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思考の7割と収入の3割を旅に注ぐ旅人の日々

一般的には遊び(趣味)と見下されがちな「旅」も、人生のなかでやるべき「仕事」である、という気概で旅する旅人の主張と報告。

成り行きで野鳥観察

2015-02-28 12:00:00 | 普段の生活(日常)

先日、某アルバイトで東京都練馬区の石神井公園の近くへ行ったのだが、練馬区にはよく行くがこの近辺だけはめったに行かないのでせっかくだからと久々に、休憩時間に約10年ぶりに公園にも足を延ばすと、冬枯れであまり自然豊かという感じではなくやや寂しい雰囲気だった……。自然観察には微妙な時期で、やはり夏の前後のほうが良さそうか。
ただ、三宝寺池の周りで野鳥に限ってはいろいろ観ることができて、池のそばのベンチでのんびりしていると鳥が寄ってきたりとか。公園内には「野鳥に近付かないでください」とかいう注意書きもあったが、向こうから寄ってきた場合は仕方ない。

で、僕は野鳥には疎いのでひとまず写真を撮ってあとで調べようと保留にして、昨日調べると、ヒヨドリなのね。ややズームで撮ったが実際の距離感は50cmくらいだった。そんなに近付いてくるということは(これまた禁止事項の)餌付けされているっぽいが、まあこんなに間近で観られることは良いことだ。「住み分け」と「棲み分け」という意味ではホントは良くないことなのかもしれないけど。

そういえば、石神井公園あたりは上石神井や武蔵関とともに練馬区でも南部のほうなので行く機会が少なくてこれまでずっと縁遠い印象だったが、自転車で片道1時間強で行けることが改めてわかり(最近、大泉学園あたりで近道も発見した)、西武池袋線の高架化工事が済んでそろそろ駅前再開発も終わりそうな石神井公園駅前で気になるカレー店を見つけたこともあるので、今後はもっと頻繁に通おうかしら。

「ぬこ」よりも「猫」

2015-02-22 23:59:59 | その他趣味
毎年2月22日が「猫の日」である、とは近年よく聞くが、これは具体的にはいつから始まった習慣なのか? と気になったので改めて調べてみると、おそらくこれに関する最も公的な団体の一般社団法人ペットフード協会の沿革によると「1987年に決定」とあり、民間団体の「猫の日制定委員会」との協賛で進められたそうで。制定されてからもう28年になるのね(この日にかかわるtenki.jpの小ネタも案外面白い)。

それから、インターネット上、特にツイッターで見かける頻度が年々高まっている、猫のことを「ぬこ」と書くことについても併せて調べてみたら、その発祥は10年以上前とのことでそんな前から使われているのか、と思ったよりも歴史があって驚いた。
ひらがなの「ね」と「ぬ」の字形が似ているから、というのはなんとなく知っていたが、それよりも単に「ね」を「ぬ」と誤記したのが元々のきっかけなのかねえ。その根拠というか詳細はよく知らないけど。まあネット用語は根拠が曖昧で特定し難い、というか自然発生的なものが多いけれども。

僕は使わないし基本的に一般の紙媒体やかしこまった文書でも使用は不適切と思われるがネット上では以前から頻出のネット用語の代表格に、嘲笑や自虐的な笑い(苦笑?)を意味する「w」を文末に付け足してその度合いを増幅させる表現もよくあるが(最近は「www」や「wwwww」などとその数を増やすと、字形を顔文字のように見立てて、草に似ている、草がたくさん生えている様子に近いということで「草が生える」や「草原」と喩えることもある)、しかし最近はマンガ雑誌や若者向けの情報誌を読むとさすがにマジメな本文では見かけないがそのページの欄外や読者投稿や編集後記のような本文よりは力を抜いて作られているページで見かける機会は年々増えており(作品上で使われることもままあるか)、今後は「ぬこ」ももっと浸透すると「w」と同じような感じで一般に拡がるかもしれない、と最近とみに思うようになった。そういったネット上で醸成された今どきの言葉に関する流行は仕事柄、一応気になる。

ただ、以前から猫というとマンガ・アニメ・小説・ドラマなどの作品でもかわいい愛玩動物としての扱いが多く(『サザエさん』のタマから始まっていろいろあるか。しかし、ドラえもんはただの野比家の居候で、最近ではジバニャンも似たような怠け者だが)、「かわいがられる」ことを前提としての柔らかい印象のかな表記「ねこ」とカナ表記「ネコ」が大勢だが、動物写真のなかでもとりわけ猫写真の第一人者でここ数年は(僕も放送開始当初からすべて録画保存している)NHKBS『岩合光昭の世界ネコ歩き』シリーズでも活躍中の岩合光昭氏の近刊の写真集『ネコライオン』を書店で眺めても痛感するのだが、猫はけものへんの漢字表記「猫」という肉食獣であるさまを(「かわいい」点ばかり露出させて)ごまかすことなく正直に表したほうがよいと思っている。まあ首輪や鈴付きでヒトに飼われるか、それよりも自由奔放な野良か、猫が育つ環境にもよるが。

僕個人的には幼少期から特に影響を受けている(二次元の)猫に『じゃりン子チエ』の小鉄や『What's Michael?』のマイケルがあり、彼らのような独立独歩型というか猫なのに無頼漢や個性の強い猫のほうが魅力的だという固定観念があるため、今でも外出時に猫を見かけると群れたり媚びたりしない佇まいの猫のほうが好みである。ウチの庭にも獲物を狙う近所を縄張りとする野良猫が侵入することもよくあるが、それも1匹で行動するヤツなので窓際で挙動をこっそり眺めていると可笑しい。というか、近年ウチにも出現した鼠をなんとかしてほしい。侵入を容認している都合上、何も結果を出していないのに糞だけ残して立ち去るのは困る。
マイケルの過去連載の一部を公開しているのを久々に読むと、今でも面白い。ちなみに、最近の猫絡みの作品で特に面白いのは週刊ヤングジャンプ連載『しらたまくん』か。

などと、今日に合わせて改めて最近の猫事情(というか猫絡みの表現?)について考えてみた。

東京メトロの利用頻度がより高まりそうな、110円の値下げ

2015-02-10 23:59:59 | 普段の生活(日常)

今年の仕事の見通しも悪そうだなあと思い詰めたり、先月からの「イスラム国」関連の報道に連日凹んでいたり、今朝は近所で不可解な事件が起こったり、と今年は年始からよろしくないことが相次いでいるが、そんななか個人的な朗報としては、“埼玉都民”のひとりとして常に愛用している「東京メトロ一日乗車券」の価格が今日から600円に変更されたことで、東京都内というか東京23区内へ出かける頻度が高い貧乏人には旧価格710円から110円の値下げはとても大きい。助かる。
というか、東京近郊ローカルの話ですみません。

この一日乗車券、(通勤定期券を利用するほどの真っ当? な勤め人ではない)僕は単発の仕事・アルバイトの通勤でも利用しているが、それよりも多いのは都内の写真展や各種展覧会を観に行くような趣味的なことか。昨年の投稿で言うと特にこのネタ形成に役立っている。僕の近年の「健康で文化的な最低限度の生活」を営むうえで必要不可欠な乗車券、と言っても過言ではない。

試しに最近は一日乗車券をどのくらい利用していたかを確認するために、(過去1年分の交通費の計算のために保管してある)昨年の乗車券をかき集めると写真のように30枚あったが、誤って捨ててしまったものも数枚あったのでだいたい月平均2、3回は利用していたことになるのか。なんならこれの回数券も作ってほしいなあと数年前から渇望していたくらいよく利用しているが(3か月で11回以上利用することもたまにある)、今回の値下げはそれに相当するかも。

仮に1年間で30回(枚)の利用として計算すると、昨日までの1回710円と比べると今日からは30回で3300円も浮くことになり、となると昨年よりも本を2、3冊、もしくは映画や美術館・博物館鑑賞を2、3回も多く楽しめるようになり、ホントに生活の幅が拡がりそうだなあ。
これまでは710円で都内へ出かけるときに3、4か所の寄り道でなんとか元を取れた感じだが、今日からは2か所だけでも済みそうだな(根っからの貧乏性なので、元が取れるか否かがいつも気になる……)。東武東上線沿線住民の僕はこれを大概は和光市駅でいちいち途中下車して改札を出てから買って(この手間をかけても、それに途中下車なしで往復利用できる「東上東京メトロパス」よりもお得である。しかし以前から、この駅では「多機能券売機」ではないのが不満だが……)、再び改札を通って有楽町線・副都心線に乗り換えているが、和光市から東京メトロ圏内で最も遠い(昨年4月の運賃改定後は)片道310円区間の駅へ行く場合は1往復だけで元が取れてしまうし(遠方ではたまに辰巳駅や、千葉県の西船橋駅も利用するもので)。

それ以前に、最近はいろいろあって地元にいる時間が長く、特に在宅でできる仕事に悪い意味ではまると余計に出不精になることも多いので、これを機に都内へ出かける回数を増やしたほうがよいのかなあ。
まあとにかく、今日からのこの値下げによって都内詣での幅が拡がったことは間違いない。


※16日(月)の追記



昨日、値下げ後に初めて利用してみた。
ちなみに昨日の乗るか降りるかした駅を実際にまわった順にすべて挙げると、和光市、明治神宮前<原宿>、乃木坂、六本木、東銀座、銀座、東陽町、神楽坂、飯田橋、四ツ谷、新宿御苑前、新宿、池袋、だった。