない。しかしこのゲームではたねポケモンが手札にくるまでペナルティ無しで何回でも初手を引き直す事が出来るという、今のTCGの常識では考えられないルールだったため、デッキにポケモンそのものが1枚しか入っていなくても問題なく初手で引き当てる事が出来た。進化していないポケモンは能力を問わずたねポケモン扱いであり、「サンダーLv68」は単騎でもそう死なないタフネスを持っていたため、ポケモンはこれ1枚のみという横暴なデッキ構築が可能だった。
以上のバカスペックを活かし、ポケモンは「サンダーLv68」を1枚のみ、残り59枚は僅かな雷エネルギー(技や気絶、交代による消耗がない為、デッキ事故回避を考慮しても非常に少ない枚数で事足りる)と多数のトレーナーカードのみと言う歪なデッキが成立する。
相手が初手で何体のポケモンを出していても、3ターン目から1匹ずつ死んで行くためサイドカード4枚戦ならば7ターン以内に「サンダーLv68」を倒さなければならない。しかしHP100に加え格闘に抵抗力を持ち、通常ありえない枚数のトレーナーカードの山にフルサポートされた「サンダーLv68」を7ターンで倒すのは不可能に近く、よほど酷いデッキ事故に遭遇したり致命的なプレイミスをしない限り絶対に負けない最強のデッキになってしまった。
このゲームはデッキの相性以前にタイプの相性が激しく、四天王と4連戦する際も普通なら1戦ごとに適したデッキに変えるのだが、この「サンダーLv68」のデッキなら余裕で4タテ可能。それどころかクリア後にプレイ出来る、ゲーム内のNPC全てがランダムで登場する勝ち抜きマシーンでも余裕で数十連勝をたたき出す化け物であった(ちなみに普通にデッキを組んだ場合、途中でほぼ必ず相性の悪い相手に当たるため、10連勝以上は至難の業)。
この「サンダーLv68」を用いたデッキに対応できるNPCデッキ(キャラクター)はほとんどおらず、通信対戦においても正攻法で対抗しうるのは「カメックスLv52」+「ポケモン育て屋さん」など一部の超速攻コンボを主力とするデッキだけというゲームバランスの崩壊を引き起こした。
また、続編GB2ではこの「サンダーLv68」が複数手に入るため、これを4枚投入して特殊能力「カミングサンダー」の方を利用したデッキも存在した。ポケモンを場やトラッシュから手札に回収したり、デッキからカードを引きまくったりして何度も「カミングサンダー」を発動、相手のたねポケモンを1ターンで全滅に追いやるのである。その際エネルギー0枚でも良いと言う、ポケモンカードの常識を無視した型破りなデッキである。
HPの高いたねポケモンを出されると全滅させるのが難しいうえ、運が悪いと自分のポケモンにばかり当たってしまうなど、デッキの安定性はサンダー1匹デッキに比べるとかなり劣る。しかし、そこそこ高い確率で、相手に全く行動させず1ターン目で撃破可能、先攻1ターン目なら抵抗を許さないと言う破壊力は凄まじい。勝つにせよ負けるにせよ早く終わるので、特にCPU戦を手早く終わらせる事でカードを稼ぐのには最適。
サンダーLv68単騎デッキの突破法
とはいえ、たねポケモンを「サンダーLv68」1枚のみに絞ったデッキを突破する方法がないわけではない。その方法を以下に紹介する。なおこれらの方法はあくまでも、たねポケモンが「サンダーLv68」1枚しか存在しない、いわゆる「サンダーLv68単騎デッキ」の攻略に絞ったものであり、もし2枚以上のたねポケモンが入っていたら通用しないどころか逆突破されてしまうので注意。
カメックスLv52(あまごい)
カメックスは自分の「水」ポケモンに対して、手札の「水」エネルギーを1度に何枚でもつけることができる。
「ねむり・マヒ・こんらん」状態の時は使えない。
先述の、カメックス高速コンボデッキを用いるもの。
開始時または1ターン目に出したゼニガメを、2ターン目にポケモン育てやさんを使っていきなりカメックスにし、そのターンで高威力のハイドロポンプを撃ち込む。
先行で2ターン目にコンボが決まれば、2ターン目と3ターン目の攻撃で合わせて100ダメージを与える事も十分可能で、ビッグサンダーを撃たれる前にサンダーを倒しきる事ができる。
カメックス自体のHPが100ありビッグサンダー1発では倒れない事、このデッキも手札補充カードなどを大量に使って水エネルギーを引き増す(そして特殊能力で無制限に付ける)ので、ある程度ならエネルギーリムーブやディフェンダー等で時間稼ぎをされても倒し切れる。
少なくともポケモンカードGBの時点では、サンダーデッキピンポイント対策のメタカードを使った専用対策デッキではないデッキで、正攻法でサンダーデッキを倒す事が可能で、他のデッキにも十分勝てるポテンシャルを持つ唯一のデッキである。
ちなみに、ゲーム内NPCのアクアクラブのマスター・ウッチーが、プレイヤーが組むような完全に最適化されたコンボデッキではないものの同様のメカニズムを搭載したデッキを使うので、ウッチーのデッキが鬼回りするとサンダー単騎デッキでもゲーム内NPCに普通に負ける可能性が僅かながら存在する。
バリヤードLv28(なぞのかべ)
このカードが、ワザによって受ける30以上のダメージは、「0」になる。
(30より小さいダメージや、ダメージ以外の効果は、そのまま)
このカードが「ねむり・マヒ・こんらん」状態の時この力は消える。
「バリヤードLv28」が持つ特殊能力「なぞのかべ」を使用したもの。
特殊能力によって30を超えるダメージを全て0にしてしまうため、「サンダーLv68」は全く歯が立たない。「サンダーLv68」は70ダメージを与える技しか持っていない(特殊能力のカミングサンダーはサンダーをゲーム開始時に場に出す関係上使うタイミングは一度も無い)ため、攻撃手段がない…
しかし、この弱点すら「なにかの化石」+「カブトLv9」を保険として組み込むことで回避できてしまった。この頃の「なにかの化石」はたねポケモン扱いではなかった為、「最初に「サンダーLv68」以外のたねポケモンを引いてしまう」というデッキ事故の可能性を排除でき、また、「カブトLv9」の特殊能力によって「バリヤードLv28」唯一の攻撃であるヨガのポーズをほぼ無効化することができた。
ヤドンLv9(ドわすれ)
[相手]のワザを1つ選ぶ。
次の相手の番で、そのポケモンは、そのワザを使えない。
ヤドンのワザ「ドわすれ」を使う方法。
ドわすれは必中で相手のワザを1つ封じる。そのため、「サンダーLv68」のビッグサンダーを封じてしまうことは、すなわち「サンダーLv68」は唯一の攻撃源を封じられることになる。このままデッドロックに持ち込めば、あとは山札が先に切れたほうが負ける泥仕合となる。
サンダー単騎デッキはトレーナーカードを多用してのサポートが常なので、山札を消耗しやすい。こちらは「リサイクル」や「ギャンブラー」で山札を増やしつつ(「ギャンブラー」のコイン判定がウラならなおよし)、「サンダーLv68」単騎デッキを使う相手の山札切れを待とう。もっとも、デッドロックを構築するために山札を消費してしまう場合もあるのでやや不安定ではある。デッドロックの間にベンチ内で、サンダーを突破できうる高火力のポケモン育成するか、後述の「ピジョットLv40」による戦法を構築することで、山札切れを待たずに突破することもできる。
なお、エスパークラブのリエはヤドンLv9を使用してくるため、「サンダーLv68」単騎デッキで挑んだ場合、予期せずこのデッドロックに突入してしまう場合がある。大抵の場合、数ターン後にリエがヤドンを逃がすことで解除されることが多い(筆者調べ…というより、このデッドロックは筆者がリエ戦で実際に遭遇したことで発覚したもの)。
ドわすれへの対抗法としては、「エネルギーリムーブ」「超エネルギーリムーブ」でヤドンの超エネルギーを複数枚剥がすことで、翌ターンでドわすれを使えない状況にしてしまうことが考えられる。もっともこれとて、ヤドンに超エネルギーがあまりにも多く付いていれば対抗しきれないが…
ピジョットLv40(ハリケーン)
「ピジョットLv40」のハリケーンで、「サンダーLv68」自体を相手の手札に突き返してしまう戦法。「ピジョットLv38」にも同じハリケーンという名前のワザがあるが、効果が異なるためこの戦法には使用できないので注意。
相手のバトル場にいるポケモン&ついているカードを相手の手札に戻すワザであるハリケーン。その時点で相手のベンチにポケモンがいない場合、勝敗判定条件の一つである「バトル場にポケモンを出せなくなったプレイヤーは負け」が成立する。すなわち、「サンダーLv68」(に限らず)単騎デッキにこのワザを浴びせるとその時点で勝利が決定する。「サンダーLv68」単騎デッキが単騎デッキ(他にたねポケモンがいない)である限り、ハリケーンの回避法はない。
当然のことながら、2進化ポケモンである「ピジョットLv40」を使用する関係上、どうしても構築に時間がかかるのが難点。先述の「ヤドンLv9」によるデッドロックに持ち込んでからベンチで構築する手もある。
なお、初手でポッポと任意のエネルギーカードが手札にあり、2ターン目までに「ピジョット」「ポケモン育て屋さん」「無色二個エネルギー」が手札に揃いさえすれば2ターンで構築できるので(エネルギーの順序は逆でも可)、通常構築に3ターンかかる「サンダーLv68」のビッグサンダーよりも早く勝利態勢を確立してしまうことも一応できる。
サンダーに対策をするだけならば、先述のカメックスデッキのようにピジョットを進化させる事に特化したコンボデッキにしても良い。
対抗法は「ピジョットに進化する前、またはピジョットにエネルギー3個分が付くよりも先にビッグサンダーで叩く」。もしくは「単騎デッキにしない」。
ガラルのすがた
- 飛行能力を失い、丈夫な脚でダチョウのように走り回っているけんきゃくポケモン。
- 特定の条件を満たすと、ワイルドエリアを走り回るようになるので、自転車でしつこく追いかけよう。そのうち立ち止まり威嚇してくるが、その時が捕獲のチャンス。
- NPCのピオニーからは、原種サンダーのパチモン扱いされている。
- 専用技は威力90で防御ダウン効果のある「らいめいげり」。安定した格闘技でありながら、後続や味方のサポートにもなる強力な技である。
- 全体的に能力が高く優秀だが、シングルでは同じパーティには入れられない原種サンダーが優先され、ダブルでは同じ特性まけんきでタイプと素早さが優秀な化身ボルトロスが優先されがちなのでランクバトルでの使用率は高くない。しかし原種サンダーと違い一撃ウーラオスのメインウェポンを両方半減できる、ダイマックスに依存気味な化身ボルトロスと違いダイマックスなしでも自由に動けるなど独自の強みが存在し、決して弱いわけではない。
関連動画
お絵カキコ
関連項目
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