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クララとは、以下のものを指す名称である。人名としては、主に女性の名前に用いられる。
曖昧さ回避
- マメ科の植物(Sophora flavescens)。漢名は苦参(クジン)で消炎・鎮痒・健胃作用がある。和名は古名の眩草(くららぐさ)に因み、食べると目が眩むほどの苦味があるからとも、アルカロイドの強い毒性により目眩がするからとも
- 小惑星(642 Clara)。発見者はドイツの天文学者マックス・ヴォルフで、命名は彼の家政婦の名から
- ヒレナマズ(Clarias fuscus)の、熱帯魚としての名称。属名のクラリアス(Clarias)より
- 株式会社龍角散がかつて販売していた医薬品。現在は「龍角散ダイレクトスティック」として発売中
- アクアクララ - 過程浄水器メーカー
人名
クララ(Clara, Klara)は欧米の女性名・地名、ドイツ語圏(主にイタリアの南チロル地方等)の家族名。「光り輝く、著明な、立派な」という意味のラテン語の形容詞クラールス(Clarus)の女性形クラーラ(Clara)に由来し、各言語でも概ねクラーラと発音されるが(アメリカ英語ではクレァラやクララ)、日本ではいずれも慣例的にクララと表記される事が殆どである。同じ系統の名前にクレア、クレール、クラリッサ、クラリスなどがある。
古来より女性名として用いられてきたが、13世紀の西方教会の聖女、アッシジのキァーラ(Chiara は伊語形の一つ)により一般化した。キァーラは徹底した清貧を旨とする修道会を設立し一生を祈りと奉仕に捧げた修道女で、主に眼病を患う人と眼を酷使する職人(金属細工師や刺繍職人など)の守護聖人として死後間もなくから崇敬されてきたが、現在ではブラウニー(ガールスカウトの小学生低学年部)や遠隔通信(テレビや電信・電話)の守護聖人としても崇敬を集めている。
海外
女性名
- クララ・ウェブスター(Clara Vestris Webster 1821~'44) - イギリス・イングランド出身のバレエダンサー。公演中の事故で夭折
- クララ・シューマン(Clara Josephine Wieck-Schumann 1819~'96) - ドイツ帝国・ザクセン公国出身のピアニスト。夫は作曲家のロベルト・シューマン
- クララ・ハスキル(Clara Haskil 1896~1960)ルーマニア王国出身のピアニスト
- クララ・ヒトラー(Klara Pölzl Hitler 1860~1907)ドイツ第三帝国の独裁者アドルフ・ヒトラーの母親
- クララ・ボウ(Clara Gordon Bow 1905~'65) - アメリカ・ニューヨーク出身の元祖セクシー映画女優
- クララ・モルガン(Clara Morgane 1981~) - フランス・マルセイユ出身の元ポルノ女優・マルチタレント
姓
その他
日本
- 飯島くらら(いいじま・~ 1987~) - 神奈川県出身の元・AV女優(2007~'10)
- 岩下くらら(いわした・~ 1981~) - 東京都出身のマルチタレント
- 映美くらら(えみ・~ 1979~) - 熊本県出身の元・宝塚歌劇団星組(1999~2001)・月組トップ娘役(2001~'04)の俳優。芸名は「美しく映える聖女クララ」より
- 知花くらら(ちばな・~ 1982~) - 沖縄県出身のタレント・ファッションモデル・WFPオフィシャルサポーター
- 菜那くらら(なな・~ ?~) - 宝塚歌劇団花組の娘役俳優
ニコニコ動画
通称・愛称など
架空の人物
- クララ
- クララ・クラック(Clara Cluck) - ディズニーのキャラクター。雌鶏。
- クララ・ゼーゼマン(Klara Sesemann) - ヨハンナ・シュピーリの児童文学『アルプスの少女ハイジ』に登場する、フランクフルトの実業家の一人娘(声:吉田理保子(TV版アニメ)、潘恵子(劇場版アニメ)
- 倉掛クララ(くらかけ・~) - アニメ『イナズマイレブン』の登場人物(声:高垣彩陽) 参照→「クララ様」
- 黒井くらら(くろい・~) - ゲーム『四八(仮)』の登場人物
- 花小路クララ(はなのこうじ・~) - ゲーム『豪血寺一族』シリーズに登場するプレイヤーキャラクター(声:三石琴乃)
通称・愛称など
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