Yoshiharu ISHIOKA @yishioka おおかみこども、感想以前のメモ。「本棚」。図書館シーンで「ヘーゲル全集だ!」とあの特徴のある背表紙に気付く。「哲学書を読むおおかみおとこ」という類型。そして花の部屋の本棚に『黄色い本』『世界史の構造』があり、二人の出会いの文脈がある程度囲い込める。育児時の本棚はそこからの変化。 2012-07-29 09:56:51 Yoshiharu ISHIOKA @yishioka おおかみこどもの感想が真っ二つである理由として、あの映画が拾い集めようとしている文脈がかなり多数にわたること(「国民的映画」への期待という物語)と、そのひとつひとつの主題・文化圏で洗練されてきた諸表現・達成の圧縮・解凍手続きに、それぞれに詳しい人が「引っかかる」のが原因だろう。 2012-07-29 10:00:48 Yoshiharu ISHIOKA @yishi