千葉県松戸市教育委員会は7日、市立小の給食調理員が今年1月、材料として予定されていなかった牛乳を誤って料理に加えた結果、男子児童1人がアレルギー症状を訴え、病院に搬送される事故があったと発表した。 男児は軽症で翌日退院したが、市教委は7日付で女性主任調理員(59)を減給2か月(10分の1)、女性調理員(42)を戒告の懲戒処分にした。 発表によると、今年1月25日、豆乳を使ったスープスパゲティを調理した際、主任調理員が「おいしくない」と指摘し、冷蔵庫にあった牛乳パック(200ミリ・リットル入り)60個分を混ぜ入れた。給食を食べた児童のうち、牛乳アレルギーを持つ低学年の男児が食後、呼吸困難などの症状を訴えた。