【ピオリア(米西部アリゾナ州)長野宏美】6年ぶりに復帰した古巣への愛があふれた。7日、当地で米大リーグのマリナーズの入団会見に臨んだイチロー外野手(44)。「またこのユニホームを着てプレーをしたいという気持ちが僕のどこかに常にあった」。2001年に米大リーグデビューを果たしたチームで再出発する喜びに浸った。 イチローはスーツ姿で記者会見に出席。以前に在籍していた時と同じ背番号「51」のユニホームを手に記念撮影した後、心境を語った。
イチロー外野手のマリナーズ入団が決まり、イチローの名前と背番号「51」を書いた紙を掲げて歓迎するファンのヘンダーソンさん(左)ら=アリゾナ州ピオリアの球団施設前で2018年3月7日、長野宏美撮影 【ピオリア(米西部アリゾナ州)長野宏美】イチロー外野手(44)の古巣復帰が決まり、ファンは喜びの声を上げた。マリナーズの本拠地シアトルの近郊から当地の球団施設に駆け付けたジェーン・ヘンダーソンさん(71)は「イチロー、背番号51」と記したボードを掲げ、「マリナーズに戻ることはないと思っていたので、…
イチロー選手から贈られたバットを手にする中村豪・野球部元監督=愛知県西尾市で2016年6月10日、梶原遊撮影 イチローのマリナーズ復帰の報道を知り、愛工大名電高(名古屋市千種区)時代の恩師、中村豪・野球部元監督(75)は「44歳なら引退して当たり前。野球にかける世界一の思いが報われて良かった」と喜んだ。 在学中を振り返り、「当時は体も大きくなかった。でも昔から本当に野球が好きで、すさまじい努力をしてきた。3年間一緒に過ごせたことを改めて誇りに思う」と目を細めた。44歳の現役続行には「すさまじい精神力と体の管理だ」と驚嘆。「体力も動体視力も落ちるし、大変とは思うが、世界中の野球ファンを元気づけられるよう頑張っ…
【ロサンゼルス長野宏美】米大リーグ、マーリンズからフリーエージェント(FA)となったイチロー外野手(44)がマリナーズと1年のメジャー契約で合意間近であることが明らかとなった。5日、米メディアが報じた。イチローは、すでにマリナーズの本拠地・シアトルで身体検査を受けており、入団が正式決定すれば、ヤンキースへトレードで移籍した2012年以来、6年ぶりの古巣復帰となる。 イチローは昨季、打率2割5分5厘、3本塁打、20打点の成績でメジャー17年で最も少ない136試合出場にとどまった。チームの若返りを図るマーリンズから契約を更新されず、今季の所属先を探していた。一方、マリナーズは外野陣に故障者が相次ぎ、外野手の補強が急務となっていた。
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