1990年11月17日、雲仙・普賢岳が198年ぶりに噴火。その活動は約4年半にわたって続き、その間、火砕流によって44人が亡くなった。さらに、火口には、体積約1億㎥の溶岩ドームが形成された。その溶岩ドームは平成新山と呼ばれ、雲仙岳の中でもっとも高い山になっている。あれから34年が経った、今年(2024年)11月19日。火山の現状を確かめようと、火山学者に加え、気象庁や国土交通省の職員、そしてメディア関係者などが、雲仙・普賢岳の噴火でできた溶岩ドーム、平成新山に登った。私、長瀬萌々子も、溶岩ドームのてっぺんを目指した。 AM9:00 仁田峠(にたとうげ) 車で山を登り、仁田峠に到着。標高1079メートル。ここから、3時間ほどかけて、溶岩ドームのてっぺん、標高1483メートル地点を目指す。 出発!!はじめは舗装された道が続いていたのだが・・・。 AM10:20 険しい道に息が上がる 次第に道が