子供の頃、大人と話していて一番イヤだったのは、自分がおかしいと感じたことを、どんなに論理的に説明しても、「屁理屈」だと笑われ、真面に相手にされなかった時。で、理屈の通らない話が正しいとされたままになる、とか。もう少し年齢が上がると、「小難しい」といってまた嘲笑されるのだが。
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芥川賞作家の平野啓一郎氏が3日、ツイッターに新規投稿。菅義偉首相が、改憲派が開いたウェブ会合にビデオメッセージを寄せ、大災害などにおいて国民の権利を一時的に制限する「緊急事態条項」の必要性に触れたことに、「こんな無能な政権」「馬鹿も休み休み言ってほしい」などと批判した。 平野氏は「こんな無能な政権に憲法が緊急事態条項の三権分立に基づかない権力を与えてたら、どんな恐ろしいことになってたか。補償もなしに、ロクな対策もできないまま批判を抑え込み、対案を無視し、私権制限しまくって、地獄だっただろう」と投稿。 別のツイートで「PCR検査の拡充に、ワクチン接種の迅速化に、医療態勢の強化に、なんで緊急事態条項が必要なのか? 馬鹿も休み休み言ってほしい」と批判した。
「格差社会や自己責任論ではいよいよ立ち行かない」。新型コロナウイルスの感染拡大が、社会の仕組みや制度、習慣に世界的規模で影響を及ぼしている。コロナ禍のいまをどう生き抜くか、これからの社会をどう生きるか。社会のあり方や人々のコミュニケーションについて多くの作品を書いてきた作家の平野啓一郎さんに聞いた。(取材・文:内田正樹/Yahoo!ニュース 特集編集部) 平野啓一郎(ひらの・けいいちろう) 1975年、愛知県生まれ。京都大学法学部卒業。1999年、『日蝕』で芥川賞を受賞。小説『決壊』『ドーン』『かたちだけの愛』『空白を満たしなさい』『マチネの終わりに』『ある男』、エッセー『私とは何か 「個人」から「分人」へ』『「カッコいい」とは何か』など、著書多数(撮影:編集部)
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安倍晋三元首相が銃撃され死亡した事件の輪郭が少しずつ明らかになってきた。「事件は図らずも日本社会の持つ矛盾をあらわにした」。事件をそう読み解くのは、凶悪事件の加害者・被害者家族の苦悩を描いた小説も手がけ、常々政治に厳しい目を向けてきた小説家の平野啓一郎さん(47)である。 「いつか起きるのでは」懸念現実に 実は平野さん、近未来を描いた最新作「本心」で「暗殺ゲーム」にはまった主人公の同僚が前財務相をドローンで暗殺しようとする場面を描いた。「いつか政治家を狙ったテロが起きるのではと懸念していました」。平野さんがそう話し始めた。当初、襲撃対象は首相の設定だったが、小説が現実に及ぼす影響を考え、変更したという。 「2008年に起きた秋葉原無差別殺傷事件と相前後して、自分の苦境と社会への不満を『無差別殺人』という形で表現する事件が何度も起きてきました。16年の津久井やまゆり園事件、21年の小田急車内
芥川賞作家の平野啓一郎氏が12日、自身のツイッターを更新。新型コロナウイルスの感染再拡大の中での開催が危惧される東京五輪の選手村から外国選手らを乗せて都内の観光名所を巡るバスツアーが計画されていることに怒りをあらわにした。 この日、選手村の宿泊者は新型コロナウイルス感染防止策で外部との接触が遮断され、観光地などに足を向けられないが、バスの中から景色を眺める分には問題ないと判断。大会組織委員会の橋本聖子会長も13日の開村に向け、選手らを迎える検討に入っているという記事を貼り付けた平野氏。 「納税者は緊急事態宣言でステイホーム。舐めてんのか、と」と厳しい筆致でつづると、「国民の精神的な健康のためのプログラム、なんかやったか?」と疑問を呈していた。
【1.本書の紹介】 【2.本書のポイント】 【3.本書の感想】 【4.関連書籍の紹介】 本書は「日蝕」で第120回芥川賞を受賞された平野啓一郎さんの作品です。 この方は、小説家で数々のヒット作品を生み出していますが、今回は、みなさんも1度は悩んだことのある問いに対して、持論を展開されています。 【1.本書の紹介】 私とは何か。自分ってなんだろう? そんな事で悩んだりしたことはありませんか? 本当の自分を一番知りたいのは、やっぱり自分自身ですよね。 自分自身がわかれば、自分自身の進むべき道が見えてくるそんな気がします。 でも、自分自身がいろんな自分を知っているので、いったいどれが本当の自分なのかわからず、悩むことはよくあると思います。 私もどれが本当の自分なのか悩んでいます。(笑) さて、著者が考える「私」とはいったい何なんでしょうか? 【2.本書のポイント】 分人とは、対人関係ごとの様々な
努力と成果がものを言う「能力主義(メリトクラシー)」が今、格差と分断をより深刻なものにしている。そう指摘するのは、ハーバード大学教授で政治哲学者のマイケル・サンデル氏だ。 NHKで放送された『ハーバード白熱教室』や日本でも100万部を突破した著書『これからの「正義」の話をしよう』などで知られるサンデル教授が、最新刊『実力も運のうち 能力主義は正義か?』(早川書房)で警鐘を鳴らすのが、行き過ぎた学歴偏重社会とその背後にある能力主義だ。 ハフポスト日本版は10月13日、サンデル教授へのインタビュー番組を配信した。対談相手は小説家の平野啓一郎さん。直近の著作『本心』『マチネの終わりに』などをはじめ、社会にはびこる自己責任論、労働問題など、現代社会の空気がにじむような数々の作品で知られる。
作家の平野啓一郎氏が16日、ツイッターを更新。政治家を狙うテロ行為を容認しない姿勢を示した。 15日に岸田文雄首相が衆院和歌山1区の補欠選挙応援のため、歌山市の漁港を訪れた際、演説会場で筒状の爆発物が投げ込まれる事件が発生。24歳の男が現行犯逮捕された。 昨年7月に安倍晋三元首相を銃撃した山上徹也被告が、旧統一教会の問題を白日のもとにさらしたとして、一部で同被告が英雄視されている。今回の男は模倣犯ではないかとの見方もあり、ネット上では英雄視することへの批判の声が出ている。 平野氏は今回の事件を受けて「今回の首相襲撃の犯行動機はまだわからないが、政治家を狙うテロなど言語道断で、再発を防止しなければならないからこそ、その背景を解明しなければならない、というそれだけのことが理解できない人がこんなに多いのは何なのか。…僕自身はテロなど容認したことはないし、殺人そのものを死刑を含めて全否定している。
◆民主主義維持の瀬戸際 日本学術会議会員の任命拒否問題は、日本という「法の支配」下の国にあって、総理大臣が、就任早々、公然と法律に違反し、その後も違法状態が続いている、という前代未聞の出来事である。 既に670もの学術団体が抗議し、野党が批判し、法律の専門家らが問題を指摘している通り、日本学術会議法は、総理が、学術会議の「推薦に基づいて」、その会員の任命を行うことを定めている。学問の自由を守る観点から、「任命」が形式的なものに過ぎないことは、創設時の公選制から学会推薦制に法改正がなされた1983年の国会でも、当時の中曽根総理らが明言しており、また、2004年に、現行の「コ・オプテーション方式」に再度、法改正がなされた時にも変更はなかった。総理に法的に拒否権はないのである。 ◆ ◆ 菅総理は、18年に極秘に作られた「内部文書」で、推薦された人を総理が必ず任命する「義務があるとまでは言えな
◆疑似民主主義に危うさ 昨年の衆院選以降、「野党は批判ばかり」批判が再燃し、当の野党やメディアからは、「提案型」への転換が主張されている。しかし、この議論は、前提条件をまるで無視して完全に混乱している。 そもそも、「野党は批判ばかり」批判は事実誤認である。例えば、過去5年の国会を見ても、槍玉(やりだま)に挙がっている立憲民主党会派は、政府提出法案に対して8割前後賛成している。 新型コロナウイルス対策に関しても、「1人10万円の特別給付金」、「家賃支援給付金」などの直接支援制度、「雇用調整助成金のコロナ特例措置」などは、いずれも野党の提案である。 一口に、野党からの批判と言っても、政権の腐敗に対してと、政策に対してとでは区別が必要だ。野党はそもそも、思想的に与党と異なるからこそ野党であり、政策面で対立するのは当然である。 他方、所謂(いわゆる)モリカケ問題や「桜を見る会」問題などに対しては、
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作家の平野啓一郎氏が9日、自身のX(旧ツイッター)でネットセキュリティーに警鐘を鳴らした。 同氏が適示したのは、メールで社外とファイルをやりとりする際に①メールでパスワード付きのZIPファイルを送る→②別のメールでパスワードを送るという「PPAP」と呼ばれる手法。サラリーマンなら1度は受け取った経験があるかもしれない。 これに平野氏はXで「未だにPPAPというのを続けている企業があるが、これがセキュリティ上、意味がないことはもう随分と前から指摘されており、止めてほしい」と呼びかけ。続けて「デジタルオンチの政府でさえ、2020年11月に止めている」と紹介した。 むしろ近年はPPAPにより、メールが盗み見されるリスクやZIPパスワードの脆弱性、ウイルスチェックが稼働できないなどの危険性が指摘されている。 ネット上では「マジかよ、いま知った」「バリバリ使っていた」「怖すぎる」などの反響が寄せられ
平野啓一郎氏 「こんな無能な政権」「恐ろしいことに」、菅首相の緊急事態条項発言に 拡大 芥川賞作家の平野啓一郎氏が3日、ツイッターに新規投稿。菅義偉首相が、改憲派が開いたウェブ会合にビデオメッセージを寄せ、大災害などにおいて国民の権利を一時的に制限する「緊急事態条項」の必要性に触れたことに、「こんな無能な政権」「馬鹿も休み休み言ってほしい」などと批判した。 平野氏は「こんな無能な政権に憲法が緊急事態条項の三権分立に基づかない権力を与えてたら、どんな恐ろしいことになってたか。補償もなしに、ロクな対策もできないまま批判を抑え込み、対案を無視し、私権制限しまくって、地獄だっただろう」と投稿。 別のツイートで「PCR検査の拡充に、ワクチン接種の迅速化に、医療態勢の強化に、なんで緊急事態条項が必要なのか? 馬鹿も休み休み言ってほしい」と批判した。 続きを見る
平野啓一郎氏「日本語を破壊し続けていること許せない」…安倍、菅両政権に 拡大 芥川賞作家の平野啓一郎氏が26日、ツイッターに新規投稿。安倍晋三前首相、菅義偉首相と続く政権が日本語を「破壊し続けている」と憤った。 平野氏は「前政権から現政権に至るまで、どうしても許せないことの一つは、彼らが『日本語』自体をメチャクチャに破壊し続けていること。その深刻な影響が社会に蔓延している」と危惧した。平野氏は、加藤官房長官が「虚偽答弁に定義なし」との考えを示した報道を引用した。 平野氏は別の投稿で、「もし前首相みたいなことが罷り通るなら、最初から、『全部秘書がやった』ことにする前提で、政治家はやりたい放題になる。政治家自身が責任を取るべき。最低でも議員辞職。日本の政治倫理の正念場だろう」と安倍氏が議員辞職すべきだとの考えを重ねて示した。 続きを見る
本書は、三島が最後の行動に至る軌跡を、その作品に表現された思想に忠実に辿るものだが、では、その死が必然的なものであり、不可避であったかと言えば、必ずしもそうとは思わない。三島自身が政治思想の偶然性を強調している通り、『鏡子の家』に対する文壇の無理解など、本人は深く傷ついているが、今にしてみれば、くだらないと言えなくもない出来事の影響が大きく、彼の最も微妙なその第三期次第では、違った四期を迎えていたであろう。 (平野啓一郎『三島由紀夫論』新潮社、2023) こんばんは。国家が、とか、天皇が、とか、三島が、とか、おそらくそんなことは1ミリも考えずに、旅先の写真とともに「めっちゃ楽しんでいます!」なんてメッセージをくれる職場の若者たちって、 三島由紀夫よりも賢い。 そう思うのですが、どうでしょうか。平野啓一郎さんも《三島には一貫して、知性に対する軽蔑があり、行動家の無知・無学を純粋さの証明のよう
おつかれさまです。 自分探しの旅にも、 東京都民割「もっとTokyo」 が、使えます。 だけど、 旅にに出る前に、 これを読みましょ。 “自分探し”? その前に… 生きるのが楽になる 〈分人主義〉のススメ 私とは何か / 平野啓一郎 分人主義とは 「本当の自分」=〈分人〉の集合体 好きな〈分人〉嫌いな〈分人〉 ダイアモンドみたい まとめ 分人主義とは 「私とは何か」 「本当の自分とは」 こんな難問を、自分で自分に問いかけて、苦しんでる人って多くないですか? 〈家族といる時の自分〉 〈恋人といるときの自分〉 〈友人といるときの自分〉 〈会社にいるときの自分〉 〈一人でいるときの自分〉 全部、自分で、全部、本当。 この本は、 それぞれを〈分人〉とし、 その集合体が「本当の自分」なんだよ、 という 〈分人主義〉のススメです。 「本当の自分」=〈分人〉の集合体 〈会社にいるときの自分〉 は嫌いだけ
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毎年恒例の番組。今年で15回目。今回は4人のゲストが来られました。 【ゲスト】平野啓一郎、本條秀慈郎、斎藤幸平、安冨歩 三味線奏者:本條秀慈郎さん 1984年生まれ。三味線で現代音楽をバリバリ弾かれている方。 「Async」で坂本さんと共演されてます。番組では生演奏と坂本さんと即興。 Async アーティスト:Ryuichi Sakamoto 出版社/メーカー: Milan Records 発売日: 2017/04/28 メディア: CD honj 「Async」を作っている時に本條さんのコンサートをNYで見に行って、すごく気に入って翌日坂本さんのプライベートスタジオに招いて録音した曲だそうです。昨年本條さんに頼まれて2曲目、3曲目を作られて、honjが組曲のようになっているそうです。 honj 坂本龍一 ポップ ¥250 provided courtesy of iTunes 経済思想家
新型コロナウイルスの影響で社会の格差はさらに拡大している。社会は今後、どうあるべきなのか。政府やメディアの姿勢を批判する平野啓一郎さん(46)に、その真意を語ってもらった。 「対案出せ」は怠慢 --昨今は批判することへの風当たりが強く、野党に対する世論が厳しいです。 僕は新しい小説を出す前には、いろんな人に原稿を読んでもらい、意見を言ってもらうようにしています。反論すると相手は萎縮してしまうので、ただ黙って聞いています。すると、集まった意見の中から問題点が浮かび上がります。もちろん、「他のアイデアを出せ」などとバカなことは言いません。それを考えるのは自分の仕事です。 社会を良くしていこうとする過程で、最初に出てくるのは「批判」です。問題点の指摘だと言ってもいいです。そのうえで解決策を探るべきなのですが、そもそも与党が持っている情報量と野党のそれとは全然違います。少なくとも野党に「対案を出せ
公開時、見たかったけど見逃してしまった映画『ある男』の小説を、一か月ほど前に読んでみた。 その後ブロ友さんオススメの短編映画を、アマゾンプライムにて探していたら、『ある男』も配信されているのを発見。 なので、続けて映画版も観ることができた。 といっても、やはり私は家だと他にやりたいことが出てきてしまい、落ち着いて一気には観られず、前後編に分けての鑑賞^^; 【あらすじ】 弁護士の城戸は、かつての依頼者・里枝から奇妙な相談を受ける。 彼女は離婚を経験後、子供を連れて故郷に戻り「大祐」と再婚。 幸せな家庭を築いていたが、ある日突然夫が事故で命を落とす。 悲しみに暮れるなか、「大祐」が全くの別人だったという衝撃の事実が…。 愛にとっての過去とは何か? 人間存在の根源に触れる読売文学賞受賞作。 (文庫版の解説より) 深く重厚で、色々考えさせられる作品だった。 サスペンスタッチなので先が気になり、私
―― では、職員室での人間関係を除けば、教員生活も必ずしも不満ではなかったのですね? ―― そうですね。 (平野啓一郎『富士山』新潮社、2024) こんばんは。おそらくは学芸会の後に飲み会を開いて、そこにいない職員の噂話や悪口で盛り上がるような《職員室での人間関係》だったのではないでしょうか。台本にすると「A先生とB先生、できてるんじゃない?」「やっぱりそうなの?」「一緒に富士山に登ったらしいよ」みたいな。噂話や悪口でつながろうとするのは子どもと一緒です。 大人げない。 泡盛珈琲(2024.11.22) 華金(死語)だった昨日、実踏の帰りに珈琲屋に立ち寄りました。たまたま目に入ったお店です。開いていたのもたまたまで、マスター曰く「夜まで営業しているのは金曜日だけ」とのこと。 ラッキーでした。 お客さん「お酒の入った珈琲、まだある?」 マスター「あるよ」 田舎教師「僕にもそれをください!」
昨秋に公式メールレターでお届けし、過去最高の反響があった講演録。『決壊』から最新小説『本心』に至るまで、現実の苦しさに文学がどう応えられるか、その葛藤についても平野啓一郎が語っています。 この世の中で文学を問うこと 只今ご紹介いただきました小説家の平野啓一郎です。今日はこのような立派な場所にお招きいただきまして、ありがとうございます。 今日はあいにくの大雨です。少し前までは、雨が降ってもさほど気にしなかったんですが、台風の被害がまだ関東以北にかなり残っているので、これだけ降ると被災された方は大変なんじゃないかと、心配しております。 日本は自然災害も含めて、大変な状況にあると思います。そういう中で人はついつい、すぐに何か役に立つものを求めがちですが、今日はあえて「文学のサバイバル」という大きなテーマの中で、「文学は何の役に立つのか?」という身も蓋もないテーマを設定してみました。 小説家の悪い
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芥川賞作家の平野啓一郎氏が1日、自身のツイッターを更新。新型コロナウイルスのワクチン接種について、1日の閣議後会見でスポーツ行政を担当する大臣として東京五輪の開幕前には自身も接種したいとの考えを示した萩生田光一文部科学相について、私見を述べた。 この日、萩生田氏が会見で閣僚や国会議員の接種について「責任ある立場の人はきちんと堂々と接種し、その責任を果たした方がいい」と述べたという記事を貼り付けた平野氏。 「恥知らずもここに極まれりだな。こんな人物が文科省の大臣」とつづると、「自分たちが、一般市民より『責任ある立場の人』であるとどうして特権化できるのか? 大体、前政権から現政権にかけて、責任の『せ』の字もない」と厳しい言葉を続けていた。
◆台湾コロナ対策に学ぶ 新型コロナウイルス対策で、一躍、世界の脚光を浴びた台湾のデジタル担当相オードリー・タンが、やはり今回、世界中で引っ張りだこだった歴史家のユヴァル・ノア・ハラリ(「サピエンス全史」、「ホモ・デウス」の著者)と交わした対談を読みながら、私は、深い憂鬱(ゆううつ)に襲われた。台湾が先進的な取り組みで注目されたことは知っていたが、改めてその一端を知り、日本の対応が、いかに時代錯誤で、低水準かを、痛感させられたからである。邦訳は、ウェブ上の「AI新聞」に掲載されているので、是非(ぜひ)とも一読されたい。 対談は、AI時代の人間と社会を巡ってなされたが、AIによる人間の支配に悲観的なハラリに対し、タンは実務的な具体例を挙げながら反論している。 タンによると、台湾のパンデミック対策の原則は、「速く、公平に、楽しく」だという。羨(うらや)ましい限りである。不安を感じる市民は、「19
『仮面の告白』や『金閣寺』などの名作を残した、戦後日本文学を代表する作家・三島由紀夫。1970年に衝撃の割腹自殺を遂げ、45歳でみずから命を絶った最期を含め、その生涯は今も多くの人の関心を集めています。その三島由紀夫の文学的な“師”として、生涯にわたり親交を結んでいたのが、川端康成でした。川端もまた、日本人初のノーベル文学賞という栄誉を受けながら、突然のガス自殺でこの世を去っています。 三島由紀夫と川端康成。多くの謎を残す2人の文豪の実像に迫る番組が、6月23日にNHK BS1で放送されます。瀬戸内寂聴さんや岸惠子さんなど、2人を直接知る人物の証言を元に、文豪の知られざる物語をたどる内容です。 番組では、三島由紀夫とその文学を解説する人物として、芥川賞作家の平野啓一郎さんにインタビューを行いました。「三島との出会いがなければ小説家になっていなかった」と振り返る平野さんは、少年時代から三島文
2022年6月25日(土)、神奈川近代文学館で、作家の平野啓一郎の講演があった。題名は、ドナルドキーンとの思い出というもので、彼が会場に入ってくるなり席につき、話を始めた。安部公房の講演で、何も準備をせずにきて話をするというのがあって、一度はやってみようと思っていて、今日、その日にしようと考えているというところから話を始めた。1時間、ずっと言いよどむことなく、ドナルドキーンに関することを話続けていて、やはり言葉による自己表現で生活するプロは違うなぁという印象を強く受けた。 作家というと、広範囲に渡って様々な作家を論じるイメージが強いけれど、平野氏は、三島由紀夫、谷崎潤一郎、泉鏡花、森鴎外などの作家を読み込んでいるけれど、夏目漱石、川端康成などは、まったく興味を示さないようであった。何度も話に三島由紀夫について出てくるので、私は嬉しくなったが、他の聴衆はどう思ったか知りたいところである。 最
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