編集部注:こちらの記事は2020年3月7日に公開された記事です。「マスクが新型コロナの予防にはならない」ということをお伝えし、まずは買い占めをやめ、最も必要な医療従事者などの手に渡ることが必要だということを伝えるためものです。飛沫を防ぐので、マスクは他人に「感染させることを防ぐ」効果として有効です。 また、緊急事態宣言の出た4月7日現在は、誰もが「自分が感染している」前提で行動をしなければならず、マスクをつけることが大切な状況です。「予防になるものではない」という理由を可視化したものとしてお読みください。 新型コロナ肺炎のせいで、ドラッグストア前には毎日行列ができています。 私は幸い、花粉症持ちではありません。今のところ、風邪にもインフルにも新型コロナ肺炎にもかかっていない。喉も痛くないし、鼻水も出ていないし、身体もだるくないし、熱もない。要は「なんでもない」。だから、マスクをしていません
「処方薬依存」で働けなくなった 「これは史上最大の薬害ですよ」 2019年7月11日、厚生労働省が入る中央合同庁舎の1階会議室(東京都千代田区霞が関)で、処方薬依存の被害男性が役人たちを諭すように言った。 会議室を埋めた被害者や家族は、男女20人超。苦しみを訴える声は全国各地で急速に高まっており、各地の被害者の会代表らがこの日集結した。 複数の被害者から深刻な体験談を聞いた、厚生労働省障害保健福祉部などの職員5人は、神妙な面持ちで口をつぐみ、ただ頷くしかなかった。 睡眠薬や抗不安薬による薬物依存。それは精神科や心療内科などの医師たちが、長期の漫然処方で作り出した「薬害」であり、明らかな医原病といえる。 1980年代には、海外で強い依存性が指摘され、国内でも「麻薬及び向精神薬取締法」で麻薬と同等の扱いを求められてきたベンゾジアゼピン系などの睡眠薬や抗不安薬を、この国の医師たちは「依存性はない
あ~、ここまで出ているのに、どうしても思い出せない! 年を取ると、誰もが経験するのが、「ど忘れ」。ボケが始まったのかと心配な人も多いだろう。放っておいても大丈夫なの? 治す方法はある? まさか、認知症? タレントのみのもんたさん(74歳)は最近、人の名前が出てこなくてちょっと困っている。 「自分がやっている水道メーター販売会社で、目の前に座っている社員の名前が出てこない。もう2年も僕の前に座っているんだよ。それが出てこないんだ。まいっちゃうよ。最初は一生懸命考えていたけど、最近は面倒臭くなって、『キミ、名前何だっけ?』って聞いている。だから『社長、いい加減にしてください』って怒られるよ。でもしょうがないよね。だって出てこないんだもん(笑)」 「正月なんて地獄だったよね。孫も8人いるんだけど、名前なんてめちゃくちゃよ。ほんと出てこなかった。顔を見れば思い出すかなと、こっちを振り向かせるために
認知症薬をめぐる論争 認知症の治療薬として使われている4種の医薬品が、フランスではこの8月から医療保険の適用から外れたという報道があった。 その4種類とは日本でも、認知症患者に対してよく使われているもので、ドネペジル(商品名アリセプトなど)、ガランタミン(レミニールなど)、リバスチグミン(イクセロンなど)、メマンチン(メマリーなど)である。 新しく命に関わる副作用が報告されたとか、調べ直してみると実は無効だとわかったというわけではない。 だが、有効性と副作用のバランスおよび価格を考慮すると、国民に対して医療保険で手厚くカバーするほどの有用性はないと見なされたのだ。 だから保険適用から外れて、フランスでは、効果があると思う人は使えば良い一種のオプション的医薬品とされただけで、使用禁止になったわけではない。 この4種の中でも知名度も高く認知症薬の代表ともいえるドネペジルについてはイギリスでも論
働きすぎは身体に悪いとよく言われるが、実際のところ、具体的に何が健康を害するのかはよくわかっていない。同じように週に60時間、70時間働いている人の中にも、活きいきとしている人もいれば、くたびれて倒れる寸前の人もいる。筆者らが長時間労働とワーカホリックの違いを調査したところ、単に労働時間だけではなく、より心理的な側面が健康に影響を与えることが判明した。 グローバルな介護製品企業の財務担当ディレクターであるハンナは、長時間働く。 オフィスにいる時間は通常、午前9時から午後5時までだが、自宅で3人の子どもが眠りについてから、さらに4時間働き、深夜までずっとパソコンに向かっている。時には、週末も働く。週に60~65時間働いているわけだが、必要なときには「スイッチを切る」ことができ、毎日活力がみなぎっているように感じるという。健康に不安を感じたことは、これまでない。 米国の保険会社の戦略担当ディレ
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ベッドに横になってもなかなか眠れなくて苦労している人は、寝る前に明日のToDoリストを書き出してみてください。きっと夢の国のチケットが手に入りますよ。 寝る前にToDoリストを作ることで寝つきがよくなることは実験心理学の学術誌『Journal of Experimental Psychology』に最近発表された研究によって明らかになりました。 実験では、被験者を2つのグループに分け、片方のグループには既にやり遂げたタスクを、もう片方のグループには2〜3日中に完了する必要のあるタスクを書き出してもらいました。つまり後者のグループにはToDoリストを書き出してもらったことになります。 次に、被験者全員に実験室で眠ってもらい、その睡眠をモニターしました。すると、ToDoリストを作成したグループのほうが、もう片方のグループより平均して9分早く眠りにつきました。 さらに、ToDoリスト上のタスクの
なかなか寝付けなかったり、就寝できても夜中に目が覚めてしまったり…。睡眠の質の低下に悩む人が増えている。 企業向けに睡眠コンサルタントを行うニューロスペースが、2017年11~12月に、20~50代の男女846人に「睡眠に関するアンケート」を行ったところ、「睡眠に満足していない」と答えた人は実に58.0%と半数以上だった。睡眠に関する悩みは、多い順に「夜中に目が覚める」(中途覚醒)が32.5%、「寝つきが悪い」(入眠困難)が30.1%、「朝の目覚めが悪い」が29.1%、「しっかりと寝たはずなのに体がだるく爽快感がない」が27.8%という結果だった。 また、2016年の国民健康・栄養調査を見ても、19.7%の人が「睡眠で休養が十分にとれていない」と感じている。 睡眠時間を7~8時間確保することはもちろん大事だが、睡眠には量だけでなく、質の問題もある。時間的には十分眠ったはずなのに満足感がない
寝たきりが嫌ならダイエット、体力作り、ストレス発散……。その目的は様々だが、とにかく日本人はウォーキングが大好きだ。しかし、その効果を盲信してしまうと、あなたの生活に重大な影を落とすかもしれない。 軽い膝の痛みが大事に 肩からタオルをかけ、鮮やかな色のウェアに身を包み颯爽と歩く人たちの姿は、今や街のありふれた光景だ。汗ばんだ肌をタオルで拭うときの彼らの表情は充実感に満ち満ちている。 近年、日本のウォーキング人口は増え続けている。'16年度には、4500万人を超え、過去20年で2倍になった。 特に若年層に比べ、年齢層が高いほどウォーキング人口は多く、週1回以上のウォーキングが習慣になっている60歳以上の高齢者は約半数に上る。 「歩けば健康」――そう信じて疑わない人は多い。1年半前に勤めていた不動産会社を定年退職して以来、ウォーキングを日課にしていた清水豊さん(65歳・仮名)もそんな一人だった
提供:「#老後を変える」編集部(メットライフ生命) 2015年1月に厚生労働省が発表した「認知症施策推進総合戦略〜認知症高齢者等にやさしい地域づくりに向けて〜(新オレンジプラン)」をご存じでしょうか? この資料によると、現在、高齢者の約4人に1人は認知症またはその予備軍。今後は高齢化の進展によって、2012年時に462万人(約7人に1人)だった認知症の患者数が、2025年時には約700万人(約5人に1人)に増加するといわれています。 ※「日本における認知症の高齢者人口の将来推計に関する研究」をもとに作成 そのため、認知症の人は支えられる対象としてだけではなく、ご自身で認知症とうまく付き合い、よりよく生きていけるような環境を整備しようというのが、この新オレンジプランの基本方針です。 早めの検査と治療が大事 認知症は脳の病気であり、現時点では完全に治すことはできません。つまり、発症してしまうと
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「年をとって、頭のキレと集中力が続かなくなってきた」と言う人は、集中力の投資戦略を間違えていることが多い。 一番まずいのは、なけなしの集中力を、仕事や勉強に使い果たしてしまうことだ。 仕事や勉強で集中力を使い果たしてしまうから、「集中力を上げること」に投資すべき集中力が残っていない。 これでは、集中力は、経年劣化で低下していくばかりだ。 これを避けるためには、手持ちの集中力を「集中力を上げること」に最優先に投資するようにする。 もちろん、ただ漫然と、運動、瞑想、睡眠、野菜をやっても、集中力は上がらない。 重要なのは、「具体的には、どうすれば集中力が上がるか?」だ。 おっさんは眠りの質が悪い もちろん、頭のキレと集中力を上げるのに、一番投資効果が高いのは、「睡眠の質と量を上げる」ことだとは分かっているが、 話はそんなに簡単ではない。 なぜなら、おっさんになってくると、「深く長く眠る能力」がど
短い休暇でもないよりはマシですが、できたら最低でも8日間の休暇をとるようにしましょう。本当にリラックスして気分転換するには、それだけの時間が必要であることが、ある研究でわかっています。 Journal of Happiness Studiesに発表された研究は、次のことを示唆しています。あくせくした日々から離れて休暇に入ったとたんに、個人的な幸福感がぐんぐん高まります。リラックス感やポジティブな気持ちは休暇の8日目にはピークに達し、満足感も最大になります。その後、11日目にかけて楽しい気分は徐々に薄れていきます。そのあたりになると、ホームシックになったり休暇の生活にもちょっと飽きてきたりもするので、急に休暇がつまらなくなることもあります。 なぜ8日目がピークなのでしょうか。仕事の責任やストレスから完全に解放されるには、平均的にそのぐらいの時間がかかるからです。 その研究は残念ながら「休暇の
長期入院で儲ける病院 医療における日米の差は、入院日数にも表れている。 日本のがん拠点病院によって構成されたCQI研究会のデータによると、たとえば米国で大腸がんの腹腔鏡手術を受けた場合、患者は術後5日程度で退院するのがふつうだ。 一方日本では、入院日数は平均15.2日、術後退院までに10日程度かかり、米国の2倍以上の日数を要する。そのうえ各病院の入院日数にはバラつきが大きく、なかには1ヵ月以上入院する患者もいる。 これらの差が生まれる原因は何なのか。 日米の入院日数の違いが生じる理由について、元国立がん研究センターがん予防・検診研究センター長の森山紀之氏は次のように語る。 「第一に、保険制度の違いがあります。米国は入院費も自由診療で、相部屋だったとしても1泊10万円近くかかってしまうのです。だからアメリカの病院の前にはだいたい1泊3000円程度の安ホテルがあって、そこから点滴をぶら下げて通
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