りんとは、犬夜叉と半妖の夜叉姫に登場するキャラクターである。声優は能登麻美子。
概要
人間の少女。かつて親兄弟を目の前で野盗に殺されたショックから言葉を失っていた。殺生丸とはそんな中で知り合う。犬夜叉との戦いで風の傷を受け重傷を負っていた殺生丸は人間嫌いのためりんの介抱を無視していたが、そんな日が数日続く度に気にかけるようになる。村の民に目を殴られても気に留めず殺生丸のところにいったところ、「顔をどうした?」と聞かれたことに喜びを示した。その直後に村が妖狼族の狼に襲われ、りんも逃げたが狼に追いつかれ、嚙み殺された。
殺生丸はりんの遺体を目撃し、最初は見捨てようとしたがりんの笑顔が頭によぎり、天生牙の力を初めて使用したことで蘇生する。その後は殺生丸についていくが、この間に言葉を取り戻し、天真爛漫な性格になり、邪見にツッコミを入れるようになり、人間に対して無慈悲だった殺生丸を変えていった。
その後は奈落と七人隊によって人質にとられたりしても何度も殺生丸に助けられたが、冥界に連れていかれた際に二度目の死を迎える。冥界の主を倒せば生き返るとされていたが、天生牙で命を呼び戻せるのは一度きりだった。そのため殺生丸にはどうすることもできなかったが、殺生丸の母が冥界に置き去られた魂を戻したことで蘇生。再び殺生丸についていくようになった。
奈落との戦いが終わった後は、殺生丸と旅するか人間と旅するかどちらでも選べるように、ということで楓の村で暮らしているが、殺生丸から度々着物を受け取っている。
半妖の夜叉姫では殺生丸との間に日暮とわ、せつなを儲けた。しかしその直後に詳細を知らされないまま殺生丸に双子の赤子を持ち去られたが殺生丸を信じた。殺生丸と犬夜叉が妖霊星を斬りに行った間、是露によって銀鱗の呪いをかけられ、是露と縁が結ばれてしまう(全身が銀鱗に覆われると、体が朽ち果てて死亡するというもの)。邪見の提案によって銀鱗の呪いの進行を妨げるために時代樹と夢の胡蝶によって眠らされ続けることになる。せつなが所縁の断ち切りを手に入れるが、殺生丸が使いこなせていないと見ると、せつなの中に潜んでいた夢の胡蝶を天生牙で斬ったことで呪いが進行する。銀鱗が増加し風前の灯火となっていたところでせつなと初めて対話し、せつなの幼少期の記憶が残った夢の胡蝶をせつなに託し、是露ととわを救ってほしいと懇願する。あわや全身が覆われるというところでせつなが是露と犬の大将の縁を斬って命を絶ったことで呪いが解け、殺生丸から笑みを向けられた。
しかし直後に殺生丸が麒麟丸との戦いで瀕死の重傷を負い、天生牙の力で麒麟丸を追い出した後は時代樹の中に潜み、とわとせつなを待った。殺生丸が復活した後は殺生丸に連れられ、麒麟丸との決戦を見届けた。
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関連項目
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