ローウェル(エミー Lowell, Amy 1874-1925) スタイン(ガートルード Stein, Gertrude 1874-1946) フロスト(ロバート Frost, Robert 1875-) スティーヴンズ(ウォレス Stevens, Wallace 1879-1955) ウィリアムズ(ウィリアム・カーロス Williams, William Carlos 1883-1963) パウンド(エズラ Pound, Ezra 1885-1972) H・D(ヒルダ・ドウーロットル Hilda Dolittle 1886-) ムーア(マリアン Moore, Mariannne 1887-1972) ジェファーズ(ロビンソン Jeffers, Robinson 1887-) ランサム(ジョン・クロー Ramson, John Crowe 1888-) マクリーシュ(アーチボールド Mac
木々高太郎『自由詩のリズム』(詩苑社 1969年)ほか 前回、荒木亨の詩のリズムに関する本を読んだとき、土居光知や木々高太郎、坂野信彦、熊代信助らの本が取り上げられていたので、今回は木々高太郎『自由詩のリズム』を読んでみました。坂野信彦『七五調の謎をとく』も持っていたと思って本棚から探し出すと、なんと十三年前にすでに読んでいたことが判りました。何という記憶の頼りなさ。昔の読書ノートと、パラパラ読みでこの本も一緒に話題にすることにしました。 坂野信彦『七五調の謎をとく―日本語リズム原論』(大修館書店 1996年) 木々高太郎は福士幸次郎のお弟子さんにあたるそうなので当然ですが、木々氏も坂野氏も日本詩二音構造説を採用しています(どうやらこれが今では定説になっているみたい)。実際の詩の鑑賞分析にあたっても、坂野氏はかたくなに二音にこだわっておられるようですが、木々高太郎は二音のことはあまり言わず
/// G・ルネ・ホッケ種村季弘訳『文学におけるマニエリスムⅠ―言語錬金術ならびに秘教的組み合わせ術』(現代思潮社 1971年) G・ルネ・ホッケ種村季弘訳『文学におけるマニエリスムⅡ―言語錬金術ならびに秘教的組み合わせ術』(現代思潮社 1977年) この2冊も学生時分に買って、大切に置いておいた本。当時、自分の関心に沿えばどうしても読まないといけない本で、とても読みたいのに、それが強すぎて、何となく敬遠してしまうという本が何冊かありました。少しページをめくって見て難しそうなので、この本が理解できないのではという恐怖心が先に立って読めなかったというのが本当のところです。いま読んでみると、たしかに分かりにくい。 この本を難しくしているのにいろいろありますが、一つの原因は、〈〉や−の符号が至る所にちりばめられていて、見た目にもページがごてごてしてその意味が判然としないところです。あちこち見まし
27年世代(にじゅうしちねんせだい、スペイン語: Generación del 27)は、1927年にスペインで起こった文学の潮流。 15世紀から17世紀のスペイン黄金世紀に活躍した詩人ルイス・デ・ゴンゴラ(1561-1627)の没後300年に合わせて、1927年にスペインの主要な詩人が一堂に会してグループを結成した。ゴンゴラは「ゴンゴリスモ」と呼ばれる修辞的で難解な表現手法を確立した詩人であり、27年世代はゴンゴラを再評価しようとする若い詩人の集まりである。ドイツの言語学者であるヒューゴ・フリードリッヒ(ドイツ語版)は27年世代について、「今世紀前半のヨーロッパ抒情詩が生んだ、おそらく最も貴重な宝である」と評している。 彼らの作風に統一した特徴があるわけではないが、おおむね反リアリズムや反ロマン主義の立場をとった。彼らは首都マドリードのみで活動していたわけではなく、むしろ核はセビリア、マ
アクメイズム(ロシア語: Акмеизм、英語: Acmeism)は、ロシア帝国(現:ロシア)で1910年から1912年にかけて成立した文学流派または文学運動。「アクメ」とはギリシア語で頂点を意味する語で[1][2]、アクメイズムを詩のスタイルとする人をアクメイストと呼んだ。 ロシアの詩人、作家であるニコライ・グミリョフ、ミハイル・クズミン(英語版)が指導者となり、象徴主義から詩の技法を学びつつも、神秘性を否定して明晰な塑像性と古典的調和を追求した。 グミリョフ、クズミンはグミリョフの妻、アンナ・アフマートヴァや同国出身の詩人であるオシップ・マンデリシュターム、セルゲイ・ゴロデツキー、ミハイル・ゼンケヴィッチ(英語版)、ウラジーミル・ナルブト(英語版)、ボリス・サドフスキー(ロシア語版)らは自らをアダミズムと呼び[1]「詩人の職場(Tsekh poetov)」と称して1909年から1917
ミハイル・ネステロフの絵画 「若きヴァルフォロメイの聖なる光景」 (1890年) しばしばロシア象徴主義の幕開けを告げたと見なされている美術作品の1つ。 ロシア象徴主義(ロシア語: Русский символизм)とは、19世紀末から20世紀初頭のロシア帝国において支配的だった芸術運動。ヨーロッパの芸術界における象徴主義運動のロシア版であるが、その美学や思想が文学や詩に限らず、美術や音楽、舞踏にまで波及した点において、他国にはない特異性が見られる。 ロシア象徴主義運動への根本的な影響は、フョードル・チュッチェフの詩やヴラディーミル・ソロヴィヨフの哲学における非合理主義(反理性主義)の美学や神秘主義であり、これらにリヒャルト・ワーグナーの楽劇や、アルトゥール・ショーペンハウアーとフリードリヒ・ニーチェの思想、フランスの象徴主義や頽廃主義の詩人たち(ステファーヌ・マラルメやポール・ヴェルレ
日本現代詩歌文学館(にほんげんだいしいかぶんがくかん)は、岩手県北上市にある日本で唯一の詩歌専門の文学館。事業主体は北上市。管理・運営は日本現代詩歌文学館運営協会。 明治以降の日本の詩・短歌・俳句・川柳の書籍(作品集、評論集、研究書など)や雑誌など、詩歌に関連するものを、作者の有名・無名を問わずに収集、保存し、閲覧に供しているほか、テーマを設けた年間展示や井上靖の記念室、俳人山口青邨の移築した居宅を見ることが出来る。また、1986年より詩歌文学館賞を設立。以降毎年、詩・短歌・俳句3分野それぞれに表彰を行なっている。 初代名誉館長は井上靖(小説家)。初代館長は太田俊穂(郷土史家)、二代目扇畑忠雄(歌人)、三代目は篠弘(歌人)、現館長は高野ムツオ(俳人)。 分館[編集] 次の分館が設置されている。 日本現代詩歌研究センター 北上市本石町二丁目5-60 山口青邨宅・雑草園 北上市本石町二丁目5-
ひらひらと舞う可愛い毛 聖母マリアの糸遊よ おまえの住みかは澄んだ空 おまえの行く手は広い道 果物畑に舞い降りろ 川面や土手を飛んでゆけ ひらひらと舞う可愛い毛 聖母マリアの糸遊よ 小さい山羊や羊飼い まっすぐ立ったポプラの樹 古いお城に古い宿 おまえが飛べばみな笑顔 ひらひらと舞う可愛い毛 . . . 本文を読む
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