7. 移動中のデータ(Data in Motion) TLS, IPsec, VPN, ... : 公開鍵暗号 保管データ(Data at Rest) AES, HMAC, ... : 共通鍵暗号、ハッシュ関数 利用中のデータ(Data in Use) あまりない 今回は主にData in Useで使えそうな暗号技術の紹介 データの状態に応じた分類 7/36
2013年2月 Developers Summit 【14-D-3】 「SIの未来ってどうなのよ?」SIer大淘汰時代にAWS専業で新しいSIの形にチャレンジする企業の舞台裏と題して、AWS専業のインテグレーター、サーバーワークスの代表を務める大石が、なぜ「AWS専業」を目指すことにしたのか、今までどのようなAction!を起こしてきたのか、そしてクラウド時代のSIerはどうなり、どんなAction!が求められるのか、お伝えさせて頂きました! AWSに関するお問い合わせ:https://www.serverworks.co.jp/contact/ サーバーワークスエンジニアブログ:http://blog.serverworks.co.jp/tech/Read less
サービス障害を起こさないために、障害を起こし続ける。逆転の発想のツールChaos Monkeyを、Netflixがオープンソースで公開 米国でビデオオンデマンドサービスを提供しているNetflixは、Amazonクラウド上でわざとシステム障害を起こすためのツール、Chaos Monkeyをオープンソースで公開しました。 Chaos MonkeyはAmazonクラウド上で使うツール。Amazonクラウド上のインスタンスをランダムに落としまくることで、サービスに対して仮想的な障害を引き起こしてくれます。 NetflixはこのChaos Monkeyを実環境で使うことで、本物の障害が起きたとしてもサービスが継続できることをテストし続けてきました。Netflixのブログ「Chaos Monkey released into the wild」から引用します。 There are many fail
ハードディスクドライブよりも圧倒的に高速なSSDをローカルストレージとして搭載し、10ギガビットイーサネットで接続されたインスタンスを、Amazonクラウドが発表しました。 この「ハイ I/O クワドラプル エクストラ ラージ」インスタンスを準仮想化で利用した場合には、12万IOPS(4KBブロックのランダムリード)の性能を発揮し、I/O負荷が集中するようなデータベースサーバを従来よりもずっと高速に実行可能です。 スペックは以下。 8仮想コア、合計で35ECU (EC2 コンピュートユニット) ハードウェア仮想化もしくは準仮想化 60.5GBメモリ 10ギガビットイーサネット 2テラバイトのローカルSSDストレージ コスト半分で同一スループット、レイテンシは短縮 Amazonクラウドは今年1月から、SSDを用いたNoSQLデータベースサービス「DynamoDB」の提供を開始していました。D
グーグルが6月に発表したIaaS型クラウドサービスの「Google Compute Engine」は、エンタープライズ市場を狙ったもの。7月10日に都内で行われた記者会見で、米グーグルのGoogle Enterprise 新製品担当ディレクター シャイリッシュ・ラオ(Shailesh Rao)氏はそう明言しました。「過去にIaaSを提供しないと言ったことはあったが、状況は変わり、多くの顧客がIaaSを求めるようになった」(ラオ氏)。 シンプルなIaaSクラウドを高性能低価格で提供 エンタープライズ市場に向けたGoogle Compute Engineの強味としてラオ氏が挙げたのは、主に以下の3点でした。 スケール。Google I/Oのデモでは数万コアを実際に稼働させた。 価格性能比の高さ。競合他社より50%優れている。 信頼性。Google Compute Engineはほかのグーグルサ
一番クラウド化したいのはストレージ、実際にもっともクラウド化されているのはメール、プライベートクラウドへの移行は時間がかかる。シスコの調査から 米シスコは、クラウドに関して13カ国1300人に対する調査を行った結果を「Cisco Global Cloud Networking Survey」として公開しました。 調査の結果、もっともクラウド化したいと考えられているのがストレージ、パブリッククラウドもしくはプライベートクラウド化が行われているもの、あるいはクラウド化する予定があるのはメール、ストレージ、コラボレーションソフトなど、企業のクラウドに対するアプローチが垣間見えます。 調査結果のファイルからハイライトを紹介しましょう。 クラウド化したいトップはストレージ もしもアプリケーションを1つクラウド化するならどれか、という問いに対して、最も多かったのがストレージ、続いてERP、そしてメール
多くのクラウドサービスプロバイダは、クラウドの中身がどうなっているのかを明かしていません。データセンターの場所、物理サーバの台数や性能、ネットワーク構成、ストレージの種類、これらについてグーグルもAmazonもマイクロソフトも技術的詳細を秘密にしています。 アクセンチュアテクノロジーラボのHuan Liu氏は、自身のブログにポストした記事「Amazon data center size」で、その秘密の一端を推測。Amazonクラウド全体の物理サーバは45万4400台、7100ラックではないかと書いています。また、東京リージョンは物理サーバが2万台と推測しています。 Liu氏は推測の材料として、AmazonクラウドのIPアドレスの発行パターンに注目。ラックごとに特定のパターンでIPアドレスが発行されることを手がかりにして、ラック数とサーバ台数を推測しています。サーバ台数は、1ラック当たり64
開発と運用の対立を越え、ビジネスのために協力し合う。「DevOps」ムーブメントをテーマにしたイベントが2月24日に都内で行われました。 IT業界がパッケージソフトウェアからオンラインサービスへと転換しつつある中で、優れたサービスを迅速に実現する重要なキーワードとしてDevOpsは注目されはじめています。 この記事では、日本でDevOpsの普及に努めている森川裕和氏(@nxhack)の講演をダイジェストで紹介しましょう。 (この記事は「DevOpsとはどんなもので、何が議論されているのか(前編)」の続きです。 クラウドで、インフラにもアジャイルが入ってきた デベロッパーには、2001年からの十何年かのアジャイル開発の議論やノウハウがあります。では運用にはアジャイルな運用のノウハウはあるの? インフラというのは固いところがあって、どうしようもないところがあります。例えば、新しい機能を追加する
オラクルは、先月サンフランシスコで開催した「Oracle OpenWorld」において「Oracle Public Cloud」を発表。クラウド市場への参入を明らかにしました。 同社CEOのラリー・エリソン氏は以前からクラウド嫌いで知られており、これまでクラウドへ参入する気配をまったく感じさせない中での発表は大きなサプライズでした。 Oracle Public Cloudは、ERPやCRMなどの業務アプリケーションを提供するSaaSの「Fusion Applications」、Java EEの環境とOracle Databaseの運用を提供するPaaSの「Javaサービス」「Dataサービス」から構成されます。特にFusion Applicationsはエリソン氏が自分でデモンストレーションを行うという、熱の入った発表となりました。 なぜオラクルはクラウドへ参入するのか。その経緯と今後の展
Amazonクラウド上でPaaSを提供しているHerokuのエンジニアCraig Kerstiens氏が、Heroku社内でのソフトウェア開発がどのように行われているのかを紹介した記事「How Heroku Works - Teams and Tools」を、自身のブログに掲載しています。 全体の運営をアジャイルにしつつ、小さな独立したチームが独自のツールを使い、頻繁なコミュニケーションの下で開発を進めるのがHerokuのやり方のようです。記事からポイントを引用しつつ、先進的な例の1つとして見てみましょう。 チーム、コミュニケーション、コラボレーション 記事の冒頭で、チームがAPIやデータ規約によって構成されていることが説明されます。 Heroku is a largely agile company, we work in primarily small teams that talk
先週、Cloud Foundryのソースコードを読もうという「第1回 CloudFoundry輪読会」が開催され、参加してきました。 Cloud FoundryはVMwareからリリースされたオープンソースのPaaS基板ソフトウェア(および同名のVMwareによるクラウドサービス)で、IaaSに依存せず、VMwareのvSphereやAmazonクラウドなど複数のクラウドに対応するのが特徴です。また、Java、Pythonなど複数の言語、MySQLやPostgreSQLなど複数のデータベースをサポートしており、囲い込みをしない「Open PaaS」を指向しています。 同種のPaaS基盤はRed HatからOpenShiftが登場してきており、IaaS非依存、複数言語対応、複数データベース対応のオープンなPaaSという新しいトレンドを作りつつあります。 この新しいPaaS基盤がどのような仕組
先週10月13日にクラウド利用促進機構(CUPA)というNPOが主体となって「オープンクラウドキャンパス」というイベントが開催されました。今回のテーマはPaaSです。 そのイベントの冒頭で「PaaSの動向」についてプレゼンテーションをしてもらえないか、と依頼をいただきまして、お話をしてきました。このプレゼンテーションのあと、各PaaSベンダからそれぞれのPaaSの紹介が行われる予定だったため、主眼はPaaSの歴史的な流れと、その背景にある技術を概観することにフォーカスしました。 この記事は、そのプレゼンテーションの内容を紹介したものです。本番では時間があまりなくて省略した部分もあったので、記事化にあたってはそうした点の補足もしました。 新野と申します。Publickeyというブログをやってます。それから先月くらいに「クラウド利用促進機構 総合アドバイザー」という肩書きをいただきまして、今日
先週10月13日にクラウド利用促進機構(CUPA)というNPOが主体となって「オープンクラウドキャンパス」というイベントが開催されました。テーマはPaaSです。 僕はそのイベントの冒頭で「PaaSの動向」についてプレゼンテーションをしてもらえないか、と依頼をいただきまして、お話をしてきました。 この記事は、そのプレゼンテーションの内容を紹介したものです。本番では時間があまりなくて省略した部分もあったので、記事化にあたってはそうした点の補足もしました。 本記事は「PaaSの動向(前編):初期のPaaSは完成度が高いがロックインされやすい」の続きです。 ベニオフ氏対エリソン氏、対決の中身を知る 最近のPaaSの動向で欠かせないトピックが、マーク・ベニオフ氏とラリー・エリソン氏の師弟対決です。 ベニオフ氏は「クラウドだと言って箱を売ってる会社がある。偽のクラウドに気をつけろ!」と数年前から言って
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米国内で2011年11月15日から発売で、価格は199ドル(約1万5200円)、7インチマルチタッチ対応ディスプレイ採用でCPUはデュアルコア、ブラウザはAmazon EC2に代表されるAWSのパワーをフル活用した「Amazon Silk」という技術を使っており、クラウド上でレンダリングしたデータを転送して美しくスマートかつ高速に表示可能となっています。 メールもGmailなどの各種ウェブメールを単一のメールボックスから管理可能で、そのほかにもいろいろとかなり強力な機能を搭載しています。 Kindle Fire - Full Color Kindle with 7" Multi-Touch Display、Wi-Fi http://www.amazon.com/dp/B0051VVOB2 実際にどれぐらいすごいものなのかというのは以下のムービーを見れば分かります。 Otter US Int
日本時間で昨晩、Amazonが発表したデバイス「Kindle Fire」には、クラウドとデバイスのあいだで分散処理を行う全く新しいWebブラウザ「Amazon Silk」が搭載されています。 Amazon Silkはローカルのデバイス上で動作するWebブラウザの背後に、クラウドであるAmazon EC2で動作するサービスがつねに存在し、両者が連動して高速なWebブラウジングを実現すると説明されています。Amazonはこれを「Split Browser Architecture」と呼んでいます。 これまでWebブラウザの高速化、高機能化の競争は、PCやモバイルデバイスなどで動作するソフトウェアの進化を意味していました。しかしAmazon Silkの登場で、この進化がクラウドを巻き込むものに広がりました。 グーグルやマイクロソフト、モジラ、オペラなどのWebブラウザベンダの戦いに、Amazon
8月31日から2日間、都内で行われたイベント「Cloud Computing World Tokyo 2011」。そのイベントへの申し込み段階で最初に満員となったのが、国立情報学研究所 佐藤一郎教授のセッション「クラウドコンピューティングの将来動向」でした。 技術的な背景に基づき、ビッグデータ活用に必要な条件とは何か、クラウドのビジネスモデルはどうなるのか、データセンターの進化の方向などについて、具体的な解説が行われています。 この記事では、その講演の内容を紹介しましょう。 (本記事は「国立情報学研究所 佐藤教授が語る「クラウドコンピューティングの将来動向」(ビッグデータ編)」の続きです。 クラウドのサービス開発は日本に向いている 2年前、グーグルのエリック・シュミット氏は、インフラを作る時代はそろそろ終わり、これからサービスの時代だ、と言っています。実際にそうだと思いますし、これからはク
さくらインターネットは9月5日、クラウドサービス「さくらのクラウド」の正式サービス開始時期や概要、βサービスの開始について、同社ユーザー会「さくらの夕べ」で発表しました。 さくらのクラウドは、11月に正式サービス開始を予定しており、9月6日から一部ユーザーに対してβサービスを開始。料金は正式サービス開始時に発表される予定ですが、「圧倒的なコストパフォーマンスで提供する」(田中邦裕社長)と、競合他社よりも安価な価格帯になることを伺わせています。 同社は現在、北海道石狩市にクラウドコンピューティングに最適化した大規模データセンターを建設中で、2011年秋に竣工予定であることを発表しています。さくらのクラウドの正式サービスは、このデータセンターで行われると予想されます(βサービスは大阪のデータセンターで実施)。 さくらの夕べで行われた説明を紹介しましょう。 開発者向けにシンプルで圧倒的なコストパ
セールスフォースのクラウドデータベース「Database.com」が正式サービス開始。無料で10万件まで利用可能、セキュリティポリシー対応機能も開発中。Dreamforce'11 セールスフォース・ドットコムは、「Database.com」の正式なサービス開始を発表しました。 Database.comは、クラウド上で運用されるビジネスアプリケーション向けのリレーショナルデータベースサービス。REST APIなどでアクセス可能で、障害時の自動フェイルオーバー、データのバックアップ、ディザスタリカバリなどの運用をすべてクラウドに任せることができます。 3ユーザー、10万件、月間5万トランザクションまでは無料で利用可能(Database.comの詳細は「セールスフォース、無料で使えるクラウドデータベース「Database.com」を発表。Dreamforce '10」をご参照ください)。 重要な
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