ガンマン(gunman, 複数形gunmen)とは、拳銃・銃器を使って戦う者たちのことである。
曖昧さ回避
- ガンマン(キン肉マン) - 漫画『キン肉マン』に登場する超人。名前はガン(gun)ではなく眼(がん)に由来する。
概要
西部開拓時代に無法の地で活躍した保安官・カウボーイ・強盗団などが元であるが、拳銃を使う者であるならば現代劇に登場するキャラクターでもガンマンと呼ばれることはある。
なお、現在のアメリカでは拳銃などを使って戦う者たちはガンスリンガー(gunslinger)やガンファイター(gunfighter)と呼ばれるのが普通で、ガンマン(gunman)は西部開拓時代の悪漢たち、あるいは「銃を持った犯罪者」を指す。発砲事件の報道などでgunmanが犯人を指して使われることが多いので、gunmanという言葉に悪いイメージが付いてしまっているためか。
実在のガンマンについて
アメリカの西部開拓時代のフロンティアの最前線においては、公権力の力が及んでおらず治安維持のための警察などの整備が進んでいなかった。そのため強盗や家畜泥棒などが多発し、住民たちは自衛のために自ら武装する必要に迫られた。
そのような中で拳銃やライフルで戦う幾多の伝説的悪党や保安官が生まれ、語り継がれるようになる。代表的なガンマンとしてビリー・ザ・キッドやワイアット・アープが挙げられる。さらに、それらが20世紀以降に西部劇として再生産された。
西部劇の中のガンマン
西部劇の中ではガンマンたちはいくつかのテンプレートを持つ。よく有るテンプレートとしては以下のようなものが挙げられる。
- 拳銃の早打ちが得意
- 両手に拳銃を持つ二丁拳銃
- 向かい合った状態から一対一の早撃ちによる決闘
- 背中合わせの状態から互いに数歩歩いての決闘
- 家畜や土地の境界線を巡っての家族間の争い
- 砂漠の中の小さな町の酒場にふらりとよそ者のガンマンが現れる
- 悪党を倒したガンマンはまたふらりと町を出ていく
- オシャレなテンガロンハット
ガンマンを題材とした創作作品
ほぼ西部劇をモチーフとした作品に重なるが、異世界を舞台にした作品でもガンマンがメインとなる事もある。
- GUN BLAZE WEST
- PEACE MAKER
- MUSASHI-GUN道-
- ガングレイヴ
- トライガン
- 武装ポーカー
- ライジング斬 ザ・サムライガンマン
- ライブ・ア・ライブ 西部編
- ロウ・オブ・ザ・ウエスト
ガンマンをモチーフにしたキャラクター
拳銃を扱うキャラクターならほぼ入ってしまうが、その中でも特に西部劇からの影響が大きいと思われるものを取り上げる。銃使いの記事も参照。
- ウッディ(トイ・ストーリー)
- ガガガガンマン(遊☆戯☆王ゼアル)
- カラミティ・メアリ(魔法少女育成計画)
- ガンマンロイミュード(仮面ライダードライブ)
- キノ(キノの旅)
- サンダウン・キッド(ライブ・ア・ライブ)
- 次元大介(ルパン三世)
- ドラ・ザ・キッド(ザ・ドラえもんズ)
- 野比のび太(ドラえもん)
- ヴァッシュ・ザ・スタンピード(トライガン)
- ビリー・ザ・キッド(Fate/Grand Order)
- ホル・ホース(ジョジョの奇妙な冒険)
- レヴィ(BLACK LAGOON)
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関連項目
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