――細野晴臣やプラダも参加していますが、プレッシャーはありましたよね? 荒牧監督: とんとん拍子で話が進んだので、プレッシャーを感じる暇かなかったというのが正直な感想ですね。音楽プロデューサーから「ミウッチャ・プラダさんが企画に賛同してくれてデザインしてくれるっていうけど、どう?」って言われて、「本当っすか」みたいな感じでした。それから2週間後に本当にデザインが出来上がってきて(笑)。それを元にCGのキャラクターに着せた画像を作ったら、ミウッチャ・プラダさんから「それができるなら、もっとこうしましょう」と、どんどん話が膨らんでいって、大変でしたけど、面白かったです(笑)。前作を初日のオールナイトで見たという細野さんも「面白そうだからやるよ」と引き受けていただけました。自然に参加していただいた印象があって、うれしかったですね。 ――「アップルシード」のときの衣裳もスタイリッシュでしたよね。